秀吉の活

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刊行日 2017/11/24 | 掲載終了日 2017/12/31

内容紹介

時代小説界の麒麟児が、戦国時代の巨星に挑む、現代からの挑戦状!!


織田信長に仕官するまでの就活。伴 侶を得る為に努力する婚活。活躍の場を求め奔走する昇活。己の力と才覚に目覚める凡活。信長のもとで次第に頭角を現す勤活。信長が討たれ主を失った転活。信長に代わり天下を治める天活。豊臣の世をつくる為に働く朝活。跡取りづくりに必死になる妊活。己の最期に何を残すのかを問う終活。


時代小説界の麒麟児が、戦国時代の巨星に挑む、現代からの挑戦状!!


織田信長に仕官するまでの就活。伴 侶を得る為に努力する婚活。活躍の場を求め奔走する昇活。己の力と才覚に目覚める凡活。信長のもとで次第に頭角を現す勤活。信長が討たれ主を失った転活。信長に代わり天下を治める天活。豊臣の世をつくる為に働く朝活。跡取りづくりに必死になる妊活。己の最期に何を残すのかを問う終活。



出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 0004344000001
本体価格 ¥1,700 (JPY)

NetGalley会員レビュー

卑屈なダメな男、はったりの上手い男、人間くさい男、忠実な男、正直な男、熱い男。人間の持っている色々な顔を秀吉に見ました。色々書かれているものが多い天下人ですが今まであまり魅力を感じていなかったけれどこの小説でその顔(心)が、かいまみえ少し好きになりました。壮大で活きぬいた男の物語、面白かったです。

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百姓としてただ生きていくだけの人生に満足が出来ず、活きた人生を求めた秀吉。
その代償は大きいが、覚悟はしていたはずだった。
でも「活」を求めることが、ただの執着へと変わるのは一瞬のことなのだ。死を前にしたとき、秀吉は最後の賭けに出る…
戦乱の世、小さな体ひとつで成り上がっていく男の生き様と活き様を描き出す戦国時代小説。

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宮本武蔵に続いて、木下昌輝が挑んだのは秀吉。よく泣く秀吉は等身大の人間秀吉。
連作短編の構成だが、それぞれの年代でのトピックを描いており、長編の要素もある。
明智光秀との関係はうまく伏線を張っていて、「なるほど」と思わせる。
楽しく読みました。

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