6600万年前……ぼくは恐竜だったのかもしれない
くすのきしげのり作 CAN絵
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刊行日 2019/10/19 | 掲載終了日 未設定
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内容紹介
「とうさん、ぼく おおきくなったら、とうさんみたいに なりたい」 ドラコレックスの家族を通して描く「恐竜の絶滅」と「親子の愛」の物語。
恐竜が大好きな子どもたちが一番知りたい「絶滅」をテーマに親子の愛を伝える珠玉の絵本。 文は『おこだでませんように』(小学館)などの作品で知られる児童文学作家・くすのきしげのり先生、 絵は現代版水墨画と呼ばれる筆で恐竜を描く新進気鋭の画家・CANさんが手掛けます。 作品には、ドラコレックスやパキケファロサウルス、ティラノサウルスにケツァルコアトルスなど、 たくさんの恐竜が登場! ハラハラしたり、ドキッとしたり……。 巻頭・巻末には、恐竜をよく知らないお父さん、お母さんも一緒に楽しむことができる「恐竜探し」や、 遊んで学べる全国おでかけ「恐竜博物館情報」も掲載♪ 子どもと一緒に読み終えたあと、きっと恐竜展を見にいきたい気持ちになる一冊です。
おすすめコメント
『6600万年前……ぼくは恐竜だったのかもしれない』の「恐竜ぬりえ」シートを公開!
子どもたちに楽しんでいただければ幸いです。
https://www.chigakusha.jp/2020/03/207/
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・発送の都合上、国内在住の方が対象となります。
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出版情報
ISBN | 9784073411109 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
科学の知識として、巨大な隕石の衝突と恐竜の絶滅について、冷静に知っているつもりだったけれども、不意打ちを食らったような衝撃。
もしかしたらこんな感じに心を通わせて、家族の単位で暮らしていたのかもしれないし、私も6600万年前なんらかの恐竜だったのかもしれない。そこからの輪廻転生....
子どもたちが読んだら、何度も読み返すだろうし、ものすごくお気に入りの一冊になるこでしょう。そして読んだ人全てが恐竜展にも行きたくなることでしょう。
すごい視点で、斬新な切り口で親子愛を描いたな、と感じました。その涙は本当に6600万年前の思いから来てるのか、父の愛情あふれる言葉から来ているのか。生者必滅、栄枯盛衰。本能のどこかに刻み込まれたものがあるのかもしれない。恐竜に娘ももう少し興味を持ってくれたらいいんだけどな。#NetGalleyJP
「恐竜の本!」と言えば、誰もがこの本を思い浮かべる、心に残る一冊の絵本です。
迫力満点のイラストから、恐竜のかっこよさ、凶暴さ、怖さは、十分に伝わります。
少年に戻った気分で、熱くなりながらページをめくっていくと、絶滅してしまう流れに。
バッドエンドなのか…。そう思った矢先、最後の展開に大人の私も、心も持っていかれました。
子どもに読み聞かせたい。絶対にしたい。自分の声でこの絵本を読み聞かせたい。
これは間違いなく読み継がれる名作です。
これは……人ごと(恐竜ごと?)じゃない!?
ほのぼのした恐竜物語と思いきや、あっと驚く展開!!これは……人ごと(恐竜ごと?)じゃないかもしれない。今、読んでおきたい絵本。恐竜のふり見て我がふりなおす絵本ですね。ラストもじんわり。
人がこの世に生まれてくる際に経験する生物の歴史
圧倒的な肉食恐竜!
親子で暮らす草食恐竜のピンチだ!
そこに何も前触れもなく、巨大隕石が地球に衝突してきた。
津波が発生し、火山が爆発して、恐竜たちに襲いかかる。
雨霰のように降り注ぐ火山石についに覚悟を決めた。
守るのはいつでも家族である。
人類の歴史は、地球生物の歴史に比べれば、驚く程ちっぽけである。
ちっぽけではあるが、人間は胎児の時期に、その歴史を全て経験してくると聞いたことがある。
魚は陸にあがり呼吸を変えた。その時の苦しさを経験すると言う。
もしかした恐竜時代の記憶も残っているかもしれない。
きっとその記憶を辿れば、守るべき存在を思い出すだろう。
親子の化石のように、布団に丸まりながら、子どもたちに読み聞かせをした。
その瞬間が6600万年前の記憶かもしれない。
本が好き!倶楽部
せいちゃん
クライマックス前の恐竜の絵は名作!
物語は意外な展開ですが、温かみのあるCANさんの恐竜たちだからこそ、リアル度が増しています。
こどもはこの絵本に込められた親の思いを、素直に受け止めてくれることを期待します。
親子愛のみならず輪廻転生をも取り入れたビッグサイズな絵本です。
恐竜にも感情があるのかな?
まるで人間みたい。
絵本特有の世界は、こどもに夢を与えてくれます。恐竜親子の仲睦まじい姿を見て、自分達の姿を重ねるかもしれません。
しかし、悲劇は突然起こります。
地球に隕石が落ちて、恐竜達は滅びてしまいます。
恐竜の父親が身を張り、家族を守るシーンが非常に印象的でした。
恐竜のみならず、人間の親子も愛を感じる作品でした。
恐竜の親子の様子、愛溢れる感じが現代とリンクしてとても良かったです。
恐竜のタッチやリアル感、当時の地球の様子も子供にも伝わりやすいと思います。
途中の悲しい描写、事実、傷ついた恐竜など、年齢によって思うこと、感じ方はあると思いますが、我が家(7歳、5歳)には、史実に興味を持つきっかけになりました。
6600万年前の恐竜の日常、そして異常気象による種の絶滅から話は始まります。
大きくて怖いもの知らずでタフな生き物。それが私のイメージする恐竜でした。でも、この絵本にでてくる恐竜のお父さんは体をはって家族を守る優しい生き物でした。
どの時代のどんな生き物も家族の絆は温かく、命はつながっていると感じさせてくれる深いテーマの絵本です。
また恐竜の生をたどることで、気候変動について親子で考えるきっかけにもなりそうです。
『あっ!』
絵本ではなかなかない
胎内記憶もふくめた斬新なお話し。
家族全員が持っているというのは
驚きですがそこも面白くて
こんな体験をしてみたいな
と感じました。
壮大な視点で捉えた独特な世界観を
楽しめます。
お話の内容はほんわりですが
絵は力強く勢いがあるようにみえて
私は少し違和感を感じますが
素敵な絵本でした。
「うん。だいじょうぶだ! とうさんがまもるからな」
恐竜たちの物語か、人間の記憶か。
迫力のある恐竜の絵に、恐竜の世界に私たちがお邪魔しているよう。
6600万年のいのち・家族の繋がりに想いを巡らせ、親子で読みたい本です!
なんだか変わったタイトルと絵の雰囲気だなぁと読み始め、なんだか巻き込まれるように恐竜のいる時代にタイムスリップ!
そして最後まで読むと、「6600万年前...ぼくは恐竜だったのかもしれない」というタイトルがジンと胸アツなものに変わりました。
絵も何ページか見ていくにつれ、動きを感じるようになり、新鮮さを感じました。
水墨画のような恐竜の絵にひとめぼれしました。
恐竜ファンにはたまらないドラコレックスが主役で、とにかくかっこいい!
CAN さんがTwitterで色をつけている様子も拝見していたので、出来上がったものを見るとこれ以上の出来はないだろうというくらい絶妙な色の付け方で恐竜の気持ちや隕石の恐ろしさがダイレクトに伝わってきました。
個人的には肉食恐竜を引き付けて走るお父さんの後ろ姿の疾走感が好きです。あと美味しそうに草を食べる竜脚類の歯がデンタルバッテリー?とか、時代や場所に合わせた恐竜のチョイスとか、あれはニコ?とか恐竜ファンをワクワクさせる作りには大満足でした。
ただの恐竜の話かと思いきや、そうくる?というラストのどんでん返しはこれから恐竜ファンを増やすにはもってこいの展開でした。
ああ、私も恐竜博物館にいきたいです。
私も恐竜だったかもしれないとご先祖様を探しにいきたいです。
絵本の読み聞かせにも使わせてもらいますね。
●「めぐりめぐって・・・・・」
あは、タイトルとそこがかぶるのか!!
壮大なロマンであって
本当にロマンチック。
今一緒に過ごしている家族もそうだったらいいのにな(笑)
絵が非常に独特で、特に恐竜の反応が
すごく、インパクトがあってよかったです!
くすのき先生の『おこだでませんように』が好きで、今回も期待しながら読みました。
恐竜の家族愛から、人間への生まれ変わりを思わせる意外な展開と、
「とうさんがまもるからな」という力強いセリフが涙腺を刺激します。
躍動感と迫力のあるリアルな恐竜の絵にも引き込まれ、繰り返し読みたくなる作品でした。
恐竜の迫力、スピード感ある絵が圧巻です。 6600年前に地球に隕石が落ち、突然何が起きたわからず、恐竜たちが逃げ惑う場面は、臨場感にあふれています。
恐竜たちから人類へと引き継がれている親子の情愛の物語は、子どもたちの心に響くでしょう。たくましく、頼りがいのあるお父さんは、子どもたちの憧れなのですね。
くすのきしげのりさんに惹かれて読みました。
こちら、小さな男の子向けなのかと思ったら、
ロマンあふれるお話しでした。
わたしが好きなくすのきさんの作風(リアルな子供たちの心情が描かれた作品)とはまた違いましたが、
歴史ロマンなどに胸ときめく人にはグッとくるかも!と思いました。
深い解釈だけど、今はなき恐竜や過去の人々、御先祖さまもみんな実はどこかで繋がっていたんだよって言われてる気がしました。
天敵や天災から子ども守る、何があっても守るという親の気持ちは、生物の種を超えて受け継がれているのかもしれないと感じさせる絵本です。
恐竜のことを描いていますが、読んでいると身近で災害が起こったときを想像し、親は必ず子どもを守るんだ、という決意が子どもに伝わるように思います。
ただ、『おこだでませんように』のファンとしては、ちょっと作風が違うなと感じました。
また、父親が強く母親は弱いというジェンダーの描き方がされているので、その点については保護者が補足するする必要があるなと思います。
恐竜が滅亡した時代のことを描いたものなのですが、絵がおもしろい
アップの恐竜の顔がすごく切なかったり、隕石から逃げまぐる姿が悲しかったり
情報として、恐竜が滅亡したのは地球に隕石が落下したからだとか知っているのと
このような物語で読むのとは違うのがわかった
いい作品だし、子供は読むべきだと思う
自分たちも昔は恐竜だったのかもしれない、というタイトルの意味が分かってくるのは、話の最後の方でした。そこに繋がるまでが、意外です。斬新とも言えるかもしれません。恐竜のアップのシーンなど印象的でした。お子さんが読む場合は、ショックをうけることもあるかもしれませんので、大人の方がファローしてあげてください。
筆という独特のタッチで描かれた恐竜たちに命が吹き込まれ、
その瞬間にタイムスリップしたかのような気持ちになりました。
3歳の娘は、ティラノサウルスの顔面に恐怖を感じ、怖い〜と絵本から遠のくほど。
絶滅というネガティブな題材のようにも思えますが、
その瞬間があったから今があるということ、
家族という存在の大切さ、そのぬくもりを感じられる1冊でした。
恐竜家族のあったかい話でした!強い敵に立ち向かうお父さんがすごい!!人間も後から出てきてかぶるなぁと思いました!すてきなお話をたくさん生みだすくすのきしげのりさんがすごいです!今回の作品もすてきでした!!!!!!
遥か昔、地球上に沢山生息していた恐竜たちが、隕石の衝突によって絶滅していったという事は知識として知っていたけれど、その恐竜たちに心があり愛する家族があったという事を想像してみたこともなかった。愛する家族を命に代えても守るという感情を恐竜も持っていたとしたら、隕石衝突と地球環境の変化への見方が変わる気がします。「だいじょうぶだ。とうさんがまもるからな」の言葉に何故か涙が出たのは前世の記憶なのか?子供にも大人にも心に響くものがある作品だと思う。恐竜好きの男の子だけでなく家族で読んで欲しい絵本です。
恐竜の親子から学ぶ親子愛、家族愛。
家族・子どもを想う気持ちは、時代や生き物の種族を超えても通ずるものがあるのだと感じました。
6600万年も前から現代に至るまで続く、変わらぬ父の深い愛情に心がじんわりと温かくなります。
自分の大切な家族と読みたい、そんな1冊です。
6600万年前と現在が繋がるなんて。リアルで迫力ある恐竜で親子愛を描くとはビックリです。もしかしたら、人間にも突然、破滅の時が迫るのかもしれません。その時は、お父さんが家族を助けてくれるのでしょうか⁈
6600万年前……ぼくは恐竜だったのかもしれない
くすのきしげのり 主婦の友社
迫力のある絵は、水墨画なんですね。ビックリ。
登場する恐竜は、ドラコレックス。
今まさに 隕石が降ってくる 大絶滅のとき、頼もしいお父さんに感動です。
かなり小さい子向きの絵本、家族で見てね!
ドラコレックスの化石は一体だけ見つかっています。
その頭骨が、あまりにも伝説や「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる西洋の竜(ドラゴン)のそれに酷似していたので「ドラコレックス・ホグワーツィア」と命名されたそうです。
父親のひざに抱かれてこの本を読んでもらえる子は、幸せだなぁと思いました。
そんなことを想像することさえできずに大人になり、親になって、自分がキライなあの頃の親になってしまいそうだと苦しむ人も、こんなシンプルな気持ちを自分の中に見つけられるといいなぁと思います。苦しくても。
恐竜の親子が敵から逃れたり、火山の爆発から逃れたりするとき、いつも父さんが守ってくれました。
そんな本を読んでいた僕は、実はその恐竜の生まれ変わりじゃないかと思ったのです。
どんなことがあっても守ってくれる両親がいるから、僕は安心して毎日を暮らせると思ったのです。
恐竜だって、人間だって、同じなんだ!!
ちょっとリアル感のある恐竜の絵。『あっ!』や『!!!』となる場面では劇画的でシリアスな状態なのに思わず笑ってしまう。絶滅の危機に直面した時の恐竜のお父さんの勇姿がラストでは思いもよらない方向へ。家族を愛し、身体を張って守るお父さん。お父さん、頑張れっ!とエールを贈りたくなる。
6600万年前からおとうさんはかっこいい!
肉食恐竜から妻と子供を守っておなかいっぱい食べさせてあげようとするお父さん恐竜。
隕石から妻と子供を守るお父さん恐竜。
そして現在、妻と子供をいろんなものから守ってくれるお父さん!
進化はしたもののお父さんの姿は変わらない。
ぜひお父さんに読み聞かせしてほしい絵本でした。
シンプルな絵本だけれど、あっというどんでん返しがあり、絵本もなかなかあなどれないなあと思いました。
くすのき先生の絵は、なんというかいい感じで単純だけれどもなんだかぐっとくる気がします。コテコテの派手な絵よりも断然いい。
「僕達は、きっと遠い昔から、家族だったのかもしれない。」
正直、くすのきさんの最新作で期待していたので、とても残念でなりません。
まず絵が子供達の心に届くかどうか。
タッチが今の子供達に合っていない気がします。
そして内容が恐竜好きの男子にも恐竜に全く興味がない女子にもなかなか受け入れられにくいと思いました。
そもそも恐竜と父親像を結びつける必要があったのでしょうか・・・
力強い線に原始的な色彩で描かれた恐竜のイラストが印象的。
あまり絵本では見かけないタッチでインパクトがあります。
絵を描いたCANさんは「恐竜画家」なんて面白い肩書きをお持ちなんですね。
絵本作家じゃなく、恐竜を描く方。だからか、イラストからも恐竜への愛があふれ出ています。
きっとそれは、読んでいる子どもにも届くはず。
恐竜が出てくる絵本、というよりも、恐竜のための絵本という感じ。
恐竜のことが好きで、勉強をしている人はたくさんいるだろう。好きでなくとも昔恐竜がいて、大きな変化の中で絶滅してしまった事は知っている。そこから「ぼくは恐竜だったのかもしれない」と想像力を働かせる人はどれくらいいるだろう。
今以上にダイナミックな変化があった6600万年前。恐竜の立場で想像してみると、遠い遠い昔の話ではなく、より身近なことに思えてきた。そしてその想像は、単に恐竜がいた時代に思いをはせるだけでなく、相手の立場になってみるという事も伝えてくれた。怒涛の展開に笑い、まさかの結末にちょっとほろり。素敵なたらればだなーと思う。
予期せぬ出来事に立ち向かうお父さん恐竜。家族愛ある行動に驚いた!ぜひ親子で読んでほしい作品です。
6600万年前の恐竜の時代、恐竜の世界にも家族があった。
そこで起こった、まさかの出来事!
そこに立ち向かうお父さん恐竜。
お父さん恐竜の心からの行動が
父親としての私の心に響く。
恐竜を通して、父親としての役割を考えさせられました。
躍動感ある恐竜のイラストが心をさらに動かします。
親子で子供と一緒に読んでほしい絵本です。
本が好き倶楽部@のり
息子の恐竜ブームの扉を開いた1冊!
恐竜好き男子は多いものの、大人しい息子3歳が恐竜好きになる事はないだろうと思っていた。
実際、家にある恐竜図鑑にもあまり興味を示していなかった。
しかし、ある日父親が買ってきたこの1冊で息子の世界は変わる。
読んでいるうちに、どんどん引き込まれていく息子。
隕石が落ちてきて絶滅した、という流れがとても衝撃的だったようだ。
今では毎日恐竜、どんどん名前を覚えていって楽しそう。
息子が好きなものに夢中になる姿はみていて嬉しい!
恐竜に出会わせてくれたこの絵本に感謝!!
私個人の感想としては、読み終わって衝撃を受けた!
ただの恐竜絵本と思ってなめててごめんなさい!うるっときちゃいました!
これは感動します、こんな親子愛、ずるいぞ!!
これは親子の物語、心して読んでください。
読んで良かったと思える1冊でした。
思いは滅ばない!お父さんの家族を思う気持ちが、時代を越え種族を越えて、どーん!と伝わってきます。今度博物館に行ったら、お気に入りのあの骨格標本に声をかけようと決めました。「ぼくも、お父さんみたいにがんばるから!」ってね。
恐竜の時代から何世紀をも越えて受け継がれる家族の愛。例え命が滅んでも、愛だけはずっと変わらないで続いていく。その確かさに涙がにじみました。私が今ここにいるのは、父と母から愛され守られてきたからだと改めて思い、すぐに両親に「ずっとずっといつもありがとう」と伝えたくなりました。お父さんとお母さんと家族みんなで読んでもらいたい絵本です。
歴史は必ず繰り返される。
今も昔もこの概念は変わらない。
何年前でも何千年前でも何万年前でもだ。
それは歴史が物語る史実なんだ。
生まれた我が子を抱いた時。
「この子は何があっても守る」と同時に湧き上がる感情に気づいた。
それは「生きねば」だった。
種の保存のためかDNAに組み込まれた“何か”かは分からない。
でも親が子を守るといった能力は目の前の命と対峙した時、はじめて発動するものだと確信した。
昨今、親が子供を殺すといった目を塞ぎたくなるようなニュースを見るたび自分の中にある“何か”がうずく。
それは親である以前に、人間としてかもしれない。
その何かの感情は人間でも動物でも変わりゃしない、っと信じたい。
それが恐竜だって一緒さ!っと信じたい。
だからこそ、ぜひ声に出して子供と一緒に読んでほしい。
読み聞かせたい、そして読んであげたい。
家族の前で大きな声で私はいう。
「パパがまもるから!」
くすのきしげのり先生の『おこだでませんように』が好きで、本書も期待して読みました。
「6600万年前…地球に隕石が衝突して恐竜たちが絶滅した」色々な意味で恐ろしいこの事実が、現代にこんなにも家族愛あふれる物語として読めることを嬉しく思います。
「命」は恐竜たちの時代から、脈々と輪廻転生を繰り返してきたのかなと考えると、何だかワクワクするし、死ぬのも少し怖くなくなるような気がしました。
恐竜の絵は、最初に読んだ時は迫力満点で少し恐ろしかったのですが、もう一度読み返してみると、とうさん・かあさんは、子供を守る優しい顔をしていて、微笑ましくなりました。
「しんぱいするな。とうさんがいる」なんて優しく頼もしい言葉なのでしょうか。
過去も未来も、誰かを守る愛は、ずっと存在し続けているのかもしれません。
とても心が温かくなりました。
次に恐竜博物館に行った際は、また違った視点で楽しめそうです。
子どもはみんな大好き!な恐竜の絶滅を、
仲良し恐竜親子が隕石に襲われるという衝撃的なシーンで描いた絵本。
読んでいて、え、死んじゃったけどこの先どうするの?と思わず引き込まれてしまった。
これはともすればかわいそうすぎて泣き出す子が現われるんじゃないのかな、と心配になるも、
ラストの予想だにしないどんでん返しで、
ご両親のお子さんへの思いを全部お子さんへ伝えてくれるお話に早変わりした。
全部持っていかれました。こんな親子愛の描き方はズルい!
いつの時代でもどんな時でも、お父さんはヒーローだ。
そして、思いは滅ばない、と大人も勇気づけられる1冊。
世の中に恐竜の本は数あれど、こんなにも感情移入出来る物語はあったでしょうか。
かつて、この地球上で繁栄を誇った恐竜たちは、隕石の衝突により滅亡したとされています。
そんなことは知ってるわい、と思われたそこのあなた! 今まで恐竜側の立場に立って滅亡の時を想像したこと、ありましたか?
私は、ありませんでした。
かつて、私のいるこの場所を闊歩していたかもしれない恐竜には、愛する家族がいたかもしれない。
弱肉強食の世界で、自分以外に守るものがあったのかもしれない。
その恐竜は、私の遠い遠い先祖かもしれない。
この絵本を読んだ後、恐竜は、はるか昔の得体の知れない大型の生き物ではなく、私たちと同じように生活を営んで生きていたのだと、大きく認識が変わることでしょう。
博物館で化石や骨格標本を見るとき、生前の彼らを深く想像するようになるかもしれません。
今までにない視点で恐竜を描いた名作です。
頼りがいあるお父さん恐竜、優しいお母さん恐竜、そして可愛い子ども恐竜。
幸せな恐竜家族のお話かと思いきや、なんと早々に絶滅してしまったではないか!
突然、世界が暗闇に変わる展開に驚いていると、舞台は一転して現代へ。
そこには、お父さんの頼りがいある言葉に、勇気づけられるお母さんと子どもがいた。
そう、ここに描かれているのは、現代に生きる人間の家族愛だったのだ。
太古の昔からなにも変わらない、親と子そして家族の愛。
何百年経とうとも、安心とは愛され、そして愛する者がいることで得られるものだ、ということを思い出させてくれる。
読めばそこには、驚きと感動が待っている。
子どもだけではなく、すべての大人におすすめの一冊だ。
恐竜の家族愛を、水墨画の力強いタッチと優しい色合いで描いている作品。
絶滅時に起きた現象を言葉ではなく、逃げる様子や倒れながら血を流す姿で表現していて、誰が読んでも分かりやすい。
隕石によって絶滅させられた恐竜達は、まるで地震の津波で逃げられず、流されてしまった人々のようで、胸が締め付けられた。
寄り添いながら化石になった恐竜の家族は、
あたりまえの日常は突如奪われるかもしれないという恐怖と、死は必ずしも孤独ではないことを私たちに教えてくれる。
こんなに父親がカッコいい絵本はない!
今までにない迫力のある恐竜のイラストと絶滅時を舞台にした家族愛の内容も新しく親子で楽しめる一冊です。
恐竜探しも楽しく何度も読み返しています。
普段は母親が絵本を読んでますが、この本は父親と一緒に楽しむ本だと思います。
恐竜のぼくとお母さんはお父さんに守ってもらって何とか食事にありつける日々を送っていた、ある時お父さんは身を呈して家族を守ろうとしますが…
はるか6600万年前の恐竜の世界、そんな昔からお父さんは家族を守ろうとしていたのかなとロマンを感じずにはいられません。
私も自分自身が母になり、心身ともに弱いと感じていた自分が子どものためなら何でもできると思っています。
子どもが病気して何度も入院し、寝ずに看病して仕事に行き、また病院でもほとんど眠れずでも体調を崩すことなく過ごせた時に意外な自分の強さに驚かされました。
だからお父さんの家族を守る気持ちに熱く共感して感動しました。
私の恐竜好きの息子も目をキラキラさせて読んでいました。読み終えたあと、12歳の娘は私は生まれる前は何だったのかな?とこれまたキラキラした目できいてきました。そんな子どもたちが更に愛おしくなります。
家族だけではないと思います、大切な人、守りたい人がいるあなたに是非読んでほしいです。
深夜、家事を片付けて子供たちが寝ている布団に潜り込む。
彼らが温めてくれた布団の中は心地よい。
横になって子供たちの無垢な寝顔を見ながら、その日子供たちと話したことを思い出す。
今日は学校で防災訓練があったらしい。
もし一緒に避難できない時は、近くの小学校に避難して待っていようと約束した。
もしもお母さんが一緒にいなくても学校で待っていたら、お母さんは必ず迎えに行くからね。どこに避難してても、絶対に迎えに行くからだいじょうぶ。
絶対にと力を込めて話す間、子供たちは見たことのない神妙な顔をしていた。
そういえば私の父も、何かあった時の避難場所を教えてくれながら、「絶対に迎えに行くから待っていろ」と言っていた。
あの時私は父の言葉になんとも言えない力強さを感じて、もし一人になっても、父を信じて待てると思った。
多分父も、その父も、そのまた父も、きっと同じように力強い言葉で、子供たちを家族を安心させていたのだろうか。
私たちは、太古から続く、このDNAの一番最初の鎖が繋がった時から、ずっと守られていたんじゃないか。
「6600万年前…ぼくは恐竜だったのかもしれない」
この絵本に込められたメッセージは、親が子を思う強い気持ちだ。
恐竜が絶滅したあの時、親は子を生かそうとしていたはずだ。
無念にも守れなかった命は、どこかの生態系に組み込まれ、その愛の記憶はしっかり今、私たちに組み込まれている。
今夜私が子供たちに向けて約束した言葉は、
私だけの言葉でなく、太古の昔から、もしかしたら恐竜だった時代から発せられた言葉が積み重なったものかもしれない。
きっと、子供たちが大人になって、その子供たちにも言い聞かせるのだろう。
「絶対に待っていろ」「絶対に守る」「だいじょうぶ」と。
その時、彼らの言葉には、私の声、父の声、そのまた父の、先祖の、恐竜だった時の声が重なって聞こえるだろう。
私たちが恐竜だったときから続く、記憶の声が。
ものすごい迫力、ぜひ実際の本を手に取ってもう一度読みたい。恐竜図鑑に夢中な子どもたちに手渡してみたい1冊です。こんな状況を考えて恐竜の絶滅を考えたことがあっただろうか?斬新でシンプル、でも訴えかけてくるパワーがものすごい。
ぼくは恐竜だったのかもしれない....って?この絵本はタイトルから想像できない大きなスケールの物語です。勢いのある筆タッチの絵はカラーと白黒を効果的に使い分けていてドラマチック!恐竜家族の会話のやりとりで物語がどんどん進んでいく新タイプの恐竜本です。
恐竜好きな子どもたちは、本当に本当に恐竜が好きです。
でも、図鑑しか手に取らない子どもが多いのですが、これは絵本なのでストーリーがあり、あっと驚かせてくれて、さらに心に響きます。
恐竜好きの子どもたちに紹介したいです。
絵のタッチは面白い。「あっ!」がびっくりする。
全然本質的じゃないけど、ドラコレックスの顔の形的に肉食恐竜だと思い込んでいたら草食だった。
人間の親子と繋がるところは、それがこの本のメインテーマなのかもしれないけれど、正直余計かなあと思ってしまった。恐竜の話だけでいいのに。
読み終えてほろりと涙がこぼれ落ちました。
恐竜絶滅・災害・家族愛、今の時代だからこそ親子で読んで欲しいと思いました。
出来れば普段お忙しいパパの温かいお膝に抱かれて。
恐竜たちの表情もとても心に残る作品でした。
恐竜のお話かと思えば、読み進めていくうちに家族のお話だと気づかされます。6000年前も今も変わらず父親は家族を守りたくましい存在であることが長い年月とともに感じられる作品でした。途中墨のような絵になる時が一番状況が変化する場面で用いられていると思いました。怖くなるシーンなのですが突然タッチが変わるので驚きが大きいです。そのような演出も面白いなと思いました。ただ場面転換の唐突感は否めませんでした。
他の作品よりも絵やコマ分けが特徴的であった。作品は主に家族愛が描かれているものであるが、過去と現在がリンクしていることを理解することが重要であると思う。この作品から家族の存在について考えさせるきっかけを作り出していきたい。
驚きの場面の挿絵はかなり驚いている感じがあったので、読み手も驚きました。
「お父さんが守るから。」というセリフから、恐竜時代も家族として生きていたかもしれないと感じたお母さんと息子でしたが、何よりも家族愛を感じました。
まずは家族というコミュニティから始まるということがわかる作品だと思います。
恐竜好きの子は、必見!CANさんの描く力強い恐竜たちがたくさん出てきます。
そして、恐竜の物語かと思って読んでいくと、実は深い家族の物語でした。
この本は、ママではなく、パパに読み聞かせをしてもらいたいです。
この話は、恐竜に託してお父さんにスポットを当てた話のような気がする。近年、どんどん家の中で権威の落ちているお父さんだが、家族を守るためにいっしょうけんめい。妻や子供はそんなお父さんを見て頼もしく思う。そして、お父さんの家族を守るという言葉を聞いて涙を流す。ずっと昔に聞いたような気がするからだ。そんなお父さんにもっと尊敬の念を持って欲しいと思うのだが。
遠い時代の恐竜親子の食事の様子がリアルに描かれていて、動物もののように読みすすめていくが~恐竜と人の記憶がリンクするところはとても面白かったが、進化を考えるとちょっと謎でもある。
父と母の役割の描き方が少しステレオタイプかもしれないが、家族として考えればこれもありなのかなと思う。
CANさんの絵に惹かれて。想像した以上にパワーのある絵に射抜かれました。ドラコレックスの親子の絆の強さ、愛情の深さ、揺るぎない家族愛に誰もがこうありたい崇高な形を見るでしょう。絶滅した恐竜と現代の自分たちの繋がりが見えるのも、壮大な時間を内包した物語だからでしょう。
甥が恐竜好きなので、読んでみようと思った。
CANさんの迫力があり過ぎるほどの絵にビックリ! 初読みの作家さんで、他の作品も読んでみたくなり、検索。男性だと思いこんでいたら、若い女性で、またビックリだった。
お話の方も、恐竜家族の互いを想い合う姿が素敵だと思っていたら、ラストの展開に驚かされた。タイトルの意味もわかり、胸が熱くなった。
もう少し大きくなったら甥へのプレゼントにしたい。
#ぼくは恐竜 #NetGalleyJP
読んでまず思ったのが、「輪廻転生」「巡り巡るものだなー」ということでした。
タイトルから「哲学的な絵本かな」と思ったのですが、内容は優しさあふれる家族のお話。ちょっとびっくりしました。
なんといっても、お父さんがたくましい。これは父の日におすすめしたい、と思った絵本でした。
恐竜を自分に、絶滅を事故や病気や戦争などに置き換えて読むと、絵の迫力やスピード感に抗えない自分の無力さに絶望するのを克服はできなさそうですが、それを頭の隅っこに入れて置く努力にこの絵本が役立つなと思いました。
このタイトルと表紙の絵で、この本の内容を想像できたでしょうか!
この絵本をどんな気持ちで手にとったとしても、おそらく、それぞれ言葉にならないエンディングを迎えることになりますね。恐竜?興味がないなぁ・・・そんな、わたしでしたが、 意表を突かれ思わず涙。
なんで、恐竜の話に泣いてるの?自分にツッコミを入れる余裕もない。
途中までのややコミカルな印象は、わたし側の恐竜というものへの、少しの拒絶、少しの距離感で、恐竜の親子の表情がわからなかったからかもしれません。
それが、じわじわ、そして、ドーンっと、一瞬に、くすのきしげのりさんの伝えたかった熱い思いが胸に満ちる時が来ます。文楽か人形劇のよう。はじめ違和感のあった、デコやパペットたちが最後には人そのものに感じてしまうみたいな。心が通じる瞬間。無表情に見えていた恐竜の家族に暖かな絆がみえる。強く優しい笑顔がみえるのです。
これは、普遍の愛の物語です。
絵のインパクト、ストーリー構成。それを支える、あたたかで、強いおもい。
素敵な絵本との出会いをありがとうございました。
6600万年前の恐竜たち、もしかしたら、恐竜たちは自分達の祖先だったと考えると、ロマンに溢れ、思わず興奮してしまいました。巡り巡って、こうやって命が繋がっている事に感謝しないと。親としての役割は時代を超えて、種を超えても同じなのでしょう。CANさんの現代版水墨画の絵がより迫力を増して、心に染み入りました。
絵がとても迫力があり、かっこいいと感じた。また、家族の繋がりや絆ということを考えることができるなと思った。恐竜のことを題材にしているため、男の子向けであると思った。恐竜好きの子どもにはとっておきの作品であると感じた。