土曜はカフェ・チボリで

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刊行日 2022/03/19 | 掲載終了日 2022/03/19

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内容紹介

土曜日しか営業しないうえ、店主は男子高校生という不思議な“カフェ・チボリ”。あたたかいもてなしにくつろいだ常連客たちは、身の回りで起こった謎について語りだす。それらは『マッチ売りの少女』や『みにくいあひるの子』などアンデルセン童話を連想させる出来事で──店主のレンがマッチを擦ると、謎解きの時間が始まる! デンマーク料理も堪能できる、安楽椅子探偵譚。

土曜日しか営業しないうえ、店主は男子高校生という不思議な“カフェ・チボリ”。あたたかいもてなしにくつろいだ常連客たちは、身の回りで起こった謎について語りだす。それらは『マッチ売りの少女』や『みにくいあひるの子』などアンデルセン童話を連想させる出来事で──店主のレンがマッチを擦ると、謎解きの時間が始まる! デンマーク料理も堪能できる、安楽椅子探偵譚。


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表記は本文と会員タイプ(書店関係者、レビュアー等)です。予めご了承ください。

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784488480134
本体価格 ¥780 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

土曜日しか開店しないカフェ・チボリ。公園の中にあり、なかなかアクセスも分かりづらいところにありますが、店内に一歩踏み入れば、そこはくつろぎの空間。居心地の良いお店。店主は高校生の男の子。そのお店で打ち明けられる謎を、店主や店員、常連客たちが知恵を絞って解き明かしていきます。
そんな居心地の良い場所なら、私も行ってみたいな。土曜日に家のことを済ませて、「さて、どう過ごそうか」と考える時間に迷わず選ぶ場所になりそうです。皆の集まるカフェ・チボリは、この作品のもうひとりの(もう1つの)主人公です。
ちょっとだけ、キナ臭い謎も出てきますが、人間ってそこまで悪くはならない存在のようで、読後感は爽やかで、しあわせでした。

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ヒュッゲなカフェで語られる童話ミステリー

「カフェ・チボリ」は北欧風の隠れ家カフェ。居心地の良い店内にはときおり不思議な謎が持ち込まれ、高校生店主と好奇心旺盛な常連客が真相解明に乗り出す。
アンデルセン童話になぞらえた物語は時に切なく、時にユーモラス。すべての物語が「めでたしめでたし」で終わらずチャーミングだったり苦みを含んだ読後感はまさに大人のためのおとぎ話。
モダンでシックな内装と美味しそうな料理、デンマーク発祥のヒュッゲを掲げる物語は癒されたい大人女子にこそ読んで欲しい作品。

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導入部はとてもワクワクしました。土曜日だけ営業するカフェで、店主が高校生。アンデルセンを連想させる。読んでいて、時間を忘れることができました。母親はなんで、いつもお節介なのでしょうかねえ。人には相談したいことがある。聞き上手って大事。

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表紙の装丁が素敵!と思って手に取りました。アンデルセン童話になぞらえた謎を、ちょっと風変わりなカフェの店主が解決するお話。
店主である高校生のレンくんが、大富豪の一族であるという設定からして興味を惹かれるのだけど、最後の方は店員のシゲさんの存在の方が気になって仕方なかった。
もちろん「カフェ」というだけあって、美味しそうな描写もたっぷり。デンマーク料理が食べてみたくなりました!

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児童書の出版社に勤める主人公の香衣と、カフェ・チボリの高校生店主、シゲさん、常連客の面々のヒュッゲなひとときに持ち込まれる謎。最初は自分に自信が持てなくて、家族とも距離を置いていた香衣の変化や、一見天真爛漫な店主、蓮と叔父との関係など、謎解き以外にも気になる要素が盛り込まれていました。私も行ってみたいな、カフェ・チボリ。雨の降る日に。

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素敵な装丁に先ずは目が惹かれる。
週に一度の土曜日しか開いていない特別感そして店主は裕福で頭のよさそうな男子高校生ときたら期待してしまいますね。
雰囲気のあるカフェ・チボリにはデンマークの美味しそうな料理とアンデルセンの童話が絡み合う謎解き。
私も常連になって通いつめたい。
楽しく読みました。

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デンマークの童話に題を採った連作短編。
コージーミステリと安楽椅子探偵を自然にミックスしているが、2話と4話で同じプロットが使い回されている点、3話と4話が店主の身内ネタという点が若干気になった。もうひと工夫あれば良かったと思う

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あまり日本ではなじみのないデンマーク料理に、アンデルセンを彷彿とさせる謎を絡めたミステリ小説。

頭脳明晰な高校生にして、カフェ・チボリのオーナーでもあるレンくんが手掛けるデンマーク料理の数々は、本当に美味しそう。”陽”の雰囲気をもった料理と、”ちょっとした”というには、少し暗さと人間の悪意も含んだ”陰”の謎の対比が印象的でした。
キャラクターの中では、レンくんのお世話係にして現在は一緒にカフェ・チボリで働いている、シゲさんが大好きでした。安楽椅子探偵っぽいのに実は”迷”探偵なシゲさんに、毎話癒されました。(”名”探偵なのはレンくん)

あと同じ東京創元社さんから出ている『コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎』をこの作品と並行して読んでいて。「そうかこれ(土曜日はカフェ・チボリで)もコージーミステリなのか!」と気づいた次第でした。

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こんなカフェがあったら、主人公のように、全て差し置いても通う!と思います。ただいるだけでも癒されるでしょうし、常連さんとも仲良くしたい。そして謎解き。最高です。デンマークも行きたくなりました。全体的に濃い感じではないのでしょうが、なんとなくレン君が癖がなさすぎてさらっとしすぎて、個性が感じられなかったので、もう少し際立つといいかと思いました。

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高校生のレンが土曜日だけやってるカフェ。そこに来る人達を中心に謎解きが行われる。レンとシゲさんの関係がいい。孫を見守るおじいさんみたいなのに最後の章ではなかなかカッコよくて見直してしまった。デンマークも行ってみたくなったし、もこもこスリッパもぜひ体験したい。そんな風に思わせる物語でした。

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土曜日しか営業していない「カフェ・チボリ」高校生が店主という不思議なカフェ。
ヤコブセンの椅子に座り、デンマーク料理を堪能しそんなお店を思い描いただけでもわくわくしてくる。

アンデルセン童話になぞらえた事件、安楽椅子探偵の謎解き。
謎が解けたとき切なさもある話もある。

常連客たちと共に過ごす特別な時間ヒュッゲ。
時間に追われる日々のなかで、こんな素敵なカフェの常連となり、デンマーク料理を堪能しながら、ゆっくり本を読みたいなと思いました。

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はらはらドキドキ、手に汗を握る作品は苦手という人にお薦めのファンタジックなミステリー!
個性豊かな登場人物達に会いに土曜日はカフェチボリに行きたくなること間違いなしです。
作者内山純さんと同じく、ロイヤルコペンハーゲンのフローラダニカで紅茶をいただくことができるカフェがあったなら、私もどこにでも飛んで行きたいものです。

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土曜日しかオープンしない、豪華なデンマーク料理店のカフェ・チボリ。お客さんの奇妙な話をする居心地の良い空間になっています。常連客のカイは、奇妙な話を聞くたびに、アンデルセンのおとぎ話と結び付けて謎を解きます。

アンデルセンの童話とデンマークの文化や歴史と美味しそうな料理、謎解き以外にも気になる要素が盛り込まれていました。私も常連客たちと一緒に、特別なヒュッゲ(くつろぎ)の時間を過ごしたいと思いました。最初から最後まで楽しく読みました。

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夢中で読みました!
登場人物たちがとても魅力的で、一緒に謎を解くのが楽しかったです。人の思いはそれぞれ違うのですべてスッキリ解決!とはいかないところがリアルでどこかに存在しているカフェ・チボリに思いを馳せてしまいます。

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探偵小説でお馴染みのレン一強推理モノかと思いきや、カフェの常連客みんなで一つの謎を推理しあって知識を披露し合うという形式が新感覚で面白かったです。レンが頭がよく、頭の回転が速かったのは確かですが。
ただ、そんなレンにも高校生なりの悩みなどがあるところに親近感をいだきます。
この人がすごい、ではなく、みんなが寄り合って寄り添って解決していく姿に、カフェ・チボリのあたたかみを感じられました。

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土曜日しか開いてなくて、高校生がオーナーで、雰囲気良くて美味しくて、現実離れしすぎてるけど、こんなカフェ、行ってみたいな。小さなミステリのかわいい短編だと思ったけど、最後はちょっとホントに自己中な悪人が出て来る。でもそれもふわっと有耶無耶にしちゃうのはカフェチボリらしくて良いと思いました。カイさんの家族問題の方もふわっと前進した感じになったけど、こっちの方はあまり納得できず、ちょっと心配なまま。デンマークのお料理が美味しそうでした。

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土曜日にだけ営業している雰囲気の良いカフェ。オーナーは高校生。頭脳明晰、どんな難題も解決してしまう。何故か、誰かがアンデルセンにちなむようなミステリーを提供し、そこで安楽椅子探偵みたいに解決してしまう。極悪な犯人とかが出てくるというわけではなくて、基本は優しいタッチなので安心して読めるのだが、どこかに素人臭さが残ってて物語に没入できないところもあった。さいごは見事に伏線を回収し終わりましたという感じ。きれいなフィニッシュでした。

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土曜日のみの営業、店主は男子高校生。
美味しそうなデンマーク料理の数々。
誰かが持ってくるアンデルセン童話にかけた謎を常連客みんなで解き明かすお話。
アンデルセン童話は風刺が効いたものやよく言うハッピーエンドにならないものの印象が強い。
作中に出てくる童話も読みたくなる。
ビールも捨てがたかったけど美味しい紅茶とデニッシュの組み合わせを想像しながら涎を飲み込みました。内装も食器も洗練されたもので優雅なひと時を常連客の皆さんと一緒に過ごしている気分になりました。
あとがきではこの作品が出来るまでを作者さんの想いと共に語られていて、手に取ることが出来た自分は幸福だなと思いました。

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スマホのマップで探し、カフェ紹介アプリで検索し、私も行きたい!と思う、カフェ・チボリ。
土曜日だけオープンするそのお店で、温かい紅茶と美味しいお菓子と一緒に、個性的な皆さんとちょっと不思議な謎解きに挑戦したいものです。
せめて暖かいお部屋でお気に入りの音楽と紅茶で、この本を読みながら素敵なヒュッゲな時間を過ごしませんか?

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広大な敷地内の一角に存在する、土曜日限定営業のカフェ・チボリ。美味しそうなデンマーク料理の数々と共に、お客様の身の回りで起きた謎がアンデルセン童話にみたてられ、みんなで意見を出し合いながら解決していく。天真爛漫で頭脳明晰な高校生のレンと、レンを支えているシゲさんの関係が何とも微笑ましい。くつろぎが目的とされているヒュッゲの時間。忙しい時こそそんな時間を大切にしたいと思いながら読み進めた。ミステリー好きには少し物足りないかもしれないが、自分もカフェ・チボリの常連客になって寛いだような気持ちになる心温まる作品。

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土曜しかやっていなくて、店主は高校生⁉︎表紙に惹かれて読み始めた安楽椅子探偵ものです。デンマークの料理に文化や歴史まで教えてもらえて、ヒュッゲな時間のお供に最高な組み合わせ。私も常連客になってみたいです。

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森の中を通っていくと現れる、まるで童話のお菓子の家の様なカフェ・チボリ。素敵な内装に、高価な食器、メニューはデンマーク料理。4編から成る短編はアンデルセンの物語を思い起こせる様な日常ミステリー。こんな素敵なカフェが近くにあったら通い詰めてしまいそう。毎日の忙しい日々、各々が抱える心配事や悩み事もカフェ・チボリのヒュッゲがあれば大いに癒されそう。

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土曜日だけ営業のカフェ・チボリ。天真爛漫な高校生の店主とシゲさん、出版社勤めの香衣と常連客がおいしそうなデンマーク料理を楽しみながらふとした謎について語り合う、のんびり平和なミステリ。美味しそうな料理にお腹がすいてしまう。「美味しい料理×常連×日常の謎」というスタイルはよく目にするので、デンマーク料理やアンデルセン童話を絡めたところに工夫を感じた。物語の雰囲気が良いので、ヒュッゲの時間を楽しみながらのんびり読むのに良い一冊だと思う。

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土曜日しか開いてないカフェ、チボリで手作りデニッシュやデンマーク料理を食べながら常連客とお喋りをして寛ぎの時間をどうぞ。デンマークへの愛に溢れたシゲさんと天真爛漫なオーナーのレンがチャーミングで通いたくなる気持ちがわかるし、彼らの会話を聞いてるとデンマークとチボリ公園に行きたくなります。

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土曜しか開いていない。たどり着くのが大変。店主は高校生。お料理はデンマーク料理。
そんな風変りなカフェ・チボリ。
美味しいデンマーク料理とアンデルセン童話とデンマークが楽しめます。
集う常連さんたちとちょっとした疑問や問題を解決していくミステリーの要素もあります。

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私の地元が倉敷ということもあり、今は無きチボリ公園を思い浮かべつつ楽しく読ませていただきました。この本のカフェ・チボリにも行ってみたいし、こっそり皆さんの会話を盗み聞きしていたい…(笑)
読み終わりはすっきり、ほっこりとした読了感で、まさにカフェでひとごこちついたようでした。

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土曜日のみ開店するカフェ・チボリには、渋いシゲさんと高校生のレンくんがいる。児童書の出版社で働く香衣は、知人に誘われて初めて迷いながらチボリに行くと、「1人目のお客様」と言われて…。
客が体験した、不思議な話もとても謎めいていて、カフェのオーナー、レンくんも謎めいていて、だけど子どもっぽいところもあり、ステキなキャラクターでした。如月先生もステキ。
とても面白く、クリスマスシーズンにもおすすめでした。
ありがとうございました。

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こんな素敵な隠れ家風カフェで気心知れた常連さんたちとの週末。なんて素敵なんでしょう。
デンマークといえばかの劇作家の書いた賢い青年をまず連想しました。主人公のモデルになっているようにも思うのです。
おいしい飲み物とデニッシュに、謎解き。
今日も一心同体です。

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土曜日のみの営業で美味なデンマーク料理を出すほのぼのしたカフェ・チボリ。常連客たちが自分の周囲で思った不可解な事件を語ると、それを魚に謎めいた店主の男子高校生や他の常連客がそれぞれ推理し議論する連作短編。『マッチ売りの少女』や『みにくいあひるの子』などアンデルセン童話が下敷きになっている。デンマークなどの蘊蓄も堪能できる。

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美味しい食事、美味しいデザート、美味しい飲み物(アルコール含む)を提供してくれるカフェ・チボリは、ついでにちょっと変わった謎解きも提供してくれる。店主自体も謎の塊だ。高校生で(!)カフェを始めるし、デンマークにめちゃくちゃこだわりを持っているし。金持ちの道楽かと思えば、本人はいたって真面目に、真剣にカフェの経営を考えている。・・・ちょっとズレているけど。
それにしても、作中に出てくる料理やお菓子が実に美味しそう。レン君の作ったデニッシュを私も食べたい!

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異世界に誘われるような、不思議な感覚に包まれるような作品でした。
キャラクターも、それぞれ魅力的です。
色々な本が作中に登場するので、読んでみたくなりました。
現実を抜け出して、プチトリップしたい時に、オススメの1冊です。

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