ヴィクトリアン・ホテル
下村敦史
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刊行日 2021/02/26 | 掲載終了日 2021/03/05
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内容紹介
【感想はネタバレ厳禁でお願いします‼】
事件、誘惑、秘密の関係……すべてを見ているのは、このホテルだけ。
張り巡らされた伏線、交錯する善意と悪意に一気読み&二度読み必至!
伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」は明日、その歴史にいったん幕を下ろす。ホテルを訪れた宿泊客それぞれの運命の行方は――?
『闇に香る嘘』『黙過』『同姓同名』など、話題作を次々発表する社会派ミステリの旗手がエンターテインメントを極めた、感動の長編ホテルミステリー! !
【主な登場人物】
佐倉優美――悩める人気女優
三木本貴志――自暴自棄なスリ
高見光彦――新人賞受賞作家
森沢祐一郎――軟派な宣伝マン
林志津子――人生の最期をホテルで…
装画/いとうあつき
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784408537764 |
| 本体価格 | ￥1,600 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
書店関係者 513020
私の善意はあなたにとって・
一流ホテルに集った、それぞれが悩みを抱える人気女優、新人作家といった5人の男女の人間模様。
5人それぞれの視点で描かれており、それぞれが関りを持ちゆく場のこのホテルは、人生の交差点のようです。
ひと時の交錯によって示される善意は相手にとっては悪意かもしれない・・。それでも・・という著者の想いが
示されているように感じました。
そして、関わり合いの中に秘められた事実が明かされた時、温かい気持ちになりました。
人の交差点を俯瞰しているような気にさせる温かい作品。
