赤と青とエスキース

第3章のみ公開中【コミカライズクリエイター公募企画用】

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刊行日 2021/11/10 | 掲載終了日 2022/10/15

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内容紹介

★本作品は、第3章「トマトジュースとバタフライピー」のみの公開となります。

★2022年本屋大賞・第2位を獲得し、10万部突破のベストセラーになっている本書。大ヒットを記念して、第3章「トマトジュースとバタフライピー」の中に登場する『ブラック・マンホール』(通称「ブラマン」)のコミカライズ・プロジェクトを始動いたします。


※掲載中の第3章「トマトジュースとバタフライピー」では、漫画家デビューから3年、話題作「ブラック・マンホール」(通称「ブラマン」)で勢いに乗る砂川凌なる作中のカギを握る重要人物が登場する重要な章になります。


★詳細は関連リンク【コミカライズ企画クリエイター募集】特別ページをご覧ください。


【もくじ】

●プロローグ


●一章 金魚とカワセミ――「恋人」への愛

 メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。しかしレイは、留学期間が過ぎれば帰国しなければならない。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。


●二章 東京タワーとアーツ・センター――「推し」への愛

 日本の額縁工房に努める30歳の額職人・空知は、既製品の制作を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、十数年前にメルボルンで出会った画家、ジャック・ジャクソンが描いた「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。


●三章 トマトジュースとバタフライピー――「弟子」への愛

 中年の漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画の相手として、砂川がタカシマを指名したことにより、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。


●四章 赤鬼と青鬼――「元彼」への愛

 パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がくる。茜は昔蒼と同棲していたアパートを訪れることになり……。


●エピローグ――「???」への愛

 水彩画の大家となったジャック・ジャクソンの元に、20代の頃に描き、手放したある絵画が戻ってきて……。


二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇


★本作品は、第3章「トマトジュースとバタフライピー」のみの公開となります。

★2022年本屋大賞・第2位を獲得し、10万部突破のベストセラーになっている本書。大ヒットを記念して、第3章「トマトジュースとバタフライピー」の中に登場する『ブラック・マンホール』(通称「ブラマン」)のコミカライズ・プロジェクトを始動いたします。


※掲載中の第3章「トマトジュースとバタフライピー」では、漫画家デビューから3年、...


おすすめコメント

一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。

著者新境地の傑作連作短編集。

一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。

著者新境地の傑作連作短編集。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784569850641
本体価格 ¥1,500 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

青山先生の新境地、まさにその言葉通りの一冊です。
私にとって今まで青山先生がくれるのは優しい春の日差しに包み込まれるような、温かい物語でした。その話に何度も泣きました。

一枚の絵画が繋げる短編連作からなる今作の読後感は、今まで感じたことがないような優しさの中にも自分の中に力が満ちるような感覚でした。
ちょうど読み終わり、窓の外を見ると綺麗な夕焼け空でした。
この綺麗な景色を見せてあげたいなと思った人を、私は大切にしたいと心から思いました。
こんな気持ちになれた一冊と出会えて本当によかったです。

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壮大な、壮大な物語でした。
一枚の絵に纏わる愛の物語。
今までの青山さんでは感じた事のない、
不穏な空気が流れる場面があり、
え!え!どうなっちゃうの?
と、ハラハラドキドキさせられました。
でも、やっぱりその根底に、
青山さんらしい希望の香りが漂っていて、
一つひとつの物語に、
心が温かくなりました。
エスキースの本当の意味が見えた時、
自分もまだまだこれからだ、頑張ろう!
という想いにさせてもらいました。
ちょっとミステリー要素をはらんだこの作品。
一度目は純粋に流れる物語を楽しみ、
次は謎解きを楽しみました。

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良かったです。一気に読みました。

一つの章に書かれてた事が、次の章に繋がってたのが分かった瞬間、ワクワクしました。
この章は、どうに繋がっているんだろう?、と思うと、夢中になって、本当に一気読みでした。
そうやって繋がっていって、最後の章を読んだ時、一気に読んだにも関わらず、長い年月を経験したような気になりました。
壮大な物語だと思いました。

若くして成功して、周りから尊敬されたり憧れられたりする人。
何も成し遂げられずに、他人の成功をただ見送って歳を重ねていく人。
どちらにも、それぞれの物語があるんですよね。
過去に確かに出会った誰かが、自分との出会いを大切にしてくれてるかもしれないと、心にそっと寄り添ってくれる作品だと思いました。

作中の一文にもありましたが、
『年を取るのも悪くない』
そう、思わせてくれる作品でした。

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読み終えて、心が身体がすみずみまで暖かく瑞々しく満ち足りるような気持ちになりました。
一枚の水彩画を巡る短編集。そこを彩る様々な赤と青。穏やかな淡さ、苦々しい明瞭さ。物語の場面場面で目に浮かぶ色彩が、感情に寄り添って、登場する彼らの心をより伝えているようでした。
どの物語も、人生を決して器用ではなく懸命に生きる人々が描かれていて、その懸命さが綿々と繋がり全編の大きく温かな流れとなってエピローグへと流れ込んでいました。
私もひたむきに生きようと思う大切な作品になりました。

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大切なことがたくさん書かれていて、ハッとさせられたり、強く共感したりしました。各章の主人公たちの、ここぞというときに焦点が当てられていて、ドラマチックだったり、励まされたり、自分を省みたり、心が温かくなったりしました。最後まで読むと、全体像がすっきり見えて、爽快感もあります。

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青山美智子さんの作品は小さな繋がりが知らず知らずのうちに誰かのともしびとなるようなお話が多く自分は何のために生きているのか、こんな自分になにができるのかと悩む人々に「そのままでいいんだよ」と優しく語りかけてくれる包み込むような優しさに溢れている。
今作も奇跡のような出会いが広がっていく様子が時に切なくもとても温かかった。
表紙のデザインも素敵で早く書店の店先を彩ってくれることを楽しみにしています。

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1枚の絵画が繋いだ愛の物語。「エスキース」と名付けられたその絵が繋ぐ、人と人との温もり、止み難い熱情がぐいぐい迫ってくる。
タイトルのようにどの章も「赤」と「青」に彩られ、それも強い印象を残す。
恋愛を通して、仕事を通じて、人生の途上で悩み、立ち止まり、もがき苦しむ彼らの姿に誰もが自分を投影できる、リアルで重い問いかけもある。きれいごとでは語れない心の内を抉るように晒すとき、そこに真実が宿る。
ブーが「エスキース」の意味を本当にだいじに抱えていたことが熱く熱く胸を打ちました。
長い長い時間の中で各人が懸命に生きてきたことが鮮明に映るだけでなく、人生とは本当に生きるに値するものだと、噛み締めています。
企まれた秘密がひとつひとつ繋がっていく驚きと快感。2度どころではなく、何度も何度も立ち返って読み直しました。青山美智子さんのこれまでの世界よりピリリとスパイスの効いた味わいを堪能しました。
ありがとうございました。

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1枚の絵をきっかけに、関わった人々が紡いでいく様々な“愛”のカタチ。
少しずつ流れていく時間。
章ごとの登場人物たちがどう絡み合っていくのか、ラストにそう繋がってたのか!と、目が覚めるように全体が理解できると、もう一度始めから読み直したくなる、心がじんわりとあたたかくなる連作短編集。

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短編集の一つ一つが切なくて、愛おしいエピソードの数々です。そしてその物語の重要な存在となる絵画。どんな絵なのか、額なのか、どんな人が描いたのか、想像したくなりました。短編集を読み通したときの驚きと感動を、ぜひ体験して欲しいです。

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感動しました、感激しました。
どこがどういうふうに、と言えない、ジワジワ来る感じです。
そして泣きました。
学生時代のこととか、働いていたころのこととか、
不思議に思い出しました。
青山美智子先生の小説は登場人物すべてが愛おしくなります。
すべての登場人物たちがが幸せになりますように。

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青山さんの作品は『お探し物は図書室まで』で初めて知り、その後も何冊か拝読しました。どの作品も登場人物が優しくあたたかで、読むと必ず心が穏やかになるので、何か良い小説はないかと尋ねられたら青山さんの本を真っ先に薦めています。本作はオーストラリアと日本が舞台で、色がモチーフになっているところが『木曜日にはココアを』と似ています。人物だけでなく絵画も国境を越え、人と出会い、年を重ねていく様子が壮大で美しく、赤と青の鮮やかな色彩のイメージとともに、神秘的な印象を受けました。エピローグですべての話がつながると、絵画と一緒に読者も長い旅をしていたことに気付き、もう一度読み返したくなります。京都の画廊やDAPの乃木さんが出てくるのも他作品との関連があってワクワクします。綺麗な話なので映画化されたら素敵だろうなと思いました。

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決して順風満帆な人生を歩んでいるわけではない登場人物たちが、奇跡的な出逢いを通じて、もがきながらも懸命にそれぞれの人生を歩んでいく。各章に散りばめられている赤と青とエスキースが、エピローグで全て繋がった瞬間、思わず鳥肌が立ち、感動の波が押し寄せてくる。そして、何故エスキースのままなのかわかった瞬間、心の奥が温もりで満たされていくのを感じた。読み返さずにはいられず、読み返しても、青山さんが紡ぎだす様々な形の愛は色褪せず、この物語の世界観にどっぷり浸っている。私たちは、様々な愛に溢れた世界で、人生を自由に何度でもやり直すことが出来ることを思い出させてくれる連作短編集。また1つ、青山さんのお気に入り作品が増えた。

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同じ名前の画家が出てくる連作短編だと思って、サラサラと読んでいたところ、第4編の最後にまさかのブー!
えーえーえーと思い、読み返し、これはまさか…。赤と青って、そういうことだったんだ!
エピローグを読んでまた驚き、とっても幸せな気分になりました。
上質な話、極上の感動、そこに居合わせた幸福、最高の読後感でした。
ありがとうございます。

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メルボルンで出会った、ブーとレイ。レイをモデルにジャックジャクソンが描いたエスキース。
三人と一枚の絵の行方をあっという間に忘れさせてくれる惹きつけられる登場人物や物語をたんのうしていたら、なんと!。自分の浅はかさ、探究心?読解力?のなさに辟易しながらも、伏線が拾えて展開されていく物語にあぁ〜人の人生とはなんと、と三人のそれからに考えさせられました。

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そうか、そういうことだったか。
読み進めていて全部違う話だと思っていた。
最後の回収に何度も驚かされ
読み終わったすぐ側から再読したくなる。
各章のタイトルも『赤』と『青』を想像させるものになっていて、色々なことに思いを馳せながら読んだ。
青山さんらしい優しさに包まれながら切ない恋心やそれぞれの細やかな心情を鮮明に感じることができました。
青山さんが好きなのでこれまでの作品は全て読んでいますが、こちらは他作品よりも風景の描写が目を瞑るとすぐ思い浮かび、読了感はなんとも言えない幸福感に満たされました。
素敵な作品に出逢わせて頂きました。
ありがとうございます。

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読んでいるだけで、目の前に“絵”があるような気持ちに。何気なく入ったお店や美術館で見かけた絵に目を奪われる瞬間…その幸福な体験を通して、人と人が、いまこの時もきっと繋がっている―――。

1枚の絵を通して巡る人のものがたり。
“愛”ですね、これを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ。そういう一冊。
どの話も柔らかな心情が繊細に描かれていて、読み終えた後の余韻が素晴らしかったです。どの話も好きすぎて選べない…(笑)。
全てのものがたりが結びつく読後感、心の中が優しい色に彩られた気分になりました。

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エピローグでこんなにも涙が出る本はあまりない。著者の名前は最近頻繁に目にしていたが読んだことがなかった。読書は個人的体験、本に求めるもの琴線に触れるもの、感動するところは、読み手の体験と感覚によるところが大きいと思っている。それが読書の醍醐味であり、感じるところは皆同じではないと。そこで自分が今何に心うたれるかというと、普遍性である。短編でも長編でも、恋愛ものでも家族ものでも、児童書でも絵本でも。どこかで繋がってゆく短編集だということはすぐに気づくし、仕掛けのようなものがどう着地するのかという予感とともに物語は静かに進む。これはきっと大ヒットするのだろう。泣けました。一つ一つのお話に、それぞれ違う普遍性が詰まっていた。

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一枚の絵にまつわる様々な物語。
連作短編集となっていてそれぞれが一つの絵で繋がっていく。
一遍一遍どれも静かでありながら、質の高い、心の奥に落とし込むような深みのある作品となっている。
派手さはないが丁寧に描かれた物語の紡ぎを一つ一つほぐしていきながら読み進めると心が癒されるかもしれない。
短編一作一作噛み締めながら読んでいきたい一冊である。

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読み進むにつれて、この章が一番良かったなあと思ってしまいました。しかし、違ってました。最初から最後まで、全て仕掛けられていとは!長い長い愛の物語です。優しさに包まれた一枚のエスキース。とても良かったです。ありがとうございました。

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どんなに回り道をしてもいい。迷っても立ち止まってもいい。自分のことをこんなにも大切に思ってくれている人がいる。それがどんなに人を安らげさせるか。心を癒し地に足をつけさせるか。大丈夫。あなたはあなたでいいんだと。あたたかく包み込んで、そっと背中を押してくれるような一冊。

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ページを開いた時「始まれば終わる。」その恐怖にひどく共感した。そして読み終わった時、終わりたくないと願える人と出会えたことに感謝の気持ちが溢れてきた。
絶えず変化する愛を抱えて懸命に生き抜く彼等を見るうち、大切にしたい人の顔が次々と浮かんでくる。五つの短編とともにそれぞれの愛に想いを馳せて、私たちはいくつものエスキースを持っていることに気づかされた。それで良いそれを大切にしていきたい、そう思わせてくれる一冊。
鮮やかに語られる二つの色彩、伏線にはっと気づいた瞬間、気づけば流れていた涙、読了後の幸福感、全てが魅力的でこの本に出会えてよかった。青山美智子さんの本を手に取ったのは今回が初めてだったが、この人は他にどんな物語を描くのだろうかと過去の本も手に取ってみたくなりました。

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一枚の絵「エスキース」を巡る、連作短編集となっています。キーワードは、赤、青、情熱。軸となるのは恋愛となっていますが、ただの恋愛小説ではありませんでした。
青山さんの文章は、まるでドラマのワンシーンのよう。映像が鮮明に浮かび上がるんです。メルボルンに行ったこともないのに、きっとこういう場所だろうな、とか。喫茶店でお茶をするシーンとか、電車に乗って職場に行くシーンとか、生身の人間が本当にそこにいるんです。だから余計に感情移入してしまって、スマホで読んでいるので目は疲れてドライアイのはずなのに、ほんと、目薬なんて要らないんですよね。
ネタバレになるのは避けたいので、あまり多くは語れませんが、読み始めたら絶対最後まで読んでほしい。きっと、自分と大切な人を抱きしめて生きていきたくなるような、そんなエンディングが待っています。読書好きな方には「これこれ!こういうのを待っていました!」なんてつい声に出してしまうようなことも。

個人的に好きだったのは三章。もうずっと苦しかったのですが、最後はあったかい涙なしでは読めない話でした。

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人生百年の時代にあっては、50代でも、まだ自分探しや元サヤに戻ったり、キャリアを積んで夢を叶える途中だったりするのね。まー現実はそんなキラキラしたもんじゃないけど、せめて小説の中だけでは、素敵な自分、愛でつながってる自分、認められてる自分を登場人物に投影して、現実逃避しよう。

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あらすじも読まず、他の人のレビューも読まず、表紙の色彩の美しさと題名のまとまりの良さに惹かれて読み始めました。そのため最初、短編集だと気づかず、第一章の抽象さとスピードに、まさかこのままずっとこんな感じで一冊終わるのかと焦りました。気づいてから後は楽しくなって一気に読み終えましたが、人にお勧めする時は短編集だと予め言っておこうと思いました。
一枚の「エスキース」から、時間も国境も超えて、人々がするすると繋がっていき、最後に第一章から全てつながっていたことを知り、確認するためにもう一度読んでしまう、短編集ならではの叙述トリックと、読みやすさは、忙しい日々の中でちょっとした楽しみになって面白かったです。年齢も立場も異なる人々が集まった作品のため、どの年齢層にも楽しめる一冊になると思います。素晴らしい作品をありがとうございました。
強いて言うのであれば、エピローグが少しくどかったように感じます。言葉に出さない余韻があっても、それはそれで面白くなるのではないでしょうか。

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一枚の絵画(下絵)が繋ぐ壮大な愛を描いた連作短編集。
各章がどこまで関与しているのか最後までわからず、静謐で控えめな糸を手繰り寄せるのが快感だった。色んな形の「愛」が美しくも飾らず溢れ、心が揺さぶられる小さなキッカケを、価値観の違うキャラたちを通し多くの視点から感じられ学ぶ事が多かった。じんわり浸透する温かな作品。

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章が四つに分かれており、それぞれ短編であったためとても読みやすかった。
目次に二度読み必至と書かれてあったが、本当にその通りで私自身も二度読みをしたいと思えるような作品だった。
私は長い本を読むのがあまり得意ではないので、このように短編になっている本は私のように本を読むのが苦手な方にもおすすめしたい。

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赤の他人同士が出逢い、かけがえのない出来事を経て特別な存在になっていく。人間関係を構築するうえでの美しさや尊さ、厳しさや儚さ全てを繊細に描いた作品です。青山美智子さんの作品は、日常生活において気にも留めていなかった小さな幸せに毎回気づかせてくれます。読み終えた頃には大切な誰かを自然と思い浮かべる、そんな風に心に残る作品です。

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青山さんらしさが詰まった温かい1冊。

「赤」と「青」をテーマにしたお話が進んでいき、最後のエピローグまできて、
全てがわかった時、胸が熱くなりました⋆*

どこかアート小説のような雰囲気も感じられ、その辺りは新境地な感じもしました⋆。˚✩

最後まで読み終えてから、
もう一度読み直したくなる1冊です。

読了後の余韻が凄い。。。
ラストにかけて、登場人物たちの思いが
溢れてきて、涙が止まりませんでした。

今回も「あー、読めて本当に良かった」と
思わせてくれる1冊だったと思います。
「ご縁」を大切にされている青山さんの作品は、やはり必読です୨୧⑅*.

素敵な作品をありがとうございました⋆*

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なんて色鮮やかで 水々しくて 美しい作品なんだ!
最高の読後感。
青山先生 このストーリーの流れ
大好きです!

これは読書好きアート好きな
彼氏彼女、親への
クリスマスプレゼントにぴったりだと思う。

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読み終える直前になって、これまで辿ってきたストーリーの要所にあるろうそくに、スピード感を持って次々とあかりが灯っていくように、明かされていく真実…。あぁそうだったのかと思う間も無く鼓動は高鳴り流れ出す涙…。しかし胸にはじんわりあたたかさが広がり、絵が見守る人々の人生が、これからも彩りに溢れていますようにと穏やかに願っていた…。豊かに細やかに表現される文章は、気持ちも状況も街も色も、とてもリアルにイメージされたが、どの章にも出てきた"エスキース"と題されたその絵を、やはりこの目で見てみたい、と心から思う。とてもとても良かった。珠玉の1冊。

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今回の本は、装丁やあらすじから、
なんだか今までの青山さんの作品とは雰囲気が違って、
どんな作品なんだろう、と期待半分、不安半分だった。

今までのは私にとって「当たり」の本だったけど、
今回は違うかも…

そんなふうに思っていたけれど、
読み始めたらあっという間、
ぐいぐいのめり込んだ。

結論から言うと、私は青山さんの作品の中で、
この本が1番好きになった。

もちろん『鎌倉うずまき案内所』や『猫のお告げは樹の下で』のように、少し不思議な世界観も魅力的。

でも、私はもう少しリアルな世界を舞台にした、リアルな人々が主人公である方が好みで、なおかつ、短編でもある程度の長さだと嬉しい。
それが全部叶っているのが今作だった。

ひとつの絵画をめぐって、色んなところを旅をして、
色んな人に出会った気分だ。
歳を取るのも悪くない。
私もそう思えるようになりそう。

あまり前知識を入れずに読んで欲しいので、
ふわっとした感想ばかりになってしまうけど、
私は特に5話目がお気に入り。

主人公の気持ちに共感しすぎて自分のことかと思ったし、
最後まで読んで、この本の全体像をようやく掴めて「なるほど!」と納得した。
読み終わった直後に、もう一度最初から読み直した。
そんな本って、なかなかない。

今までの著作と同じ形態である連作短編集だけれど、同じようで全然違う。
でも青山さんが書いた物語だ、と確かに分かる。

人の心の暗いところも、
明るいところも、
やわらかく描いてくれている。
そういうところが、すごく私にしっくりきた。

これは良い本だ。
とても好きだ。

紙で発売されたら絶対買おう。
そう思った本だった。

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青山さんらしい、人と人とのつながりが感じられる温かい物語でした。
一つの絵が契機となって出会う人たち。額縁職人や雑貨店で働く店員など、ストーリーは違うのに、所々でつながっていて、最後には驚きの種明かしが。
人の絆と、それを見守ってきた絵の、運命的なお話。癒されました。

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Oops!!!
こんな美しい物語、ある?何を書いても蛇足なネタバレになりそうで、口を噤むしかないです。
エピローグまで読んで、もう一度最初からページを繰りました。あそことか、あそことか…短編集として一つ一つの物語が美しいので、どれが一つのお話が切り取られて何かのアンソロジーとかに入っていても違和感ないです。
エピローグは、レモン。バタフライピー…何を書いてもネタバレになるな。
こんな美しい物語、ある?

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今までの青山さんの作品とはまた違った雰囲気で、ちょっとドキドキ。
1枚の絵を巡って綴られる連作短編集。
どのお話もキーポイントになるのは「赤」と「青」。
最後まで読んでやっと答え合わせができました。
そういうことだったのか。
なんて壮大な愛の物語なんだろう。
今までの青山さんの作品も好きだけど、私は断然この作品が好みでした。
発売されたら紙の本で買おうと思います。
「エスキース」という題に込められた想いもとても素敵でした。

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なんて、あたたかいんだろう。
1枚の絵によって、国境も、人種も、性別も超えて繋がり合っていく人々。

どの章もすてきで、エピローグを読んで、
もう一度冒頭から読み返したくなりました。

"お互いに、こういう人がいいっていうんじゃなくて、この人がいいって思えたら、それが完璧な組み合わせだと思いますよ。人ってみんな、ひとりしかいないんだから"
というところがとても印象的で。

これからのふたりの未来も、
きっとあたたかいんだろうな、と
希望の持てるラストにほっこりしました。

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エスキースとは、下絵のこと。1枚のエスキースが30年の時を紡ぎ人と人を深く結びつけていく。

「金魚とカワセミ」
…留学生の期間限定の恋の話

「東京タワーとアーツ・センター」
…額職人とある絵の出会いの話

「トマトジュースとバタフライピー」
…漫画家とアシスタントの話

「赤鬼と青鬼」
…パニック障害と向き合い大切なものを再確認する話

4章全てが「赤」と「青」で仕上がっている。最終章のエピローグは、驚きの連続。各章の出来事がスルスルと全てが繋がっていくのが心地よい。青山作品の特徴でもあり、今作も流石のうまさを味わう。

仕掛け絵本のように楽しめ、芸術の秋にぴったりな一冊だった。

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とても綺麗な表紙に目がいきました。
ステキな愛の物語。5章からなる連作短編集です。
だけど綺麗事だけでなく現実味があり、人の弱さや脆さ、悩みや迷いの心情もしっかりと描かれている。
「始まれば終わる」でも「終われば始まる」
赤と青の意味を知った時、溜息と涙。
エピローグですべてが繋がったとき、爽快感と安堵感が。
とても心に沁みる一冊でした。

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青山美智子さんマジックはとどまるところを知らない!
もうパターンはわかっているのに・・・心掴まれ、胸がきゅんとして、涙腺がゆるむ。
今回のスケールは地球の下半分と上半分を行き来する一枚の絵。その誕生からめぐりめぐっておさまるべきところへ。
それぞれの章の登場人物の設定もふるってる!時間の流れとともに、年齢も重なり、人生は深まる。
映像で見てみたい作品だなぁと思う。ひとり勝手にキャスティングしてる。

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今まで感じていた青山美智子ワールドとは、また違った人生観。良かった。留学した経験はないけれど、旅先で出会った恋の苦い想い出とか思い出したり、自分の人生を振り返りながら読んでいた。エピローグで、全てが繋がっていくところが、やっぱり青山美智子ワールドだなと感じた。もう一度、ゆっくり読み返したい。そんな物語だった。

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大好きな青山さんの新作は、「おや?」と思わせる始まりだった。「今までと、何だか違う」……少し不安な気持ちは、ちょうどヒロインの気持ちとも同化して、先が気になり、ページをめくり続けた。
章が変わり、次の主人公が登場するが、私の中には、1章のヒロインの強烈な印象と想いが残っていた。彼女の影を探しながら、新たな章を読む。「額縁は縁(えん)」という言葉に、妙に惹かれながら……。
3章、4章と読み進め、エピローグまで来た時、ハッとして、初めに戻って読み返した。
一枚の絵、赤いブラウスと青い鳥のブローチ、ペインティングナイフが滑る音……。ああ、ずっと、そこにいたんだね……。切なさ、温かさでいっぱいになりながら、安堵して、読み終えた。
始まりは、何だか違ったけれど、終わりは、今までの作品と同じ気持ちになれた。やっぱり青山さんだった。

#赤と青とエスキース #NetGalleyJP

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エスキース(下絵)を描いた人、描かれた人、飾り付けた人…エスキースに関わった人を描く人間ドラマ。

メルボルンに一年間の交換留学生としてやってきた私は、ちっとも現地になじめない中、現地在住の男性、愛称ブーと知り合い、期間限定の恋人として付き合いだす。日本に帰る、別れの前少し前に、私に絵のモデルの依頼が舞い込む。そして描かれたのは1枚のエスキース。

連作短編集。お気に入りは
「東京タワーとアーツ・センター」
「トマトジュースとバタフライ・ピー」

長い年月の中における恋の始まり、愛の揺らぎが大きなテーマだと感じましたが、モノ作りに携わっている人たちが主な登場人物なのでモノ作りをしている人にも読んでもらいたいな。

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1枚の絵画「エスキース」をめぐるさまざまな愛の物語。
今までの青山さんの作品とはひと味違うのですが、間違いなく1番好きな作品です。
人と人を繋ぐ縁とは本当に尊いものです。もし別れる日が来たとしても、縁があれば必ず再び繋がれる日が来るのだと思います。
赤と青が作品のテーマになっているのですが、エピローグで全ての秘密が明らかになったとき、驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
ブーとレイにいつかまた会いたいです。

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ある一枚の絵「赤と青のエスキース」を取り巻き、それにまつわる人々のドラマを描いた作品でした。
短編集のようにそれぞれの章を楽しむこともできます。
そして最後にはそれぞれの章が綺麗につながり珠玉のストーリーが出来上がります。
作品を作成したアーティスト、モチーフとなった少女、額を作成した職人、作品を気に入った作家
立場や考え方は違えど、自分の心に響き、心に残るものを残したいという価値観がキャラクターを結びつけます。
主題となっているのは絵のようでもありながら、人生とはいつでも始めることができるということを教えてくれる作品だと思います。

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メルボルンに留学生として来ていたレイ。ブーに出会い、画家の卵のジャック・ジャクソンがレイのエスキースを描くことに。このエスキース、赤と青がどのように繋がりあうのか。額縁は縁であり、「百年先もこの絵を守れる額を完成させてみせる。」空知。漫画大賞の取材に映っていたエスキースと額縁。女の赤と男の青をこれからは大切にする蒼と茜。そしてプロローグでそれぞれの「思い」と「愛」を再度読み返したくなる温かい作品。このエスキースが色んな風景を見てきたように、百年先も誰かの思いを見ていくのだろう。青山さんの違う作風を魅せていただきました。

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短編かと思いきや、一つの絵がすべての話のキーワードとなって登場し、最終章を読み終わるとじんわりと各章の光景が頭をよぎりました。各章に登場する絵と一緒に旅をしている気持ちになります。はじめは表紙に惹かれて読み始めましたが、すぐに読みやすい文章に引き込まれあっという間に読み終われました。

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まだ若い画家がある一人の女性をモデルに描いたエスキース(下絵)を巡り紡がれていく連作短編集。青山美智子先生の描くストーリーはなぜこうも涙が出てくるのだろう。人の優しさに触れて泣けてくるのに近い気がする。

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お得意の連作短編には垣間見える繋がりがあって、これまでの作品も良かったですけど、展開されてゆくひとつひとつのエピソードでの気になる答えをしっかりと提示してくれたエピローグには心揺さぶられました。自分はこういうお話が読みたかったんだなと気付かされる、好みに突き刺さったとても素敵な物語です。

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「エスキース」がつなぐ連作短編かと思って読んでいたら、最終章でやられました!!
温かな春の日差しのような、ほっこりとした青山作品しか読んだことがなかったのですが、今回は少し寒くなった秋の夜の暖かな灯りのような感じがしました。静かに心に沁みてくる大人の物語だなぁと思いました。

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一枚の絵を巡って描かれる連作短編。青山さんの世界を堪能しました。青山さんの作品は、読み終わった後に、とても前向きな気持ちになれるので大好きですが、今回のはまた今までとは少し違った雰囲気て良かったです。エピローグを読んで、全てがつながった瞬間は感動を覚えました。読後感最高です。

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「赤」と「青」と「エスキース」のつながりが見えた場面では温かい気持ちになりました。
額装を手がける工房の職人、村崎さんと弟子の空知さんの章がよかった。
絵画を創り出す人を支える人たち、名前は残らないけど、観る人には伝わるものがある。
アートの世界だけでなく、様々な分野に共通していることだと思います。
素敵な作品でした。

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なにか言葉にしなければ・・・そう、思っても、何も、何も、”正解” らしきものが浮かびません。
『赤と青のエスキース』。ペインティングナイフで一気にひいた線のようなタイトル。
言えるのは、このタイトルに呼ばれる人が、呼ばれた時に、必ず出逢うことになるという「確信」だけ。
この作品が、なにか、気になる。素通りをする。また戻って、見つめる。そして、また、はなれる。縁がないとおもったりして。でも、それでおわらない。本当にその人にベストなタイミングで、必ず再開する。そして、心を静かだけれど猛烈に震わせる・・・これは、自分の物語だと。
自分の心はもう、1ミリもかわらない。動かない。自分のことも、他人のことも、もうどうしたら良いのかのぞみなど持てない・・・そんなふうに分かった気になっていたのかもしれない。生きていれば、色々あってあたりまえ。なのに、そのことに、気づけない、いたわれない、想像できない、やさしくなれない、ほんとに大切なものを見慣れてしまう。
本番を描くために何度でもやり直すための人生の下絵。自分の人生の物語をどういう絵に描きあげるのかという心。何十年も経て、また、深みをまして、なつかしく出逢う、前より素敵になった、エスキース。ちゃんと、出会えました。おかえりなさい。
ありがとうございました。

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率直に言って今年読んだ本の中で一番好きでした。
胸が締め付けられるような恋の話から夢の話、仕事への向き合い方、老いていく体やストレスや不安との付き合い方。
人生はいつからでもやり直せるとはよく聞く言葉ですが人生ってたくさんあったんだ、たくさんの側面があるんだ、と改めて気付かせてもらいました。
パートナーや友人や体を大切にしてやりたいことを全力で楽しんで生きたい。そうすべきだと思わせてくれて本当に心が豊かになりました。

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絵のことは全く分からないけれど面白かった。
こうやって画家さんは絵を拵えているのですね。
画家さん以外にも絵画を愛する人たちがいて、なんだか次美術館に行ったら絵だけじゃなく額縁も舐めるように見てしまいそう。
上質のドキュメンタリー映画を見た気分。セピアっぽくてでも絵だけきれいなカラーで。

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どの章も丁寧で優しい風合いだなと思っていたら、最後で急に繋がって! どこで私はミスリードされたのか分からない。また最初から読み直したくなる物語でした。絵画も額も漫画も、作品を作るだけではなく、作品を愛する事で育ってゆくのだな。『お探し物は図書室まで』よりもずっと良かった。

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これまでのハートフルな作品から一転、ドラマチックなストーリーにどきどき楽しみながら読み進めた。そしてラストを読み終えると二度読み必至。時の流れの美しさを感じた。第三章「弟子」への愛、第四章「元彼」への愛が特に心に残った。身体や心の不調、弱っているときに感じる、支えてくれる人のありがたさと尊さに改めて気付いた。作品のテーマとなっている赤と青。切ない、嬉しい、悔しい、寂しい、孤独、感動。読んでいて湧き上がってきた燃え上がるような赤い感情と、それと対照的な凍えるような青い感情。人生良いときも悪いときもどんな感情のときも大切なパートナーと時を過ごしたい。

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青山さんの作品は初めて読みました。想像していた優しい世界が広がっていました。
全体的にあまり派手さはなく静かに進んでいくけれど、胸が苦しくなったり励まされたりと、登場人物に心をずっと揺り動かされました。
後半からの仕掛けに驚き、まさに連作短編集だなあと感じました。そしてこのタイトルの通り、まさに、「赤と青とエスキース」のお話なんだと読み終わって思いました。
人との出会いはたくさんありますが、その出会いをそのあともずっと続けていく大切さを教わった気がします。また、何より夢を持って失敗しても諦めない姿が眩しかったです。
他の青山作品も読みたくなりました。
素敵なお話をありがとうございました。
インスタグラムでもこの本をみなさんに紹介したいと思います

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これはまぎれもなく上質の恋愛&人間ドラマです。年齢も立場も違う人達の心の動きが丁寧に描かれており、それらが少しずつ重なり合ってラストの物語絵とつながっていきます。
各章のタイトルも、はじめは「?」だったのが読み進めていくと「なるほど!」に変わるのが心地よかったです。
幅広い年齢の方に自信を持っておすすめできる、ハートウォーミングな1冊。

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寝る前に読み始めたら止まらなくなって、けっきょく朝までかかって読み終えてしまう。
あるエスキース(素描)をめぐる短編連作集。まず最初の一編でこのエスキースが描かれる背景が紹介される。このエスキースは次の一編では額装の物語として登場する。さまざまな物語を経て、そして最後には作者の手元に戻ってくる。どの一編も愛すべき作品たちだ。
そういえばこの作者の前作「お探し物は図書室まで」も温かな短編集だった。
非常に繊細で優しい物語。気持ちがホッコリとして気持ちいい月曜日の朝を迎えられた。

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縁がなければ出会うはずのなかった2人。1枚の絵が紡ぎ出す物語は、切なさと愛が混じ合い、融けてやわらかく胸の中に流れ込んでくる。すべての出会いに意味があり、ほんの少しの勇気が縁をつなぎ絆を深めていく。すべてが明らかになるエピローグは、驚きに満ちた心地よさが心の中に広がり、優しさであふれ、涙が止まらない。人は弱くて、不安で、傷つきながら生きている。離れてしまっても心だけはそばにいてくれた。包み込むように支えてくれる人に出会えた奇跡は、私の心を明るく染めてくれた。やわらかで、生きる力強さがとほうもなくあたたかい世界に胸がいっぱいになる。

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穏やかで暖かくて、心がすーっとなる「エスキース」をめぐる短編集。
暖かな中にも一本まっすぐな情熱があって、暖かさと熱さの調和が心地よかったです。
エピローグの驚きの仕掛けになんだかとても安心して電車で思わず涙が出そうになりました。

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青と赤だけで描かれたエスキース(下絵)。
その一枚の絵を巡る、縁と愛を描いた心暖まる五つの物語。

連作形式の物語が「エピローグ」に至ると、伏せられていたトランプのカードが全てめくられていくかのように大きな一つの絵に仕上がっていく。

時々に変化をし、長い歳月を経て熟成されていく愛の形に心が満たされ、思わず涙も。

もう一度最初から読むとまた違う景色が見えそうで、2度読みしたくなります。

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オーストラリアで出会ったレイとブー
レイの帰国の直前に描かれた「エスキース」

「エスキース」が繋ぐ短編連作
読み終えたときに温かい気持ちになるとともにホッとできる。

描かれた時の時間を閉じ込めたままの絵と
時間の流れとともに変化していく現実との対比も面白い。

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一枚のエスキースの30年の旅。それぞれの物語は独立している様に思われるが、このエスキースが全ての物語に登場し、連作短編なんだなと読み進める。ラストは驚くと共に大きな喜びと幸福感に満たされる。静かに淡々と語られる物語の中に、溢れる熱い想いがじわじわと伝わってくる。読了後、心地よい余韻に包まれながら『完璧な作品』に出会えた喜びを噛み締める。言葉では伝え切れない程の素晴らしい作品。

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ふんわりとした連作小説だと思ったら、思ったよりも繋がりの濃い輪の中にいたことが判明する仕掛けがなかなか心憎い。日本人の英語を聞き取る耳の悪さも上手に生かしていて、「名前」が持つ「特別感」も味わえる。
絵心がなさ過ぎて肝心のエスキースのペインティング・ナイフを生かした表現方法というのを思い浮かべることができずに残念ですが、そこが想像する楽しさでもあり。幸せな結婚をした額も然り。シンプルな額も好きですが、明らかにその絵のために作られた額に収められた作品を見ると、たしかにその結びつきには幸福を感じます。
出合うこと、巡り合うこと、縁をつなぐこと、そのきらめきを見せてくれる作品。

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赤と青の絵の具で描かれたエスキースというタイトルの絵を巡る30年の物語。
プロローグは、一体誰の目線から描かれているのか。
第一章のレイとブーの切ないお話、二人はどうなったのかとずっと心に引っかかっていた。
その絵に纏わる形でお話は紡がれていく。
前の章で出てきた人や物が登場して繋がっていく、青山さんらしい展開。
エピローグで画家の目線から描かれる明かされる衝撃の展開。
画家と額縁を作った彼も含めて全部繋がっていたのか。
プロローグの謎、そして青と赤のエピソードも。
青山さんの新たな境地、感動した。😂

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最後の一文を読み終えて、また表紙から読み返してしまいました。本当に素敵な物語でした。
青山さんの他の本同様、心を温める言葉の数々はそのまま新境地というのは本当でした。
日々悩みながらも真面目に生きていく。現実の世界では地味だ不器用だと言われそうな生き方だけれど青山さんはそんな人たちにいつも優しい。人生に無駄な経験なんてないんですね。

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一枚の「エスキース」というタイトルの絵を通じて繋がる連作短編集。「絵」が関係しているだけかと思っていたが、「エピローグ」を読んでその関係に嬉しくなりました。青山さんの書かれる作品は、穏やかで優しい気持ちになれる素敵なストーリーでとても好みです。

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一枚の絵画をめぐる連作短編集。
留学中の女子大生レイが、現地邦人ブーの紹介で若手画家ジャック・ジャクソンのモデルになるところから話は始まる。
オーストラリアに滞在している間だけの期間限定の恋人関係のレイとブー。
しょっぱなからもどかしい気持ちが伝わってくる。
レイがモデルとなった絵画はエスキースと名付けられ、日本に渡ってくる。
そしてその絵画の周りで繰り広げられるさまざまな人間模様。

随所にちりばめられたつながりに驚くとともに、愛おしく優しい読後感に浸ることができる素敵な作品です!

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4つの短編集、最初のオーストラリアに留学していた女性と現地の日系人男性の「竜宮城」の恋が切なくてよかった。彼女を描いた「エスキース」という絵が、次の額職人の話しと関わってきて、次の漫画家の師弟の話しの舞台になる喫茶店に、さりげなく絵が飾られていたり、最後の50才の心の病気の女の人と元彼と猫の話しも絵は関係している。少し強引というのか、わざとらしく。ベタな小説だなぁという印象。しかし、最初の話しはとても良くて、あれを読むだけでも価値はあったと思います。

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素晴らしい作品を拝読でき、とても光栄です。ありがとうございました。全く、内容を知らずに読みましたが、色んな愛の形を見せていただきました。また、4章では、3章の君が!あぁ!よかったね、と思い読み進め、最後にあ!っとさせられ、ニヤニヤが止まらずエピローグでそうだったのか!と。最後までとても楽しめました。

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物語はひとつひとつ丁寧に進んでいき、その中で見つめるように登場する一つの絵が、少し意図的なくらい連続的に登場し、物語を彩っていく。あまり考えず物語に集中しすぎないくらいにふわっと読めるので、気付けるか気付けないか程度の伏線が気付けない寄りに配置されており、丁寧に最後に回収されるのが心地よい。
 割と重めの話も含め、綺麗に幸せに収束していくので、読みやすく、心に残りやすい話だった。

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1枚の「絵画(エスキース)」を巡る、5つの愛の物語。“新境地にして勝負作!”との謳い文句通り、読み始めて今まで読んだ青山作品とは違ってやや戸惑う。「期間限定の恋人」たちの切ない愛に始まり、推しへの愛、師弟愛、過ぎ去った愛…とそれぞれ違った人たちの人生を垣間見ながら読み進めると、最終章に明かされた繋がりに驚き、その仕掛けに唸らされた。日本へ渡って30数年、関わった人たちのさまざまはドラマを見てきた1枚のエスキースが、時を経て今なお画家でいる作者の元で戻るラストにジンときた。

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ミニチュアアートが表紙になっている青山さんの小説は、ほぼ全て読んでいるが、どれもクスッと笑えて、どこかホロッとくる心が温まる連作短編集である。

この「赤と青とエスキース」は前述した小説たちとは、表紙の雰囲気からして違っている。どんな小説なのかとても気になり読み進めた。

一言で言うならば、表紙と小説の内容が一致して響き合っている、そんな物語たちだった。
連作短編であるところは、やはり、青山さんだ。けれど、軸になる人物は一貫している。
これまで読んだものとは違い、全体に切なくやるせない、少し冷んやりとした空気が漂う。
それでも最後には、人生とはそう簡単なものではないが、それぞれが何かを求め続ける価値のあるものなのだよ…と語りかけてくれているような、そんな余韻が残った。そして青山作品のお約束通り、最後の章を読むと、また最初から読み返したくなるのだ!
個人的には大好きな小説だが、中学校の図書館となると、読み手がどのくらいいるだろうか、と考えてしまう。

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最初の章で出来上がる、「エスキース」というタイトルの絵にまつわる物語。
最初の章はちょっと苦みのある恋愛を描かれた作品でとても好きだったのですが、最後の2章を読んでああ、あの二人はこういうことになったんだなと思うと、じーんときました。
個人的には漫画家の師匠と弟子の話が好きでした。
青山美智子さんの作品はどれも好きですが、これ、かなり好きです。

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大好きな青山さんの新刊ということで楽しみにしていましたが、今回も心温まる素敵な物語でした。
一枚のエスキースをめぐる連作短編集という形になっていますが、長編を読んだかのような満足感です。
エピローグで明かされる繋がりにも驚きました。
挫折を乗り越え前を向いて進もうとする人々を応援したくなる温かい読後感です。

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読み終えて、間違いなく、わたしのお気に入りの1冊になりました。
美術に疎い私ですが、お構い無しに楽しめました。

エスキースを軸に繋がる物語。

エピローグを読んで全てが繋がるとき、一度本を胸に当てて込み上げる感情を落ち着かせました。
壮大な愛を感じずにはいられませんでした。
なんという愛おしい物語。
きっと近いうちに読み返したくなります。

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一枚の絵画で繋がる短編集。とても暖かくて優しくて綺麗な作品でした。人と人との縁の素晴らしさ、ありがたみを実感しながら、私もエスキースと一緒に時を超えてゆきました。
そして最後まで読み終えると、短編すべてを通して愛が繋がっていたんだと感動しました。
物語の中に出てくる言葉達も素敵で、この作品を読んで救われる人がたくさんいるんだろうなぁと思いました。本当に素敵です。とても満たされました。
表紙とタイトルも物語にぴったりで、それら全てを含めて素晴らしい作品でした!
ありがとうございました。

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いつもそこには絵があった。一つ一つの話が印象深く、物語のラストにつながっていく流れが気持ちよかった。読んでいて、ラストの予想はついた、と思う瞬間があると思うのですが、予想がつくのは3割くらいです(笑)

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巡り巡るメリーゴーランドのように、一枚の絵を巡ってさまざまな人々の物語が流れていく。誰もが、自らの人生を重ねずにはいられないだろう。出会った人々、通り過ぎた季節、失われたと思っていたもの。諦めかけていた人生と、ふたたび向き合える気がした。

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戸惑う心を乗り越えて、一歩を踏み出す二人。運命の再会に夢を取り戻す額職人…一枚の絵にまつわる美しい物語の登場人物達は、あれこれ考え過ぎる人達。ちゃんと相手の気持ちに気づくことができて、本当に良かった。ほっと息をはいたら、涙があふれました。

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読み進めていくうちにパズルのピースがどんどん埋まって、一つの作品が完成していく様な感覚でした。またそれは二人と「エスキース」の長い旅路をたどっており、その終わりはとても穏やかで幸せな気持ちで満たされました。
読ませていただき、ありがとうございました。

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1つの印象的な絵をめぐる人々の人生を切り取った連作短編集。青山さんの他の作品にも共通した優しい切なさみたいなものが流れる。ただどうしても一つ一つの物語の人物描写などが物足りなく、いつか長編でしっかりした展開のある作品も読みたいなと思いました。

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一枚の「エスキース」に関する物語。
本当に素敵な物語で、あたたかい気持ちになれました。ひとつひとつの物語で、それぞれ人が寄り添って暮らしていて、そして最終的にすべてが繋がる。とてもすっきりした読後でした。

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青山先生らしい、とても優しく温かな物語だった。一つの絵画を取り巻く五つの物語。エピローグで分かる物語同士の繋がり。一度目よりも夢中で二度目を読んでしまった。誰にでもオススメ出来る、優しい読み心地が本当に良かった。このエスキース、ぜひ実物を見てみたい。

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私自身四十半ばとなり、若い頃に思い描いた人生であったかと思い返すと、そうでもなかったと思う。でも不満足かというとそういうわけではなく、ジャック・ジャクソンの言うように、思い描いた完璧な人生に予想外のことが起こり面白くなっているとも思う。作中の不器用すぎる二人は最後まで不器用だったけど、二人の人生という絵画、幸せな形で完成させて欲しいと願います。

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ああ、いい本だ。

著者の作品は初めて読みました。
1枚の絵を通じて描く連作短編に織り込まれた、
赤と青の縦糸が最後に姿を表します。

実はついさっきまで、タイトルを

 赤と青「の」エスキース

と勘違いしてまして。
誤読したまま、読後に「そういうことか、いいタイトルだなあ」
と思ってしまっていました。
「と」になってもその印象は変わりませんが、
より広がりを感じさせてくれますね。

ああ、いいタイトルだ。

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学生のレイは、メルボルン留学中に、同い年の日系人のブーと出会い恋に落ちる。
レイは留学中の「期間限定の恋人」として付き合い始めるが…。
画家、ジャック・ジャクソンが描いた「エスキース」という一枚の絵画をめぐる「愛」の話。
いろいろな場面に「赤」と「青」の色が、まるで絵画のように綺麗ににちりばめられている。
エヒローグで ようやく、それらすべての答え合わせのようにつながりをみせ、
絡めとったように回収されていく展開は見事というほかない。

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短編集だと思って読んでいたら!
最後にびっくり!!
全てが繋がりました。
レイとブーの長いお話。
食べて眠って起きて、好きになったり嫌いになったりする。
幸せになってほしい。

メルボルンのユリさんは頭が悪そうで好きなタイプではなかったけど、
年齢を重ねて素敵な女性になってたのにびっくり。
私も昔の自分に誇りが持てる生き方をしたいなー

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一枚の絵が描かれ、次の章ではその絵に額装がなされ、その次の章では、その絵がとある喫茶店に飾られている。あちこちに散らばった伏線が、最後には見事に着地した。赤と青とそして白。鮮やかな色が見えるような物語だった。本屋大賞ノミネート、うなづける作品です。

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一つの絵画をめぐる人生の物語。 小さなヒントがそこかしこに散りばめられていて、壮大でいて自然な仕掛けに、読了後は思わず読み返す事間違いなし。
人生は長く、いい時もあれば悪い時もある。大人になって、歳を取ってからも、大切な人とすれ違う事もあれば、夢を追い続ける事もある。それら全てが、味わうべき人生なのだと、希望を感じた一冊でした。

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生まれた絵画と共に、いろいろな旅をしたり、関わる人々の人生の変化を見守ったりする気分になった作品。
愛がテーマと帯にあったが、登場人物の成長や変化もテーマになっていると思った。
何度も読み返したい作品。

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エスキースにそんなにしっかり色を付けるイメージがなかったので、不思議なタイトルだなあと思いました。各章の赤と青に気がついた時にハッとしましたがエピローグの破壊力は想像以上です。
この小説みたいな奇跡の実在の可能性を信じたいと思う読者に幸ありますように。心動かされ涙をした読者たちが自分の大切な人と結ばれますように。
大判風呂敷たたみ、これぞ青山美智子さんだーと改めて思いました。恋人にプレゼントしようと思います。

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青山さんのお話は、人が知らず知らずのうちに影響し合っていて、その積み重ねで人生が彩られていくのが素敵だなといつも思います。今作でも人と人との愛や、創作への愛が描かれていて心があたたまりました。特に額縁に関する話が、初めて知ることもあり面白かったです。

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本屋大賞2位、おめでとうございます!
読み終えた後、じわじわと「良かったなぁ、、、」と余韻が広がる作品でした。ブーとレイのような、お互いにこの人がいい、と思える人を思い浮かべてしまう、そんな素敵な作品でした。何の前情報も入れずに読むことをおすすめします!ミステリではないものの、二度読み必至です!!

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それぞれの短編で出てくる登場人物や場面が最後のエピローグでつながる爽快感。
赤と青のエスキースがなにかも次第にわかり、最後にまでつながっていくことで、腑に落ちることも多く、読み終えたあとは穏やかな気持ちになれました。

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「赤と青」をテーマに、一枚の絵画が繋いでゆく連作短編集。
青山美智子さんらしい、面白いからくりが散りばめられていて、一冊で何度でも楽しめる。もう、大好きです💞

三章では、思わず涙腺崩壊😭 タカシマの印象がイッキに崩れたところがよかった。そして見るところが違う砂川はやはりただ者ではないと思った。

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今までの著者とはまた違った、それでいて良さはしっかり残った素晴らしい本でした。
評判を耳にしつつも、自分の目で正直に受け止めよう、と覚悟して拝読しました。そんな心配はいらないくらい素敵な作品で、最後の最後で驚かされましたし涙が溢れました。
何かにひたむきに向き合う人たち、錯綜する思い、愛おしい苦しい、さまざまな良い感情が渦巻く作品でした。
多くの人に手に取って欲しい本です。

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初めて青山美智子さんの作品を読みました。
話題作がたくさんあるのは知っていましたが、今回、評価される理由がよくわかりました。
特に「トマトジュースとバタフライピー」の中の「世の中に出していくべきなのは、本当に大切に扱って欲しいのは、俺自身じゃなくて作品だ」というセリフは、青山先生ご自身が常に思っていることなのだろうと思いながら読み直してみると、言葉の一つ一つがより優しく丁寧に感じられ、心が温まるはずだと感じました。
これを機会に他の作品も読んでみようと思います。

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四章あるうちの三章のトマトジュースとバタフライピーだけの公開だった。
五十を前にした、あまりぱっとしない漫画家が主人公。
過去にこの漫画家のアシスタントをしていた若い漫画家が大きな賞を二つも受賞し、雑誌の企画で、この若い漫画家と対談することになった。
対談する場所は、とあるレトロな喫茶店。
壁には「エスキース」というタイトルの赤と青で描かれた女の横顔の絵が飾ってある。
たぶん、この絵が一章から四章までに登場するのだろうと予想する。
主人公は、若い天才に対する嫉妬の気持ちを隠しつつ、つつがなく対談を終える。
記者とカメラマンが去った後、二人で会話を交えているうちに、主人公の気持ちが変わっていく。
この話は、最後の章のクライマックスの前の地味な話なのかもしれない。
しかし、著者の持ち味が存分に出いると思う。

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人は何のために恋愛をするのだろうか。という問いに対して一種の正解を提示してくれるような作品だと思う。
青山美智子さんの作品を読むのは初めてだったが、感情がこれでもかと伝わってくる素直で優しい表現と柔らかい情景描写は唯一無二。

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