老虎残夢

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刊行日 2021/09/14 | 掲載終了日 2021/09/13

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内容紹介

第67回江戸川乱歩賞受賞作!

「名だたる武俠より一人を選んで奥義を授ける」そう言い残して冷たくなって発見された最強の達人・梁泰隆。
侵入不可能なはずの湖上の楼閣で、傍らには毒杯、胸には匕首。残された弟子・蒼紫苑は師の仇討ちを決意するがーー。

第67回江戸川乱歩賞受賞作!

「名だたる武俠より一人を選んで奥義を授ける」そう言い残して冷たくなって発見された最強の達人・梁泰隆。
侵入不可能なはずの湖上の楼閣で、傍らには毒杯、胸には匕首。残された弟子・蒼紫苑は師の仇討ちを決意するがーー。


出版社からの備考・コメント

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そのため、下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
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おすすめコメント

江戸川乱歩賞では珍しい本格ミステリで、百合展開あり、密室あり、孤島ありと、盛りに盛った設定にもかかわらず破綻がありません。選考委員の綾辻行人さん、京極夏彦さんが絶賛された新人の登場は必見です!
――担当編集より

江戸川乱歩賞では珍しい本格ミステリで、百合展開あり、密室あり、孤島ありと、盛りに盛った設定にもかかわらず破綻がありません。選考委員の綾辻行人さん、京極夏彦さんが絶賛された新人の登場は必見です!
――担当編集より


販促プラン

読み終わりましたら、適したメディアやお持ちのSNSに
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ぜひ多くの方に本を拡げ、本書を応援いただけますと嬉しく存じます!

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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★★★★

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恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い...


出版情報

ISBN 9784065245620
本体価格 ¥1,700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

南宋時代の武侠たちが登場人物、と聞くと苦手な人もいるかもしれません。ところが、孤島の密室で起きた事件の犯人探し、という本格ミステリとして楽しめたのは、主人公のおかげでした。盛りだくさんな情報量ですが、その意外性のおかげで、この重厚感も苦にならず読めました。歴史に詳しい人は、そちらの部分でも楽しめそうですね。

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特殊設定の、今までに出会ったことのないミステリー小説。
舞台は中国。
武俠✕百合✕ミステリーという新鮮な内容とともに、ミステリーとしてもしっかりと結末で唸らせてくれる。
中国の雰囲気も上手く描けてて、その世界観を堪能できる。
次作が楽しみな作家さんである。

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舞台は宋代の中国。18年ぶりに再会した雪の晩に孤楼で死んだ師父。
クローズドサークルに加えて、容疑者は足跡を残さず移動できるという特殊設定は意欲的て面白かったが、選者のコメント通り、主人公の同性愛の設定同様、あまり活きなかったのが惜しい。読後にタイトルの意味が沁みる。

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中華武侠+百合+館ものミステリとくれば、意外な組み合わせなれどこれ絶対面白いやつ!となることでしょう。
武術の後継者を決めるために名うての武侠三人が集った雪と湖に囲まれた館で、師父の死体が発見された。
謎を解くは師父のもとで修業を積んだ少女。
謎を解く少女の冒険は、やがて壮大な歴史ロマンへと至り、そして驚きと共に明かされる真相まで怒涛の勢いでなだれ込んでいきます。
武侠もの、というと馴染薄い読者もいるかもしれませんが、まあ宙を舞い水上を疾るカンフーのようなものと捉えていただければ。
これはただのフレイバーではなく、謎解きにもしっかり絡んできます。
そう。これは今年のトレンドでもある特殊設定ミステリといえるのです。
推理小説の名門・乱歩賞が贈るチャレンジングな作品、注目です!

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江戸川乱歩賞受賞作という事前情報のみで読み始めたので、読み始め早々とても驚きました。物語冒頭のアクションシーンや中国・南宋時代という舞台、時代背景に驚きながら読み進めているうちに、読み心地が突然本格ミステリに大変身!しかも登場人物たちの操る武術を元にした特殊設定が盛り込まれ、さらには雪に囲まれた密室状況。これは不可能犯罪なのでは…?これは面白くないはずがないと、さらに前のめりになりながら一気に読み進めました。中国の歴史に疎いので詳細は分からなかったのですが、物語の時代背景を調べながら読んだらもっと楽しめそうだと思いました。本格ミステリ好き、驚くような特殊設定ミステリが読みたい方はもちろん、歴史ミステリーが好きな方にもぜひお勧めしたい作品。著者の自由な発想に基づくミステリーをこれからもたくさん読みたいと思いました。

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江戸川乱歩賞受賞ということで期待値大でした。それも時代物。中国の南宋時代。密室殺人事件。殺されたのは武侠の師匠。武侠というのがよくわかりませんが、湖を歩いたり出来る能力がある。内功というらしい。仙人の力でしょうか。奥義を授けると集められた3人の猛者たち。そして、師匠の弟子とその養女。その二人はレズビアンの関係。ひゃー、何、犯人は誰?。けっこう、ぶっ飛んでいたけど面白い。男臭い話しに、復讐とか国家転覆とか、モンゴルのテムジンまで出てくるし、歴史ファンも楽しめる話し。でも、ミステリーとしては、どうなのか?。

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普段あまり歴史物を読まない私だけど、とても読みやすくてサクサク読めた。歴史物に身構えてしまう人にもオススメ。
登場人物は決して多くないけどそれぞれキャラクターが活き活きしていたし、舞台の八仙楼も映像が目に浮かぶようで、物語の世界に没入できた。

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武侠小説初読みだけど、思ったより読みやすかった。武侠×本格ミステリ×百合×特殊設定と盛り沢山で、登場人物(容疑者)は少ないながらも、論理的に理詰めで犯人をあぶり出していく。キャラの書き分けがしっかりしているし、それぞれの背景も丁寧に描かれているので物語に奥行きを感じた。ミステリとしても人間ドラマとしても楽しめる一冊。百合は風味程度で百合が苦手でも大丈夫だけど、せっかくなのでもう少しアクションもあれば良かったかな。

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まるで金庸の描くような武侠小説を舞台建てに本格推理を展開するというのは面白い。外功・内功・軽功などの言葉が飛び交う事できっちり世界観が構築できる。金庸をむさぼり読んだ頃を懐かしく思い出す。こうなってくると本格ミステリであることを忘れ、武侠小説としての面白さを期待してしまう。しかし、本書はこの世界観の中できっちり本格推理を展開しているのだ。それも密室ものとなれば面白くないわけがない。論理による謎解きが次から次へと展開されていくとことは、卓越した構成力を感じさせる。詰将棋のように本当に論理が1本しかないのかは微妙であるが、勢いで読めてしまうしそのことに不満はない。また、途中で明らかになる大掛かりな背景は少し「やり過ぎ感」があるが、武侠小説的には「あり」だと感じる。乱歩賞受賞作らしい才気ばしった感が感じられ、次回作が待ちどおしい。

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舞台は中国南宋の時代。ある殺人事件を題材にしたミステリ。推理小説は以前たくさん読んだけれど、最後まで真相が読めなかった。キャラクターが立っていて推理して謎解きを、というより人間ドラマ(格闘家の厳しい世界の中での)物語として楽しんで読んだ。
巻末に江戸川乱歩賞受賞に至る経緯も示されている。選者の講評も載っていて興味深かった。やはり文学とは芸術とは生き物なのだ。選者の一人一人が、一つ一つの作品に異なる評価を下している。テストの点数をつける訳ではないから、それが当然なのだと思う。そこも含めて全体として興味深い読書となった。
ゲームのシナリオライターさんだったのですね。

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