野食ハンターの七転八倒日記
茸本 朗
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刊行日 2019/11/13 | 掲載終了日 2019/11/12
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内容紹介
野外で採った食材を調理する「野食」を実践する著者による爆笑必至の失敗談。
身近で採れる意外とおいしいいきもの情報、安全な野食の実践方法も満載。
連載第1回が30万PVを超えたウェブメディアcakesの大人気連載が書籍化!
【もくじ】
はじめに ただ、うまいものが食べたくて
第一章 おいしいものが食べたすぎて、大失敗!
第二章 知ってる人は食べている
第三章 実は食べられる! あのいきもの
第四章 大都会でサバイバル
コラム① このいきもの、どう料理する?!
コラム② いま、市場が楽しい!
コラム③ 野食で注意すること
コラム④ きちんと注意すれば安全で楽しい
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784582632248 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
野にある色々な食材の食べ方を解説しながら色々な助言をくれる本
前から少し興味があったので興味津々で読ませていただきました
丁寧にリスクを説明しつつ紹介しているので大変為になります
とっつきやすいものからかなり上級者向けの物まであって読み物としても楽しめました
茸本さんは、いろいろなものを採集して食べるのが趣味なのですが、普通の人の考えるような範囲ではないのです。土手に生えている野草から昆虫、野生動物、深海魚まで、そんなものどうやって食べるんですか?というようなものであっても、それなりに工夫しておいしく頂いてしまう方なのです。
とはいっても、普通市場に出てこないようなものですから、それなりにリスクの高いものもかなりあります。分かりやすいところで言えば「毒キノコ」ですが、これはかなり慣れた人でも間違えることが多いそうですから、素人には手を出しにくいもののようです。
魚では、おいしいけれど確実にお腹を壊すものとか、特殊な調理をしないと食べられないものとか、とにかく大きいものとか、様々なものが登場するのですが、茸本さんはお腹を壊すという部分も含めて楽しんでいるのが凄いと思います。
見たことないから、食べたことがないから、食べてみたい!という情熱が溢れているのです。
わたし自身は野草や銀杏を採取するくらいはたまにやってますけど、世の中にそういう趣味の人ってどのくらいいるのでしょうね?散歩のついでに食糧確保なんて楽しみを持つ人が増えてきたら、それもまた楽しだと思うんですけど、いかがかしら?
野食っていうと、キノコや木の実を取りに行くのかなと思いながら読み始めましたが、
どちらかというと動物を捕獲して食べるものの方が多く、
調理以前の、食材を捕まえるまでのドタバタも含めて笑える話ばかりでした。
そんなの食べる方法あるの?と思うようなものまで出てきます。
私は身内に釣り好きがいて、海の近くに住んでいたこともあるので、魚の話は特に楽しく読みました。
コイのビール煮がモノクロの写真で見るだけでもとても美味しそうだったので、ぜひ食べてみたいです。
日本では見向きもされないキノコが海外で高級食材だったり、
国内でも一部の地域だけで食用にされる食材があったりするのもとても興味深かったです。