新しい声を聞くぼくたち

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刊行日 2022/05/24 | 掲載終了日 2022/05/23

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内容紹介

変わっていく世界と、ぼくたちのいらだち。
与えられた剣と鎧はどうやって手放したらいい?

映画や漫画など様々なコンテンツから、いま男性はどう生きるべきかを読み解く画期的な文芸批評。『戦う姫、働く少女』で大きな話題を呼んだ著者による、待望の「男性問題」論


「はじめに」より
このタイトルは「ぼくたち」=複数の男性からなる均質的な集団がいて、外からやってくる「新しい声」=フェミニズムの声? に耳を傾ける、ということにとどまるものではありません。それが求められているのは確かです。現在ジェンダーやフェミニズムの問題とされていることのほとんどは実は「男性問題」であり、新たなフェミニズムが波となっている現在、男性たちがその「新しい声」に耳を傾け、自分の問題としてそれに取り組むことは絶対に必要です。ですが、そのような男性主体はひとつのもの(均質的なもの)ではありえません。男性たちを分断させる複雑な線が走っており、それが何なのかを、安易な解消を拒みながら慎重に見ていく必要があるでしょう。ですから、「ぼくたち」というのは最初から与えられた均質的な集団の名前ではないのです。


【著者】河野真太郎(こうの・しんたろう)
専修大学国際コミュニケーション学部教授。専門はイギリス文学・文化ならびに新自由主義の文化と社会。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、共編著に『終わらないフェミニズム――「働く」女たちの言葉と欲望』(研究社、2016年)、翻訳にトニー・ジャット著/ティモシー・スナイダー聞き手『20世紀を考える』(みすず書房、2015年)など。


変わっていく世界と、ぼくたちのいらだち。
与えられた剣と鎧はどうやって手放したらいい?

映画や漫画など様々なコンテンツから、いま男性はどう生きるべきかを読み解く画期的な文芸批評。『戦う姫、働く少女』で大きな話題を呼んだ著者による、待望の「男性問題」論


「はじめに」より
このタイトルは「ぼくたち」=複数の男性からなる均質的な集団がいて、外からやってくる「新しい声」=フェミニズムの声? に耳を傾ける、と...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

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出版情報

ISBN 9784065277423
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

他者に投射され外部に
設置される想像上の対立物は
排除的に包摂される事で
管理の対象となり
内なるクィア性は無視され
個々人に其々拘束されてしまう。

その非規範的な欲望を隠蔽し
他者の複数性を意識した存在形態に
無自覚でいると
救いようの無い暴力を生む。

個々人の責任に回収され尽くされて
しまわない社会の余白を確保する為には
未だ行き届いていない他者への配慮と共に
自然な成長と意図的な育成を
両面で支援できる共通文化の動態に
生の全体的なあり方は
懸かっているのかもしれない。

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とても難解な本でした…。表紙の雰囲気から、オタク心をくすぐられて読み始めたものの、いや、難しかった…。多数派、少数派、多数派の中の弱小派閥…そんなふうに色々なものを分けていったら、玉ねぎの皮のように剥いても剥いても問題にたどり着けない気がしてしまいますが、筆者は一つ一つ丁寧に論じていたのではないかと思います。しかし私は電子デバイスでは読みこなせない!線引きながら読みたい本でした。

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近年話題になった、映画や書籍、少年漫画やアニメーションにおける男性の典型表現から、伝統的な男性像とは異なる、「ポストフェミニズム状況における男性性」を考察し、現実世界で起きていることの背景になる思想を読み解く。

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テーマは大変面白そう!と思って手に取る。
(そういう方多いかもしれないと思いつつ)人気アニメ作品など身近なものを題材に撮ってくれるので、入り込みやすいところと、そこからさきはなかなか難解・・・・というところが混ざっていて苦戦する。期間中に読みきれなかったので、紙の本で読み継いだ。
実は人気作品(アニメなど)の中でも未見のものも多かったので、そこの穴を埋めないときちんと理解したことにならないかもしれないという危惧もある。このアニメをこう読み解くのか!!という読みの深さは面白かった。正しい正しくないという世界ではないので、こういう読み方もできる、という意味で頭の使い方、の参考になった。

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