ビジュアル大百科　元素と周期表

まず見た目が綺麗。写真が綺麗で、「元素」とただ単に言われてもわかりにくいですが、そのモノの写真、そして何に使われているかなど詳しく書いてあるので、子供から大人まで「なるほど！」とわかりやすいです。子供の興味を引くこと間違いなし！

中高生の頃は、「スイヘーリーベボクのフネ」を覚える以上に興味も持たずにただ教科として勉強していた元素。その後さまざな元素の本や、ノーベル化学賞受賞やニホニウム生成のニュースなどに触れるにつれ、元素なんだか勉強足りてないでしょ私⁉︎と、内心忸怩たる思いに捉われていました。
この本は、ドレスのように美しい元素たちの魅惑的な写真と、その性質を生かして身近なものへの利用や構成要素としての活用など、わかりやすく理解できる一冊となっています。
中高生の頃、この本に出会っていたらもしかして、なにかと何かをカップリングして、ニャントカニウム元素を新しいなにかに活かす技術の研究などをしていたかもしれないな、わたし！と妄想をしてしまいました。

鉱石の写真が美しい。鉱石から精製する手段を編み出した先人の知恵と努力を感じながら読む事ができる。
セオドア・グレイの元素図鑑のような皮肉混じりの面白さは無いが、文章も難しくなく、大人だけでなく子どもにも元素に興味を持ってもらうための入り口になる1冊になるのではないだろうか。

とにかく写真がとても美しく、たくさんの宝石を眺めているようでした。元素そのものの説明はもちろん、その元素が含まれるモノや関連するモノもたくさん集めて紹介されていて、具体的なイメージを作りやすい内容だと思います。ビジュアルで魅了し、内容で興味を深めていけるようで、科学の入り口に立つ高学年から中学生にオススメしたいと思いました。

写真が綺麗で、分かりやすいです。
ニホニウムまで出ているので、新しい！と感動。
子供の頃に出会えていたら、もっと元素に興味を持てたのかもしれないと感じました。勿論大人が見ても面白いですが、元素記号を覚える時に、一緒に開いてみると良いと思いました。

各元素の結晶や利用される場面の写真が多く掲載されている。
「この元素はこのようなものなんだな」を視覚的に理解しやすいと思う。

しかし、図鑑ということもあり、説明や解説は大まかにしかされていないため見て楽しむ、概要を理解するのに過ぎない。

児童書枠というよりも、これは様々な年代の元素好き、鉱物好き、化学好きの人にはたまらん！！という図鑑だと思います♪
自分自身、化学部に所属していた過去があり実験大好きだったので、部室にこれ一冊あったら嬉しいかったなぁと思いました。

あとは、化学の勉強よくわからない！もっと楽しくしたい！と思っている学生さんにもオススメです。学参コーナーにあったら、基礎的知識＋αも眺めながら自然と頭に入るので、化学式が苦手な学生さんも、この図鑑をキッカケに化学式も実験も、楽しいものなのだと思って貰えたらいいなと(*´ω｀*)

あとは、いま流行りの鉱物女子の方々のファーストブックなどにも楽しいかなとも思いました。元素から丁寧に説明されていますし、何よりも写真が全て素晴らしく綺麗！！
A4サイズなので持ち運びには向いてはいませんが、眠る前の一時に、好きなページをまったり眺めるだけでもホッコリできるかと思います(*´ω｀*)
（個人的には物凄い鉱物女子なわけではないのですが、簡単な実験ですが、色々な元素を組み合わせ、キラキラとした化合物を生み出す楽しみも知っているため、色々な事を懐かしく思い出しながら拝見しました♪）

色々な棚で展開して、その書店さんで最も動くジャンルの棚にあったらとても嬉しい作品だと思います。
個人的にはお誕生日にプレゼントで頂けるなら、大喜びします（笑）。