書店ガール7

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刊行日 2018/09/07 | 掲載終了日 2018/09/09

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内容紹介

中学の読書クラブの顧問として、生徒たちのビブリオバトル開催を手伝う愛奈。故郷の沼津に戻り、ブックカフェの開業に挑む彩加。仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる理子。そして亜紀は吉祥寺に戻り……。それでも本と本屋が好きだから、四人の「書店ガール」たちは、今日も特別な一冊を手渡し続ける。すべての働く人に送る、書店を舞台としたお仕事エンタテインメント、ついに完結!

中学の読書クラブの顧問として、生徒たちのビブリオバトル開催を手伝う愛奈。故郷の沼津に戻り、ブックカフェの開業に挑む彩加。仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる理子。そして亜紀は吉祥寺に戻り……。それでも本と本屋が好きだから、四人の「書店ガール」たちは、今日も特別な一冊を手渡し続ける。すべての働く人に送る、書店を舞台としたお仕事エンタテインメント、ついに完結!


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784569768540
本体価格 ¥700 (JPY)

関連リンク


NetGalley会員レビュー

ドラマ化もされた人気シリーズの最終巻。
今までシリーズで出てきた主人公たちのそれぞれのその後を知ることができる。
シリーズを読んできた人には懐かしい人も出てくるので、読書後はもう一度シリーズを全部読みたくなる。
これでシリーズが完結してしまうのは寂しいけれど、どこかでまた再会できることを祈りたい。

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NetGalleyのサービスを使い始めてみたけれど、まさか自分が新刊の発売を心待ちにしている作品が対象になるとは予想しておらず、早速リクエストを送った。

連日の暑さか、日々の疲れか、はたまた両方か。ここ数日は、頭痛に悩まされていた。仕事を終えて帰宅し、NetGalleyのサイトを見ると、前日のリクエストが通ってダウンロードができる状況になっていた。頭痛の刺激を「書店ガール7」が打ち消し、夢中で読み進めた。


「書店ガール」は、書店を舞台としたお仕事エンタテインメント作品。渡辺麻友(元AKB48)と稲森いずみのW主演で、ドラマ「戦う!書店ガール」にもなった。ついに、こちらが最終巻となる。

今回は、4人の書店ガールたちの日常を描く。
1、 中学の読書クラブ顧問:愛奈。
2、 故郷でブックカフェの開業に挑む:彩加。
3、 書店のエリアマネージャー:理子。
4、 母であり、本部から書店勤務に異動:亜紀。

この4人の中で理子の話が、とても現実的に感じられた。
理子は、仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる。
その理由としては、私自身が会社に勤めて働く1人という事や、取次のニュースを新聞で見た事が影響しているのだと思う。

この本を読む事は、自分と本について、改めて考える機会になるのではないだろうか。
今年の暑い夏は、室内で本と向き合う時間を設ける事にしてみては、いかがでしょう?

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現場で働く人間がどんなにがんばっても、手を尽くしてもどうにもならない現実がある。書店の閉店のニュースは今はもう珍しくない。
人々の求めるものは時代の流れと共に変わり、本を手に入れるための選択肢も増えた。わざわざ書店に足を運び自分の目で現物を確かめてから選ぶ、そのことを面倒だと思う方も多いのだろう。
本を選んだ人がいて、その本を選ぶ人がいる。そういう幸せな出会いの場所が書店だと思う。人は替わり、場所がなくなってしまうこともある。だけど本を好きな人がいる限り、きっと大丈夫なんだと思う。そう信じたい。

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シリーズ最終巻にして総集編ですね。地元の書店大賞のことや、お会いしたことがある書店員さんがモデルになっていたり、と嬉しい巻でもありました。書店員になってから知り、シリーズ数巻を夢中で読み、勝手に仲間のように慕ってきた書店ガール達の「今」を知ることが出来て、本当に嬉しくて、でももう会えないのかと思うと寂しくて。だけど、みんなそれぞれの場所で「本」を愛している。私も、本を、そして本屋で働く自分を、これからも愛していきます。書店ガールは永遠に私のバイブルです。

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シリーズも完結ということだからか、実在の書店員さんたちが大挙出演。彼、彼女たちの姿を思い浮かべながら読むのも一興。

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●「本と顧客を繋いできた方々の後日談がとても感慨深い」

大好きなシリーズです。
完結編と他の人のレビューに書いてあって
すごくしんみりとした気分で1ページ1ページ読みましたが
書店ガールたちのパワーや、
出てくる人のパワーでいつのまに楽しくニコニコと読んでしまいました。
まだまだ続けられる内容なのにとは思うところはあるけれど、
著者さんがこれが一番良い完結と思ったのでしょうね。
最後の章、短い章ですけれどもこの中の内容にすごく
本と書店に対する著者の想いが詰まっている気がして
長年のファンとしてちょっとウルっとしてしまいました。

奇しくも北海道大地震の日に読み終わったのですが、
台風はじめこの地震で被災された方々の
力にもなるような本なのではないでしょうか
(シリーズ通してですね)

本当に長らく楽しませていただきました
碧野圭さんありがとうございました!

本好きなら一度は読んで良い本だと思います。

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大好きなシリーズなだけに、どうやって結末を迎えるんだろう…と、期待と不安を持って読みました。主な登場人物だった4人のその後とこれから。
立場も場所も様々だけど、本を扱うことからは離れず、厳しい状況ながら前を向く彼女たちにはやはり励まされる気持ちでした。
書店を巡る世情は厳しく、日々の仕事でも感じるものだけど、それでも書店は街に残らなきゃならないと強く思いました。

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いきなり完結の7巻から読んでしまいましたが、面白かったです。
是非1巻から買って読みたいなと思いました。
最初の中学生のビブリオバトル、面白いなと思いました。自分の生徒にもやらせてみたいなと思ったし、
私もやってみたいと思いました。
そして仙台の書店閉店騒動。読んでいてこちらも胃がきゅんとしめつけられるような思いがしました。
最後は亜紀が新しく店長として働くという前向きな感じで終わっていて、読後感がとてもよかったです。

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『書店ガール』は、本を読む面白さと、実生活での元気をもらう活力源となったシリーズ。理子に寄り添って読んできた為、理子の章では力が入る。会社側と現場の板挟みで、成す術もなくなる理子の姿に胃がいたくなる思い。そこに現れる明るく元気な亜紀の存在に、いいコンビだなと、懐かしく振り返り嬉しくなる。最後に、亜紀の生き生きした姿も読めて、シリーズの終わりは寂しいけれど満足出来た。私にとって本屋で本を買うことは、元気になりたいとき、頑張った時のご褒美イベント。沢村がインタビューで語った本屋論、ネットではなく本屋で本を買う意義について一文が、正にどんぴしゃり!だった。

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シリーズも7作目でいよいよ完結へ。
ビブリオバトルというものの存在を本作で始めて知ったが、
非常に興味深い取り組みかも。
ネット上でのレビューではなく、その本を進める熱い想いを文字だけではなく、
言葉で、身振りで、感情を交えて伝えられるメッセージの強さは惹き込まれる。
実際に見てみたいと思わせる。
またブックカフェ立上げに向かう彩加のストーリーでは、地元に戻ると決めたが、
実際に戻ってみると東京目線で町を見てしまうように友人には見られ、
上から意見を言っているとか、田舎をバカにしているんじゃないかとか
今もまさに存在するギャップをうまく表現されている。
書店という日本に文化を根付かせるという位置付けで存在が広まった小売業。
いまやECにどんどんとシェアを奪われ、品揃えで勝負する大型書店しか生き残れないと
みんなが思っているビジネスではあるが、本当にそうだろうか?
本作シリーズを通じてのメッセージは、日々大量の書籍が刊行される現在において、
伝え手の思いを如何に読者に届けるのか、そのメッセージにより読み手がどう感じ、
自分自身の糧に変えていくのか、書籍だけでなくそれにまつわるものも合わせて
伝えられる書店(でなくてもいい)が求められる時代に対するものかもしれない。

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