目撃

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刊行日 2019/05/21 | 掲載終了日 2019/05/23

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内容紹介

誰かが私を監視している――!? 
静かな住宅街で殺人事件が起きた瞬間、検針員として敷地内に足を踏み入れた奈津実は何を見たのか?


離婚調停中の戸田奈津実は、電気メーターの検針員の仕事をしながら幼稚園に通う幼い娘を一人で育てている。担当している静かな住宅街でストーカー立てこもりに続いて殺人事件が起きてから、彼女は背後に誰かの視線を感じるように。
奈津実から相談を受けた一匹オオカミ刑事の穂積亮右は密かに罠を仕掛ける……。

誰かが私を監視している――!? 
静かな住宅街で殺人事件が起きた瞬間、検針員として敷地内に足を踏み入れた奈津実は何を見たのか?


離婚調停中の戸田奈津実は、電気メーターの検針員の仕事をしながら幼稚園に通う幼い娘を一人で育てている。担当している静かな住宅街でストーカー立てこもりに続いて殺人事件が起きてから、彼女は背後に誰かの視線を感じるように。
奈津実から相談を受けた一匹オオカミ刑事の穂積亮右は密かに罠を仕...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。


おすすめコメント

ハードボイルド・アクションや社会派ミステリーに定評のある著者が初めて女性を主人公にしたミステリー長編です。
殺人事件に端を発したミステリーとはいえ、検針員という仕事に一所懸命取り組む奈津実の姿や、時々つむじを曲げてしまう幼い満里奈との日々の暮らしには思わず感情移入してしまうほどの微笑ましさに溢れています。
さらにはそんな奈津実を冷静な目で見ているベテラン捜査員もまた一筋縄ではいかない個性が光りますし、そこに得体の知れない殺人犯までが積極的に絡んでくるというスリリングな構成になっていますので、思いがけない展開にいつの間にか目が離せなくなるのは間違いありません。

――担当編集者より

ハードボイルド・アクションや社会派ミステリーに定評のある著者が初めて女性を主人公にしたミステリー長編です。
殺人事件に端を発したミステリーとはいえ、検針員という仕事に一所懸命取り組む奈津実の姿や、時々つむじを曲げてしまう幼い満里奈との日々の暮らしには思わず感情移入してしまうほどの微笑ましさに溢れています。
さらにはそんな奈津実を冷静な目で見ているベテラン捜査員もまた一筋縄ではいかない個性が光りますし、...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065156063
本体価格 ¥1,800 (JPY)

NetGalley会員レビュー

幼い娘を抱え、離婚調停中の主人公に迫る、何者かの監視の目。

まず、主人公の電気メーターの検針員と言う特殊な職種設定に、興味を引かれた。普段、気にも止めていない地味な作業の描写に、主人公のひたむきさが伝わってきた。

地味な点検作業をコツコツと続ける主人公につきまとう監視の目と、地道な捜査を進め、犯人を追う刑事との間の緊迫感が、後半の展開へ収束していく様は見事としか言いようがない。

後半は息をもつかせぬ急展開で、一気読みした。

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この小説では早い段階で犯人が明らかになっています。
刑事の穂積も早い段階で犯人を見立てています。
見立てを確信に変えるために様々な仕掛けをしていることが伏線となっています。
章によって奈津美が主役であったり、諏訪部であったり、穂積になったりと視点が変わるので、早く続きを読みたい気持ちから次々とページをめくっていきました。
同じ場面で奈津美側からの書き方と穂積刑事側からの書き方があり、これも「どうなっていくの?」と思わせます。

事件が真相に近づくにつれ、どうなっていくのか…とワクワクしましたが最後の展開に今一つ納得できませんでした。
あれほど慎重で用意周到な諏訪部が第三者に犯行をいとも簡単に知られるのだろうか?
読み返してみても、何故犯人だと知ったのかというくだりがありませんでした。
伏線の張り方や奈津美の追いつめられ方が丁寧だったので残念でなりません。
ミステリーが大好きなので次の作品を期待しています。

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心理&サスペンスってこういう話のことなのだろうか。初めて読んだ。
サイコパス・シリアルキラーの手が迫ってくる状況が怖かった。
刑事の思惑も怖い。奈津実が離婚を有利に進めようと思いついたのがそもそもの間違いなのだが。

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ゲーム。人の命を奪うことすらゲームになる。自分の快感のため、自分のルールを完遂するがために奪われた命。そして新たな標的。目的達成のためには手段を選ばない。人の心とはどうして失われてしまうのだろうか。

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非常に面白い。
ほぼ全ての大人が知っているが、よくは知らない検針員という存在を上手く使っている。

誰が味方で誰が敵か?
人間不信に陥りそうではあるが、自分の欲求を満たす為に、自分をどこまでコントロール出来るのか?

過信しない男が犯罪に手を染めると、本当完全犯罪が成立するのかも知れない。

どんでん返しに振り回されながら、後半は一気読み。いろんな視点で読めるのもオススメポイントになります。

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まずタイトルがいいです!検針員の彼女は何かを本当に見てしまったのか、と思い読み進めていくと、やがて彼女の思惑が見えてくる。そして、やがてそれは刑事の「見立て」と絡まってくる。刑事の「見立て」と彼の一匹狼ぶりがかなり好みで、どんでん返しも楽しめました。でも、犯人の刑事への憎しみや殺意がいつどの段階で生まれたのかが、読み取れませんでした。ラストの怒涛の展開はハラハラドキドキの連続で面白かったです!検針員って、こんなにも担当地域の内部事情を知り得る立場なんですね。「検針員は見た。」みたいにシリーズ化しても面白そうだと思いました。

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離婚調停中の美人検針員戸田奈津実がある事件の「目撃者」として警察に名乗り出る。
実際に何を目撃したかはわからないけれど、ずっと誰かに見られている感じがする。

犯人は最初の方であっさりわかるんですが、それでも一筋縄ではいかない感じがとても楽しめました。

400ページ強とちょっと長めではありますが、あっという間に読み終えてしまいました。

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電気使用量の検針員が主人公。まだ子供も小さく、夫との離婚を考え、仕事を始めたところ。前半は、検針員の仕事を丁寧に描いている。後半には、息をつかせぬどんでん返しの連続!そこまで、ドンデンしなくてもと思ってしまうほど。

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毎月会う電気の検針員さんの仕事がどういうものか知らなかったし、家も築年数が古いからメーターの場所が変なところにあるしとご迷惑かけてるんだなぁと興味深かったです。

事件のピースが疑問と違和感が積み重なるし各々の思惑が複雑で最後の急展開まであまり動きがなかったから、どうなってるのかどう終わるのかわからなかったので最後の80頁にドキドキしました。

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電気メーターの検針員が殺人現場で何かを目撃したと警察に相談したことから事件に巻き込まれてく話。まず検針員ってのが斬新。しかし、この仕事ならではの苦労はよく分かるが、新聞連載のせいか繰り返しな描写が何点か目立ち、くどい、やや中弛みな印象も否めなく、もっとコンパクトに纏めてくれたら意外性のある展開で愉しめたのに、惜しいと感じた。

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