ケアの倫理とエンパワメント

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刊行日 2021/08/27 | 掲載終了日 2021/08/26

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内容紹介

いま注目の概念〈ケア〉を文学を通して考える。
自己と他者の関係性としての〈ケア〉とは。

ヴァージニア・ウルフ、トーマス・マン、ジョン・キーツ、オスカー・ワイルド、三島由紀夫、多和田葉子、温又柔、平野啓一郎などの作品をふまえ、〈ケアすること〉の意味を新たな文脈で探る画期的な論考。
文芸誌「群像」で大きな反響を呼んだ短期集中連載の書籍化!


【「あとがき」より】
本書は、キャロル・ギリガンが初めて提唱し、それを受け継いで、政治学、社会学、倫理学の研究者たちが数十年にわたって擁護してきた「ケアの倫理」について、文学研究者の立場から考察するという試みである。(中略)この倫理は、これまでも人文学、とりわけ文学の領域で論じられてきた自己や主体のイメージ、あるいは自己と他者の関係性をどう捉えるかという問題に結びついている。より具体的には、「ネガティヴ・ケイパビリティ」「カイロス的時間」「多孔的な自己」といった諸概念は潜在的に「ケアの倫理」と深いところで通じている。これらの概念を結束点としながら、本書は、海外文学、日本文学の分析を通して「ケアの倫理」をより多元的なものとして捉え返すことを試みた。


【著者紹介】
小川公代(おがわ・きみよ)
1972年和歌山県生まれ。上智大学外国語学部教授。ケンブリッジ大学政治社会学部卒業。グラスゴー大学博士課程修了(Ph.D.)。専門は、ロマン主義文学、および医学史。著書に、『文学とアダプテーション――ヨーロッパの文化的変容』(共編著、春風社)、『ジェイン・オースティン研究の今』(共著、彩流社)、訳書に『エアスイミング』(シャーロット・ジョーンズ著、幻戯書房)、『肥満男子の身体表象』(共訳、サンダー・L・ギルマン著、法政大学出版局)などがある。

いま注目の概念〈ケア〉を文学を通して考える。
自己と他者の関係性としての〈ケア〉とは。

ヴァージニア・ウルフ、トーマス・マン、ジョン・キーツ、オスカー・ワイルド、三島由紀夫、多和田葉子、温又柔、平野啓一郎などの作品をふまえ、〈ケアすること〉の意味を新たな文脈で探る画期的な論考。
文芸誌「群像」で大きな反響を呼んだ短期集中連載の書籍化!


【「あとがき」より】
本書は、キャロル・ギリガンが初めて提唱し、それを受...


出版社からの備考・コメント

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出版情報

ISBN 9784065245392
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

Carol Gillianの提唱する「ケアの倫理」。思いやりや共感や関係性を大切にする在り方。 オスカー・ワイルドと三島由紀夫を論じることでクイアが生きにくい時代における彼らの生き様を知る。アンデルセンの「人魚姫」の寓意や、幸福の王子と金閣寺の「金箔で包まれたモノの一回性」という繋がりにも目から鱗だった。 コロナ禍でニュージーランドのアーダーン首相やフィンランのマリン首相に見られるケア性を含んだ政治性というのが興味深い。新たな概念として「ケアされる権利」が論じられるきっかけに本書がなればと思う。

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