三年一組、春野先生!

三週間だけのミラクルティーチャー

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刊行日 2016/06/14 | 掲載終了日 2020/07/11

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内容紹介

勉強なんてできない。先生なんてきらい。そんなぼくが、春野先生に会ってから変わりはじめ た。
読むと学校が好きになるお話。

春野先生は、三週間だけ、ぼくら三年一組の担任だった。
その三週間は、ぼくにとって、ミラクル(奇跡)だったんだ。 

* 

ぼくらは、一人一人自己紹介をした。 
「ぼくの名前は、中田俊輔です。得意なことは、……ありません」 
「じゃあ、俊輔くん、今、がんばってることは何かな」 
「それもありませーん」 
そういって、ぼくは座った。 
(こんなふうにいうと、きっと、この先生も怒るんだ。だって、二年生の時、ぼくは、ずっと怒られていたんだから。……先生なんてきらいだ) 
でも、春野先生はちがった。サッカーが得意で、ピアノがちょっと苦手な先生は、ぼくの「得意なもの」を一緒にさがそうといってくれて……。 
できないことばっかりで、先生がきらいだったぼくの毎日が、春野先生の登場で変わりはじめる。読むと学校が好きになるお話。

勉強なんてできない。先生なんてきらい。そんなぼくが、春野先生に会ってから変わりはじめ た。
読むと学校が好きになるお話。

春野先生は、三週間だけ、ぼくら三年一組の担任だった。
その三週間は、ぼくにとって、ミラクル(奇跡)だったんだ。 

* 

ぼくらは、一人一人自己紹介をした。 
「ぼくの名前は、中田俊輔です。得意なことは、……ありません」 
「じゃあ、俊輔くん、今、がんばってることは何かな」 
「それもありま...


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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784061957725
本体価格 ¥1,300 (JPY)

NetGalley会員レビュー

私が小学生のころに春野先生に出会えていたら…と、生徒たちがとても羨ましいです。
「よいこの石」は、生徒同士がお互いにいいところを見つけあうのに、とてもいいきっかけですね。
最初は少しひねくれているように見えた中田くんにも彼なりの葛藤があり、
春野先生は怒るのではなく、話をしていくことで本音を引き出していくところは、ぜひ見習いたい。
悪いことをした子には真正面からちゃんと向き合い、生徒に対して「がんばれ」というだけでなく、春野先生自身があきらめず努力をする姿も素敵です。

子どもは大人の姿を見て成長していく。
そのことを忘れずに、私たち大人も行動しなければいけないな、と感じました。

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