10かいだての まほうつかいの おしろ

シリーズ２もまたまた楽しい！いつもながら、のなかはるかさんの夢に溢れた濃やかな絵が輝いている。
魔法使いに憧れる女の子に届いた魔法のパーティーへの招待状。憧れを現実のものにするためには、相応の努力が必要なのです。
黒猫にナビされながら、本物の魔法使いになるためのアイテムや知識、経験を1階ずつ上がりながら身につけていく過程はキラキラしながらも、重要な学びであることがわかります。
美しい魔法の世界に身を置く高揚感と、確かな魔法の力を身につけた充実感。
自分ならどれを選ぶかなぁと考えながら、わくわくが止まりません。

おひめさまの絵本と同じくこれも女の子が大横美間違いなしな本。

魔法を使うために一杯練習するなど教育にもぴったり！
魔法使いのドレスや生き物、おかしなど、見ていて楽しめます！

なんでこれがいいの？と理由を聞いてみたり、言葉の理解力にも役立ちそう。

魔法が使えたらいいな、魔法の勉強をしたりほうきで空を飛んだりしてみたいな。そんな夢を叶えてくれそうな素敵な絵本です。魔法の道具やドラゴン、人魚姫がたくさん出てきてとてもわくわくしました。淡くてふんわりとした絵がとても素敵です。

本当に　よくできた絵本。おひめさまの時も可愛いが詰まっていたけども　その時以上の可愛さ。かわいいだけじゃなく、ワクワクもある。はじまりの屋根裏部屋も　わたしの憧れだったし、魔法の道具とか、魔法使いの生き物達も　夢があっていい！
また、練習して頑張らなきゃ　10階に上がれない設定もいい。最後のご馳走の花の部屋は　みんなに見ていただきたい。キレイの一言に尽きる。全面に描かれた絵は圧巻。ページが輝いているように見えた！