熊金家のひとり娘

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刊行日 2018/04/10 | 掲載終了日 2019/06/17

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内容紹介

北の小さな島で、代々娘一人を産み継ぐ祈禱の家系に育った熊金一子は、神と畏れられる祖母と「血」から逃れるために島を出る。やがて大人になり、男の子の母親になることを願う一子が産んだのは――やはり女だった。明生と名付け息子のように育て愛そうとするが、ある日明生が失踪。一子は「バチが当たった」と怯え始める。母の愛に迫るミステリ。

北の小さな島で、代々娘一人を産み継ぐ祈禱の家系に育った熊金一子は、神と畏れられる祖母と「血」から逃れるために島を出る。やがて大人になり、男の子の母親になることを願う一子が産んだのは――やはり女だった。明生と名付け息子のように育て愛そうとするが、ある日明生が失踪。一子は「バチが当たった」と怯え始める。母の愛に迫るミステリ。


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784344000006
本体価格 ¥690 (JPY)

NetGalley会員レビュー

どこまで行っても逃れられない血。熊金家の血を断ち切りたい母一子と何も知らずにその血に絡め取られる娘たち。居場所を求めて彷徨った先にあるものは?逃げても逃げてもたどり着けない永遠の最終地とは?

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終始ダークな雰囲気でした。「運命」や「バチ」に振り回された一子、そしてその二人の娘。一子のせいで夫や娘たちも振り回されていく、まさに「毒母」だった。最後の一子の手紙を読んでも私には一子の気持ちが理解しかねた。

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熊金家の血をひく娘たちを呪縛するもの。
その正体は親の毒。
毒に侵されて育った彼女たちは、それぞれ表現は違えど、「私を愛して!」と叫び続ける。その声に応えは返るのだろうか。
毒親をめぐる現代の寓話。

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