リコール

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刊行日 2018/12/10 | 掲載終了日 2018/12/09

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内容紹介

会社ぐるみで隠ぺいされた事故原因とは!?

調査する仲間たちに降りかかる経営陣の罠!

 

日本を代表する自動車メーカーで働く入社三年目のエンジニア・美希は、突然、工場の組み立て現場から役員秘書へと異動になる。新しく上司となった専務・谷原は正義感が強く、自動車産業への夢を語り、尊敬できる男だった。ある日、経営陣が会社の主力車種「バレット」についてあることを隠蔽している可能性があると疑った谷原は……。

神の手を持つ匠の職人、自動車組付けを行う現場・白取班メンバーたちの車への想い――巨大組織へ立ち向かう社員たちに胸が熱くなる、勧善懲悪の企業エンタメ小説!

会社ぐるみで隠ぺいされた事故原因とは!?

調査する仲間たちに降りかかる経営陣の罠!

 

日本を代表する自動車メーカーで働く入社三年目のエンジニア・美希は、突然、工場の組み立て現場から役員秘書へと異動になる。新しく上司となった専務・谷原は正義感が強く、自動車産業への夢を語り、尊敬できる男だった。ある日、経営陣が会社の主力車種「バレット」についてあることを隠蔽している可能性があると疑った谷原は……。

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おすすめコメント

「リコールは俺たちにとっての正義だ!」――美希や谷原がなぜ会社と闘ってまで正義を通すのか。この熱さを体感してください。

「リコールは俺たちにとっての正義だ!」――美希や谷原がなぜ会社と闘ってまで正義を通すのか。この熱さを体感してください。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784591160992
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

最初から最後まで、ドキドキして飽きることがありませんでした。
どうなるんだろう?と思いながら一気に読み終え、読後感も爽やかでした。
ドラマになりそうな予感です。

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タイトル「リコール」からも分かるように、テーマがはっきりしている作品。車に詳しいわけではないけれど、折しも事故のニュースが目につき、どんな展開になるのか気になっていました。

主人公は、社会人3年目の藤沢美希。自動車工場の現場に立つ彼女が、重役秘書に抜擢される。その理由も徐々に明かされていくが、彼女が中心となりリコールに持ち込むための証拠を集めていく。1つ1つ壁を乗り越えていく上で、登場人物は皆、車を愛し仕事へのプライドを持ち協力者となる。男社会となりがちなストーリーに、美希という女性の視点が加わることで、より一層深みが増しているように思う。

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日本のトップ自動車会社・キャピタル自動車によるリコール隠蔽の物語。
役員らの悪行を暴き、安全な車を利用者に提供することだけを考えた、もと専務と専務秘書が真実を求める。車はひとつ間違えば凶器になる。利用者は会社を信頼して車を買うのだから、どこまでも安全なものを作ってもらいたい。読後感は爽やか。

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児童書を検索するつもりでポプラ社さんの本を探していたところ、こちらの本に出会いました。
ポプラ社さんのイメージとは全く違う、硬派で重厚なテーマ、だけどさすがポプラ社さん、とても読みやすいのです。
今年度のドラマ化して欲しい小説No.1です。

技術者であるヒロインが突然慣れない秘書生活を送ることになるユーモラスな序盤から一転、企業の在り方を突き付けられる重要なリコール問題へと話が進みます。散りばめられた伏線が後半の真相解明と後味の良さに繋がりました。読後感は爽快です!こんなにワクワクしながら一気読みできた小説は下町ロケット以来でした。
仕事柄、ポプラ社さんの本を拝読する機会も多いのですが、こういった小説も出版されていると知り、ますます好きになりました。今後もこの作者様の小説を拝読したいと思います。試し読みさせて頂き、ありがとうございました。書籍として手元に置いておきたいので、早速注文します。是非ともオススメしたい小説です。

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何とも痛快なお仕事小説でした。
車作りの現場の人々の、物作りに懸ける熱い思いや絆に胸が熱くなり、まるでドラマを見ているかのような臨場感溢れるシーンに、ハラハラドキドキさせられました。製造業、特に自動車業の製造に従事している方にはドンピシャなストーリーですね。これがデビュー作だなんてすごいです。次作が早くも楽しみです。

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車は安全に走るもの。そう信じていなければ毎日乗ることはできない。
もし、自分が関わったものが誰かの命を脅かす危険性のあるものだと知ったら、なんとかしたいと思うだろう。だけどそのために会社を敵に回すことになり、職を失う可能性があるとしたら?自分にも危険が及びぶとしたら?今までの生活を捨てる覚悟を持って戦うことができるだろうか?
多発する事故、その原因は何?
数々の妨害を受けながらも必死にその原因を探す美希とその仲間達。
真実を明らかにすることはできるのか。
最後まではらはらしながら読みました。

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車が自らの意思で我々を運んでくれる自動運転についての記事を目にする事が増え、子供の頃思い描いた21世紀が真実なものとして、見え隠れし始めたような気がするこの頃。
そんな最先端の話と何となく新しいものを受け入れられないというか、本来こうあるべきという人として大切にしたい想いをうまく融合させていくストーリー展開が秀逸。
危機を脱したと思えば新たな危機、それらを乗り越えるために、新たなサポートを得る。同じ想いを持つ仲間は一緒にいなくてもそれぞれのやり方で同じ方向に進み、最後は大きな流れを作り出す。
こんな仲間と共にできることを羨ましく思う。
読後感として美希の秘書っぷりをもう少し見たいと言う思いもありますが、白取チームの今後を続編として展開される事の方が期待感強いかな。

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