くぬぎのもりのりすのがっこう

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刊行日 2019/05/07 | 掲載終了日 2023/05/31

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内容紹介

校長先生は、森で一番大きなくぬぎの木。植物の授業でうめた種が、ぽんちゃんのだけ芽が出ず、心配したみんなが考えたのは…?

個性豊かな5ひきが、困った時は力を合わせ、それをあたたかく見守る先生たちのお話。

校長先生は、森で一番大きなくぬぎの木。植物の授業でうめた種が、ぽんちゃんのだけ芽が出ず、心配したみんなが考えたのは…?

個性豊かな5ひきが、困った時は力を合わせ、それをあたたかく見守る先生たちのお話。


出版情報

ISBN 9784752008798
本体価格 ¥1,540 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

りすたちが5人(ひき?)入学した学校での授業が楽しそう。そしてなによりも5人の個性がそれぞれ豊かで、読む子どもたちもどこか自分に投影したり、知っている友だちをそこに見つけたりするのでは?
それが共感する心を育むので、何度もじっくり読みたい絵本です。

絵もまたとても念入りに描かれていて、前からの視点や後ろからの姿、少し斜め上だったりと、子どもたちの視線をきっちりと誘導しつつ、りすたちの個性が分かりやすく描かれています。美味しそうな給食のシーンは、左利きの子もいたりしてさまざま考えられていることに感動いたします。

個性って素敵だな!と思わせてくれる一冊です。

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自然の中には学びがいっぱい。りすさんたちのように、森の中で伸び伸びと勉強できたらいいだろうなあ。おひさまの光、吹き抜ける風、空気のにおい、葉っぱや生き物たちのさざめき…。小間切れの時間割で動く人間の学校は、ずいぶん不自由だなあとつくづく感じてしまいます。でもきっと、子ども達は絵本の中でりすさんと一体化して、りすさんたちと一緒に小さな日常の冒険を楽しんでくれそう。

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森の学校は校長先生は大きな木、モグラの先生がいて小鳥の先生もいて・・・その中で学ぶ5匹の子リスたちの元気いっぱいなこと!読んでいて思わず笑みがこぼれました。こんなに色々な先生の中で学んだら とても豊かな考え方ができるんじゃないかな、と。人間にも こんな学校があるといいですね。
学校へ入る前の、ちょっと学校が怖いなとぐずっているお子さんには 特にオススメ。

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生徒は五匹のリス🐿の子どもたち。先生は村一番の大きなくぬぎの木と鳥たち。
五匹が個性的に描き分けられている。
みんなの前で張り切って遠くへとぶ子、みられていると恥ずかしくて小さくなっちゃう子。その子の個性を知っている子供たちは目をつむったまま声をかけてやる場面もよかった。
それぞれの種を植えてみてどんな芽が出るか楽しみに待つ。なかなか出てこない芽を前にしてみんながとった行動は・・・?
森ってそこに身を置くだけで楽しい場所だよ!

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それぞれの個性を持ったりすの子たち。恥ずかしがり屋のしーちゃんが木の枝から枝に飛ぶ時に「あの子はみんなに見られると恥ずかしいみたいだから」って目をつぶってあげれるのが優しいなぁって思いました😭誰にでもできることじゃないよね、見られて嬉しくなる子も居て、でも、その子が、え?なんで恥ずかしくなるの?って責める訳でもなく、自然とその行動に移せるのがすごいなって。価値観の違いなんてたくさんあって、でもどうしても自分基準で考えちゃうから、自分の価値を他人に押し付けてしまうこともあって。大人になった私ですらあるのに、この絵本に載ってる子たちはすごいなぁって。種の芽が出てこないシーンでも、コソッと埋め変えしていて。人の幸せを願って行動に移せて、それが巡り巡って自分に返ってくるんだろうなぁ。絵本だけど、すごい色んな大切な事を教えてくれる作品でした。イラストも温かくて可愛かった。

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ふくざわさんの本はいつも人気で貸出中の事が多いです。
それはもちろん、絵もお話もほんわかしているからでしょう。
絵を見ているだけで、もちろんお話を読んでも心が温まる事間違いなしのシリーズです。
次回作はどんな登場人物のお話なのか、今からワクワクしています。

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『もりのホテル』『もりのとしょかん』『もりのかばんやさん』(学研プラス)を読み聞かせしたことがあります。普段の読み聞かせより若干長くなってしまうのですが、最後まで(裏表紙まで)楽しんでくれます。一冊読み聞かせると、あとは大人がすすめなくてもふくざわ先生の絵本を自然と手に取ってくれるので、ふくざわ先生の魔法だと思っています。
本作は学校が舞台なので、子どもたちもより身近に感じられそうです。いろいろな子がいるのは人間の学校もりすの学校も同じ。自分がこう思うから相手も絶対こう思う!ではなく、相手の立場になって考えられるりすの子どもたちはすごいですね。
小学校では朝顔やひまわりを育てるのが定番なのですが、芽が出ないこともままあります。教師が予備として育てていたものと交換するのが常套手段でした。本作を読んでみて、自分たちで解決する機会を奪ってしまっていたのかなと反省です。くぬぎの校長先生のように、時には見守ることも大事ですね。子どもたちのみならず、先生方にも読んでほしい作品です。

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りすさんたちのキャラクターがみごと。そして、そのキャラクターが必然的に物語を動かしている。
先生がくぬぎの木っていうのもいいし、おこじょさんが校外へ給食を運んでくれるとこなんかもうサイコー!
あーいいな、いいなあって思ってしまう。
いろんな種を植えるところもリアル小学生っぽくて、わくわくしました。
ほほえましくて、あたたかくて、明日の学校が楽しみになる素敵な絵本でした。
ありがとうございました。

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子どもが小学校に入学した時のことを思い出します。いろいろな先生が見守る中、授業を通じて少しずつ仲良くなる子供たち。こんなに自然いっぱいの学校は、とてもうらやましいですね。歌の部分は好きなメロディーをつけると、楽しく読めますね。

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リスの生徒たちが森の学校で伸び伸び勉強する姿は無邪気で実に微笑ましかったです。いろんな性格の子がいて困ったクラスメイトがいると励ましあったり助け合ったり。友達を思いやる心が読んでるうちに自然と芽生えてきそうです。「こんな先生や友達がいるのなら学校ってきっと楽しいところなんだろうなぁ」幼い読者は期待に胸を膨らますかもしれませんね。空から眺める森の風景も小鳥になった気分で爽快です。ほんわり温もりのあるエンディングも心にお話の余韻を残してくれますし。とりわけ木苺の給食は甘酸っぱくて美味しそう〜。本作を開いている時だけ森の学校へ通っているような気持ちになれそうです。

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