泣きむしハナ 泣かなかった

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刊行日 2011/07/07 | 掲載終了日 2021/12/10

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内容紹介

泣きむしハナ 泣かなかった


だけど、ひとつだけ、たしかなこと、それは、、、


命あるかぎり、まっすぐ生きていく、ということ


ハナの思いを、今、すべての子どもたちに


多彩な活動を続ける放送作家・東野ひろあきの文に、関西で活躍するイラストレーター・川﨑あっこが絵をつけ、生まれた絵本です。


A5 変形サイズ 17.2 x 14 x 0.8 cm

並製 ソフトカバー

24ページ

装幀:竹歳明弘(スタジオビート)


涙を越えた その先に 明るい未来が待っている。

 傷ついた心に そっと寄り添ってくれる言葉と絵。

 子どもたちに、大切に読み続けてほしい宝物です。


みやぎびっきの会(代表/さとう宗幸 稲垣潤一・小柴大造・小川もこ・かの香織・遊佐未森・山寺宏一)

泣きむしハナ 泣かなかった


だけど、ひとつだけ、たしかなこと、それは、、、


命あるかぎり、まっすぐ生きていく、ということ


ハナの思いを、今、すべての子どもたちに


多彩な活動を続ける放送作家・東野ひろあきの文に、関西で活躍するイラストレーター・川﨑あっこが絵をつけ、生まれた絵本です。


A5 変形サイズ 17.2 x 14 x 0.8 cm

並製 ソフトカバー

24ページ

装幀:竹歳明弘(スタジオビート)


涙を越えた...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784905389057
本体価格 ¥1,000 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

どうやら大きな地震の後、泣き虫子猫のハナがひとりで懸命に生きる姿に自分を重ねてみる方も多いかもしれません。
生きていることをただ受け止めるハナ。一日一日を目一杯生きるハナ。出会いもあった、楽しいこともあった。
そうやって築いた自分の暮らし方。大仰に振りかぶらなくても、慎ましい暮らしを楽しんで手に入れたものは美しい。
ハナ、君は生きたんだね。

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ハナ。
本当に10年たったよ・・・
本当に10年たったよ・・・
ごめん、あなたが泣かなかったのに、わたしがないちゃったよ。
あなたの、夢中に生きた日々と、あなたを10年ずっと包んだやさしい ともだち と透き通る青空を思って。
本当によく生きたね、ハナ、わたしも、まずは今日を、そして明日を生きてくよ、ありがとう・・・

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あの日から10年。あっという間だったような長かったような。
明日のことなんて考えられないような現実に襲われたけれど、ハナと同じように「生きている」事だけは分かった状況でした。
失くしたものも沢山あるけれど、新しく出会った人や場所もあります。明日を思い生きている事の素晴らしさを、改めてハナを通して思うことが出来ました。
あの日を知らない子供たちにも、読んで欲しい一冊です。

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とてもシンプルな絵本。
でも、そのシンプルさゆえに胸にダイレクトに刺さってきます。
ハナのまっすぐな瞳はいろんなものを見てきたのでしょう。そして今何を見ているのでしょう。
えらかったねハナ!がんばったねハナ!
最後のページの絵に救われました。

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泣きむしハナの人生には様々なことがあったと思う。しかしそれは短い文章の中には書かれない。最後に今を生きている、という事実が残った。この本を読んで、今生きていることを肯定されたように感じた。
この絵本は大人になればなるほど意味合いが変化し、一人の人生にずっと寄り添ってくれる絵本だと思う。

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谷川俊太郎さんの詩の「生きる」を思い出しました。
淡々とした言葉の少なさに言葉にできないものいっぱい詰まっている気がして、辛いことがあってただ生きることが苦しいと思う気持ちがあってもいい、だけど生きていたらその苦しみよりも強くなるってメッセージを感じました。

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最初と最後で、ハナの表情がまったくちがう……そう思いました。

文は声に出して読んでみるとなんだか不思議な感じでした。
いったいどんな感じで読んだらいいんだろう?
そんなふうにも思いました。
きっと、好きに読んだらいいんでしょうね。

それにしても、生きている……それだけで素晴らしいのですね。
自分が今生きていることに感謝しよう!
そう思いました。

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言葉は少なく、絵の力で、物語の力で訴えるものがある
#みやぎびっきの会
が説明の欄にあった。夢を諦めることがない様に、子供たちのためにとある。この絵本には何も具体的なことは書かれていない。そこに普遍性がある。想像することは誰もひとつだろうけれど、解釈は自由。子供がこれを読んでなにを思うか、我々大人が何を思うか。
普遍性、とはいろんな人がいろいろ解釈でき、そこからその人なりの何かを受け取ること。
生きているということは素晴らしい。
生き延びたということは素晴らしいこと。
と自分は思う。
一人一人解釈は違っていい。
素敵な可愛い絵の絵本でした。

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