キネマトグラフィカ

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刊行日 2022/03/19 | 掲載終了日 2022/03/18

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内容紹介

老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”が同期会で久しぶりに再会する。四半世紀の間に移り変わる映画の形態と彼らの人生を哀惜と希望を込めて描く。感動の傑作エンターテイメント!

老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”が同期会で久しぶりに再会する。四半世紀の間に移り変わる映画の形態と彼らの人生を哀惜と希望を込めて描く。感動の傑作エンターテイメント!


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こちらの作品は書店員様のコメントを拡材で使用する予定です。

コメントの使用をご了解いただける方はぜひ感想をご投稿ください。お待ちしております。

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784488804015
本体価格 ¥740 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

一時代のそれぞれの年月。
映画プロデューサーの北野咲子は、元同期の慰労で同期会に参加する。同期六人それぞれに去来するのは30年近く前のイベントのようになってしまったリレー仕事だった・・
映画や夢、仕事や人生への想いが六者六様に綴られる。「時代が・・」の一言で全てが納得し、しかしまったく説明できない生き方がそこにある。当時のつなぎ合わせて上映されるフィルムのように、リレーによってつなぎあわされるロードムービーを観ているかのようだ。
これまでの道筋を確かめ、これからも歩み出す気持ちに誘う作品。

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不況の直前に老舗の映画会社に新卒で入社した同期の物語。映画に関する薀蓄も深く、同期一人一人に設けられた章ごとに丁寧に書き上げられており、バックグラウンドも含めて同期それぞれ過去から現代への数十年の歴史に共感しながらも物語はクライマックスへ。映画好きにはたまらない一冊。

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老舗映画会社の同期六人。それぞれがそれぞれに悩み迷いながら働いていた20代の一時期と、懸命に生きてきた50代になって再会して見る思い出の1作品。
傍目にはわからないそれぞれの胸の内が、新幹線で受け渡される一本のフィルムと共に次々と明かされて、誰もが皆、自分の思う何かに向けて一生懸命だなと愛おしく、また自分も同様に駆け抜けているような気持ちになりました。
「そういう時代」と言えば何もかも済んでしまうようでいて、結局、今も余り変わらないんじゃないかとも感じ、仕事も人生も儘ならないものだとほろ苦く思います。

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誰しもが何かと戦っている。
一見強く見える人や気楽にやっているように見える人も。
登場人物それぞれの立場で語られる言葉がまっすぐ自分の心に入ってくる作品でした。
特に咲子の我慢して言葉を飲み込んでしまう姿には無意識に自分を重ねてしまっていた。
理不尽なことから逃げられず周りから求められるキャラクターを押しつけられる社会であっても、懸命にもがいて自分の道を歩こうとする彼らに勇気をもらいました。

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とにかく読みやすい!自分の想像を、すぐに映像化出来てしまう文章力はピカイチです。
なにで、自分よりも上の世代の青春群像劇でしたが、共感出来てのめり込んで読みました。女性は特に共感出来る所があるので読んで欲しい一冊です。
ありがとうございます。

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わたしは「最近の子」にしては古い考えをすると自覚しています。相手について転勤も結婚退職も疑問に思いませんし、女性社員のお茶汲みの仕事はやったことこそないけれど嫌悪はありません。だからこそ女性のライフスタイルはそれぞれ認められるべきだと感じています。ズレた発言をする自分が情けなくなる時があるからです。
若くてきらきらしている同期たち。わたしも歳を重ねた時にこう笑い合える昔からの相手がいればいいなと思いました。

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私自身が平成元年に社会人となったこともあり、なんだか同期の物語を読んでいるようでした。
それぞれの仕事への思い入れ、映画との関わり、そして、過去と現在。映画のあり方も仕事との関わり方も入社当時と今とでは大きく変わってしまったかもしれないけれど、緩いけれど深い同期の繋がりはこの先の彼らを支えてくれるはず。じんわりと温かい気持ちになれる作品です。

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