野球が好きすぎて

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刊行日 2021/05/31 | 掲載終了日 2021/07/04

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内容紹介

何かを「好きすぎる」ファン心理に

共感&爆笑必至!

著者のカープ愛が結実した唯一無二のユーモアミステリ


「僕の2021年の“隠し玉”です」

 東川篤哉 

 

この作品のなりたち――編集部・記

今からさかのぼること4年半前の2016年秋のこと。編集部でこんな会話が交わされました。

カープ女子T「東川さん、今企画中の野球アンソロジーに『広島カープ』で一本書いてくれないかな?」 

東川担当「いやぁ〈鯉ケ窪学園〉シリーズも連載中だし忙しそうですよ」

カープ女子T「カープは別腹じゃろう。25年ぶりにリーグ優勝したんじゃけぇ! こんな日がくるなんて信じられん、ぶち嬉しい(泣)」……。

Tの勢いに押された担当が東川さんに打診したところ、まさかのご快諾。やがて届いた「カープレッドより真っ赤な嘘」は素晴らしく面白い短編でした(実業之日本社文庫『マウンドの神様』に収録)。それ以降、年に1本、そのシーズンの野球界の出来事を背景にしたミステリ短編を創作くださることになりました。

野球ファンが起こす事件を捜査するのは、熱烈なスワローズファン神宮寺勝男と、その娘で同じく警視庁捜査一課所属の神宮寺つばめ。謎のカープ女子も登場します。鮮やかな推理とキレッキレのギャグ、そして、何かを「好きすぎる」人に共通する心理がユーモアたっぷりに描かれた、愛すべき連作短編集です。

野球に詳しくなくても爆笑必至ですので、ぜひお楽しみください。

◎著者紹介

ひがしがわ・とくや 1968年生まれ。広島県尾道市出身。広島カープが初めてリーグ優勝をした1975年にカープファンとなる(当時7歳)。2011年、『謎解きはディナーのあとで』で本屋大賞受賞。小社刊の著作に『放課後はミステリーとともに』『探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに2』『君に読ませたいミステリがあるんだ』などがある。


何かを「好きすぎる」ファン心理に

共感&爆笑必至!

著者のカープ愛が結実した唯一無二のユーモアミステリ


「僕の2021年の“隠し玉”です」

 東川篤哉 

 

この作品のなりたち――編集部・記

今からさかのぼること4年半前の2016年秋のこと。編集部でこんな会話が交わされました。

カープ女子T「東川さん、今企画中の野球アンソロジーに『広島カープ』で一本書いてくれないかな?」 

東川担当「...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784408537818
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

野球に関する小ネタがわんさかで野球ファンにはたまらない一冊ですねぇ!
本当に東川篤哉さんはこういう小ネタが効いていて普通に読んでも面白いけどそのジャンルに詳しいと何倍も楽しいです。
野球ファンの方たち読んでみてくださいー!

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野球好きはうれしくなる小ネタ満載の作品でした!親子鷹ならぬ父娘燕コンビの刑事さんたちも最高でしたがカープ女子の!背番号の謎の女性の名前がコロコロ変わるのも最高でした。東川先生の作品は好きでよく読みますがこの作品も面白くて素晴らしい作品でした!

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プロ野球ファン必読!
ミステリーファンもトリコに!
両者を満足させる設定と内容です。
プロ野球ファンならウンウンと頷くウンチクあり、細かすぎる小ネタ、読んでいてニンマリ笑ってしまいました。
肝心のミステリーも流石は東川さんの内容でした。

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