日本が先進国から脱落する日

“円安という麻薬"が日本を貧しくした‼

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刊行日 2022/03/02 | 掲載終了日 2023/02/28

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内容紹介

アベノミクスの円安政策が

日本を急速に貧しくした‼


「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称され、世界第2位の経済大国だった時代は、もはや遠い過去。今や日本は、 平均賃金がOECDの中でも最下位グループという低さで、国別の豊かさの目安となる1人あたりGDPの順位も下がり続け、数年後には韓国に抜かれると見られている。

なぜ日本の経済成長は止まり、「貧しい国」に成り果ててしまったのか――。

じつは、日本がこれほどまでに貧しくなったのは、アベノミクスの期間である。

「アベノミクスの円安政策が、労働者を貧しくして株価を上げ、日本を急速に貧しくした」

こう指摘する経済学者の野口悠紀雄が、購買力やビッグマック指数、高度教育力、デジタル化などさまざまな角度から日本の長期停滞の原因を徹底分析。

日本政府は2031年までに実質2%成長を予測しているが、このままではこのシナリオが実現することはない。むしろ、 経済成長著しい韓国、中国、台湾などにも抜かれ、先進国から脱落するかもしれないと警鐘を鳴らす。

日本経済のどこが問題で、復活するためにはどんな可能性があるのか、そのためにはいま何をすべきか――。日本経済の20年後を展望するための1冊。

【目次】

第1章 信じられないほど貧しくなってしまった日本

第2章 円安という麻薬で改革を怠った

第3章 「安い日本」を理解するための経済指標

第4章 物価が上がらないのは、賃金が上がらないから

第5章 日本停滞の原因をアメリカに学ぶ

第6章 デジタル化に遅れた日本

第7章 亡国の円安20年史

第8章 日本は1%成長できるか?

第9章 高齢化のピークに向かう:2040年問題の深刻さ

第10 章 将来に向かっていま何をすべきか?

アベノミクスの円安政策が

日本を急速に貧しくした‼


「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称され、世界第2位の経済大国だった時代は、もはや遠い過去。今や日本は、 平均賃金がOECDの中でも最下位グループという低さで、国別の豊かさの目安となる1人あたりGDPの順位も下がり続け、数年後には韓国に抜かれると見られている。

なぜ日本の経済成長は止まり、「貧しい国」に成り果ててしまったのか――。

じつは、日本が...


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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784833424516
本体価格 ¥1,700 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

著者の著作は「超」整理法シリーズからほとんど読ませていただいていますが、相変わらず端的に核心を鋭くついているので気持ちが良いし、「嗚呼なるほど」と唸ってしまう。今のわが国の現状を第二次世界大戦に続く第二の敗戦とまで言わしめる。ネタバレになるので詳細は記せませんが、第10章のまとめが著者のメッセージではないだろうか。政治家や官僚も悪いが、現状認識することなく危機感が欠如しているわれわれ国民が目を覚まさないとということだろうか。

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