ノゾミくん、こっちにおいで
水生大海
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刊行日 2020/12/04 | 掲載終了日 2020/12/03
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内容紹介
「ノゾミくん、こっちにおいで」
海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて
願いをかなえてくれるのです――。
そんな都市伝説が、若者たちの間で流れていた。
高校教師の遠山逸子は、教え子である古滝克己と恋愛関係にある。
ある日、克己の妹の美咲とその友人の由夢がノゾミくんに願いを掛けにいく。
だが、願いがかなったかに思われていた由夢が、「のぞみくんにころされる」というメッセージを残し、屋上から落下。さらなる犠牲者も増えていき……。
ノゾミくんの正体は何なのか、連鎖する呪いは解けるのか――。
衝撃のラストが待ち受けるホラーミステリ―。
出版情報
| 発行形態 | 文庫・新書 |
| ISBN | 9784591168455 |
| 本体価格 | ￥680 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
レビュアー 712114
12月4日発売予定 ポプラ社 水生大海著
『ノゾミくん、こっちにおいで』読み終わりましたので感想をお伝えします。
ホラー小説だけど切なかった作品でした。
都市伝説の１つに海のそばで合わせ鏡を作り「ノゾミくん、こっちにおいで」と唱えると願いをかなえてくれる。全てはその都市伝説から始まるのですが、前半から中盤はゾクゾクが段々強まってきて後半はゾクゾクが最大+切なさもやってきます。ラスト数行は「えっ、もしかしてあの人？、、、」と思いラストを迎えました。まさかのラスト展開に驚きました。
合わせ鏡は鏡と鏡だけではありません。顔が映るなら合わせ鏡になっちゃいますよ。安易に願い事しちゃいけない。ノゾミくんがあなたの側にいるかもしれない、、、。
