凛の弦音

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刊行日 2018/10/16 | 掲載終了日 2018/10/16

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内容紹介

篠崎凜──翠星学園高校弓道部。一年生。中学から弓道を始め、現在弓道二段。ひたむきに弓道を打ち込む、一直線の少女。そんな凜が師匠、棚橋先生の家で、ありえない矢で男が殺された事件に巻き込まれ、事件を解決。『弓道名人は名探偵』と校内新聞で取り上げられて……。友達に悩み、自分に悩み、弓道に悩む青春真っ只中の凜をめぐり、さまざまな人々が現れ、いろんな事件が巻き起こる。ひとりの少女の成長を活き活きと描く傑作長編。 

篠崎凜──翠星学園高校弓道部。一年生。中学から弓道を始め、現在弓道二段。ひたむきに弓道を打ち込む、一直線の少女。そんな凜が師匠、棚橋先生の家で、ありえない矢で男が殺された事件に巻き込まれ、事件を解決。『弓道名人は名探偵』と校内新聞で取り上げられて……。友達に悩み、自分に悩み、弓道に悩む青春真っ只中の凜をめぐり、さまざまな人々が現れ、いろんな事件が巻き起こる。ひとりの少女の成長を活き活きと描く傑作長...


出版情報

ISBN 9784334912475
本体価格 ¥0 (JPY)

NetGalley会員レビュー

推理小説であり、青春小説であり、更に弓道の心得が上手くミックスされたストーリー。主人公の凛を取り巻くあらゆる事件には必ず弓道が絡む。弓道の経験は無いが、弓道をしている凛が目に浮かぶ。それは、あまりにもリアルに描かれているから。特に試合描写は鳥肌モノ。張り詰めた試合会場。凛や仲間の心情。自分も試合をしているような緊張感になる。
弓道経験者も未経験者も弓道の魅力に引き込まれる作品。私も弓道したかったなー!

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的に中る澄んだ音が、弓と向き合う姿勢が、『凜』と言う名に相応しい。心地よい音が聞こえて来るようだった。

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誰もが一度は興味をもち、けどなかなか実際に経験したりすることがなかったりする「弓道」をテーマにした作品。
ミステリーの要素を雑ぜながら、部活「弓道」を通して成長していく少女が描かれている。
「剣道」「茶道」「華道」といった「道」としての共通するであろう考えを示しながら、「弓道」だけの緊張感がうまく表現されている。
登場人物それぞれがうまく対比を成し、主人公が名前そのもののように成長していく姿に自分を重ねてたり、周りの人を重ねたりするのではないだろうか。
最後師と手を握るシーンはまさに、引き継がれていく、どこかへ続く「道」を感じた。
さわやかな気持ちになる作品です。

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すごい。なぜこんなに等身大の
女子高生が描けるんだろう。
凛のいきいきとした言動やまっすぐさ。
まっすぐであるがゆえに、当たる壁。
言葉が足りないのではなく、
言葉では説明できない思いの数々。
そしてそれに気づくこと。

青春小説であり、ミステリ要素もある。
連作短編なので気軽に読むこともできる。
面白く読める上に、清々しく、熱い気持ちにもなれる。
少ししかない高校生活だけど、凛はまだ2年生。
とにかく続編が読みたい。

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弓道部に所属する篠崎凛が遭遇する、大小さまざまな謎を描く連作短編集。
第1話を除いてそれほど派手な事件はないものの、各話に大小さまざまな謎が出現する。そのすべての謎は弓道と、それにまつわる心理に関することで、知らず知らずのうちに「弓道」の構造が一通り理解できてしまう(そんな気にさせられてしまう)。謎を解くことで凛が精神的に成長していく様が丁寧に描かれている。
専属カメラマン(?)の中田先輩がいい味を出しており、ほのかなラブコメの味付けも良し。
終盤に登場するライバル的な人物とのやり取りで、「弓道とは何か」という正解のない問いに対して悩んで悩みぬいて、それでも凛が自分の答えを見つけていくプロセスに感動した。それを象徴する題名も秀逸だと思う。

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弓道をやっていた私にとって、弓道を題材にしたものは、どうしても心惹かれます。
そして今回は弓道×ミステリー。なかなかない題材なのでとても面白く読めました。
しかもミステリーだけじゃなく、弓道をしている人やしていた人、弓道に触れたことのない人でも引き込まれていく。
読みながら弦音の音も聞こえてきました。弦音って、うまく離れができなかったり、気持ちによっても音が違うんですよね。そんなことを思い出しながら読みました。また弓道やりたいなと思いました。

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弓道部に所属する女子高生を主人公にした連作ミステリーかと思っていたら後半からはミステリー要素は薄目の爽やかな青春物。
大人から見ても奥深くてなかなか理解しにくい弓道の世界の一旦を知る事が出来ました。
一気に読んでしまいました。とても面白かったです。

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爽やかな青春弓道小説かと思いきや、いきなり起こる殺人事件。
弓道の知識でそれを解決してしまった凛は、名探偵などともてはやされ注目を浴びてしまう。ただ静かに弓道に集中したいだけなのに。
その後も高価な弓がなくなったり、テレビ出演の依頼を受けたり、凜の思いとは違った方向へ動いていく。
しかし、その中で得るものも確かにあり、凛はまたひとつ成長し弓道の魅力に心を奪われていくのである。読後感は、爽やか青春弓道小説でした。

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我孫子武丸さんは「殺戮にいたる病」の印象が凄く強くて初めて表紙を見たときはこの青春を感じさせる爽やかな絵と結びつかなくて同じ人だとは思えず混乱しましたが、部活モノの日常ミステリーとしてはしっかりと弓道に芯が通っていて日本人の一人として弓道のことが知れてよかったです。

でも、言葉だけではあまりイメージが湧かなかったので動画で見て補完したいです。

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