Q&A

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刊行日 2018/03/08 | 掲載終了日 2018/03/31

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内容紹介

刑事のKと鑑識のGが発見したのは、死体のそばに残された、犯人と被害者が交互に問いかけあうノート。
23歳の新鋭が問う、法では裁けない哀しき犯罪テレビ朝日でドラマ化決定!
人生で初めて出来た親友が、自ら命を絶った。親友の父を殺して逃避行を続ける僕は、やがて惨殺死体で見つかる。残酷な世界で生きる決意をした少年がたった一人の大切な存在と巡り会い、手に入れたものは何だったのか?Web小説界の常識を打ち破る「ピクシブ文芸大賞」大賞受賞作!

刑事のKと鑑識のGが発見したのは、死体のそばに残された、犯人と被害者が交互に問いかけあうノート。
23歳の新鋭が問う、法では裁けない哀しき犯罪テレビ朝日でドラマ化決定!
人生で初めて出来た親友が、自ら命を絶った。親友の父を殺して逃避行を続ける僕は、やがて惨殺死体で見つかる。残酷な世界で生きる決意をした少年がたった一人の大切な存在と巡り会い、手に入れたものは何だったのか?Web小説界の常識を打ち破る「ピ...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 0004344000004
本体価格 ¥1,300 (JPY)

NetGalley会員レビュー

9(後のQ)の教会での難行生活が語らえる負のオーラのストーリーかと思いきや、里親に9が引き取られ、Qに改名した当たりから、誘拐、捨て子、近親相姦、殺人・・と、どんどん真実が明かされてきて、Qが自分が一体誰なのかを理解した時、長い年月苦しんで死を選んだ友人&を追って母親宅、市長宅へと赴き、真実が見えてきました。ここで終わらず、今の市長の子のAと出会い、最後にAに最終処理を頼んだのは予想出来ませんでした。展開も興味深く、ページを捲る手が止まらず、一気読みでした!楽しめた!・・・海外ミステリー小説仕立てなのだけど、テレビ朝日の日本人ドラマはどう映像化されるのかが楽しみです!

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現場に残されたノートにはQと&、そしてAという3人の子供が登場する。
不幸な生い立ちから「この世界そのものが本来残酷なもので出来ている為、どんな人間にも一切の罪や責任がない」と哲学的とも言える人生観を持つQ。
母親が望む息子を演じ続ける事により、世界が歪んで見え始め独自の死生観を持つようになった&。
Qと&の遺志を引き継ぎ生きる事を誓ったA。
世界は何によって構成されているのか、あなたは誰なのか、世界に愛は存在するのか。
この3つの問い(Q)と(&)答え(A)を求めて少年達は軌跡を辿る。
一読すると不幸な環境で育った少年達が諦観した考えを持つ事により起こった哀しい事件。
結果的に辛い結末を迎え、救いようがない物語に感じるが、偽りの自分を演じる事を辞め本当の自分になれた&と、&と共に永遠にAの中で生き続ける事が叶ったQにとってこれは決して不幸な結末なんかではない。
寧ろ、壮絶な最後を迎えても穏やかな表情を浮かべられる程幸せだったのだろう。
そしてQと&の遺志を引き継ぎ自分の中にだけ存在する愛を守ると誓ったA 。
何の疑いもなく純粋にQを慕い、愛していると口にするAの純愛とも洗脳とも言える感情が怖かった。
彼らの思考回路が理解出来ないと嫌悪感を示す刑事Kが物語が進むにつれこの手記にのめり込み最後に取った行動も印象的。
ノートを残して去ったAがその後どの様に生きたのか。また、秘密の交換日記を始める事なく、普通の人と同じような人生を歩んで欲しいと願わずにはいられない。

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海外ドラマを日本語吹き替え版にしたかのような文章。名前がほとんど出てこない不気味さ。ミステリーとしてはそんなに面白くもなかったけれど、なんだか哲学的で、異様な感じがしました。

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残酷さと絶望、そして哲学的な問いに満ちたストーリー。
人は何のために生まれ、何のために生きるのか。彼らに幸せになる権利はなかったのか。
生きることとは何であるかを正面から突きつけられる。

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最初は、登場人物イニシャル???な感じだったのですが、普段あまり読まないジャンルということもあってか、次々と展開していく内容にたまらず一気読み。
殺人現場で発見されたノートを読み進めていくうちに、Qと&とAという3人の人物(!)が浮かび上がり、同時にもつれていた真実の糸がほどかれていく様は、読み手である警部と鑑識と一緒についのめり込んでしまう。
幸福と不幸、世界とは、自分とは、愛とは。そして、読了後うずまくこの感情に対する答えはない。んだろうな〜

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