東大院生が7つの型で教える　神わかり！　頭のいい説明力

「説明」のやり方を説明する本だけに、具体的な例え話やイラストが多く、大変に良く理解が進みました。
一方的で、非共感的な著者の主張が続くわけではなく、著者の経験に裏打ちされた説得力のあるノウハウが満載で、
一冊全体が、フレームワークの型に落とし込まれているのが良かったです。「IKPOLET」法、もしくは、
「KOLE」法など。
　そのフレームワークは、文章を書いたり、人前で話したりする時の、情報整理にも役立つと思います。
オンライン上で、人を説得するような機会が増えた人や、話を短時間で理解してもらう必要がある人、
そんな組織のリーダーにとって「必読書」だと思います。大変にためになりました。

常々、説明したり、教えたりすることはむつかしいなぁと思っていたので、こちらを読みました。
とはいえそもそもの能力問題もあると思うので、自分の説明力は向上、改善するのかと初めは半信半疑でしたが、図もありゆっくりと読み進めると、これなら自分にもと自信が出てきて実践したくなりました。
著者の過去の経験談を元に語られているもまた、とても信憑生があり読みやすかったです。

元予備校人気講師の教える説明力とは？普段から話すことが苦手で、このレビューでもどう書くか悩む私は、しっかりこのイクポケット法を学んでみようと思いました。リモート会議にも対応しているという技術は、必要としている人も多いでしょうね。この説明力は、いろんな人に応用可能な方法かもしれません。

筆者は塾講師の経験がある東大院生。
どちらの肩書きにしても、学びということに真剣に向き合いながら、壁にぶつかりそれが故に編み出されてきた様々なスキルを一冊にまとめたものだ。

視覚的にもわかりやすいものと、文章としても読みやすく強調したい部分は太字になっていてさすがと思いながら読んだ。

普段授業をやっていて、掴みは相手がどんな年齢であってもものすごく重要だ。そしてそれが掴みであり結論であったりもする。優れた説明というのは、自己陶酔のために話しまくることではなくあくまで相手の立場と耳と、そして心理戦だ。

そして思うのである。自分の話を今聞いてくれているように思うのは、お互いの利潤の為であり、私の人格ではない。だからこそ説明力が更に問われるのだな、と。

とても分かりやすく解説されています
考え方が理系っぽく、事例つきで解説されています
イメージ付きで解説されているので、納得しやすいと思います
あとは実践するのみですが、読んだだけで出来た気になってしまいます(笑)