馬鹿みたいな話!

昭和36年のミステリ

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刊行日 2022/05/30 | 掲載終了日 2022/05/30

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内容紹介

テレビ草創期の昭和36年、生放送中のドラマ撮影現場で主演女優が殺害された!? この時代を知る著者だから描けた、〈昭和ミステリ〉シリーズ第三弾。ミステリ作家デビュー50周年記念出版。

テレビ草創期の昭和36年、生放送中のドラマ撮影現場で主演女優が殺害された!? この時代を知る著者だから描けた、〈昭和ミステリ〉シリーズ第三弾。ミステリ作家デビュー50周年記念出版。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784488028718
本体価格 ¥1,900 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

最初からクライマックス!!えっ?いきなり?!という衝撃からのスタートにびっくり!面白かったです!
自分が生まれる前、昭和の時代を感じながら楽しめました!あまり馴染みの無いテレビ局と番組の制作に関わる人達が生き生きとしている姿が、ギラギラしていて眩しかったです。
昭和って今よりもずっと元気いっぱいだったんだなぁと感じました。
昭和を感じながらミステリーもしっかり楽しめる、面白い作品でした!
素敵な作品をありがとうございました!

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前作を未読のまま読んでしまったことを後悔。
昭和36年のテレビ業界の空気を堪能し、さらに謎解きを楽しんだ。ドラマが生放送。生放送ということで出来る密室。驚くことが多かった。
一人の少女の覚悟と生き様を見た。

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令和より平成よりもっともっと未来に希望があった頃の、ギラギラしているエンターテインメントの代表であったテレビ業界が舞台。いつしかミステリーよりも、当時の活気をこちらまで吸い込んでいるような気分になり、創世記を存分に味わえた。

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ミステリ部分は地味目だった気がしますが。魅力的な登場人物による人間ドラマが読み応えありました。
テレビが台頭し始めた頃の。これからもっと面白くしようとする活気とか勢いとか熱量を堪能する事が出来ました。
このシリーズは主要人物が12年ずつ年齢を経て登場するので、歳をとった彼らを感慨深い気持ちで読めるのが楽しいです。前作読み直そう…

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生テレビという今では失われた文化を背景に、死体が発見されるその時に向かって描かれる物語はこの作者にしか描けないリアリティに満ちあふれていた。殺人事件はもちろんのこと、撮影中、リアルタイムで起きる事件にどう対応していくかというハウダニットの愉しさも大いに感じた。タイトルの切れ味だけ見れば全作に軍配が上がるが、この作品のあともまだまだ続く昭和の時代へと繋がっていく印象的なラストだった。

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昭和36年・・・・すっごい昔だね。TVが出始め テレビ番組を頑張って作っていく過程が時代背景ともによくわかりました。ドラマを生でとか すごいね~。そんな生ドラマ放送中にまさかの主演女優が殺された!から 物語が始まりました。それ!謎解きかと思いきや そっから謎解きまでが長かったw ドラマの企画が持ち上がって~ いろいろ決めて~ 人間関係やその時代背景やらが盛りだくさんで進んでいきます。殺された女優さんはとても癖がありそうだけど とても素敵で頑張り屋さんで 逆境を跳ね返して生きていく気概が感じられて どうして殺されなきゃいけなかったのかと。どこで恨みとかの原因があるのかと わからないくらいでした。ほかの登場人物たちも 怪しそうな人?はちらほらだけれども 皆目見当もつきませんでした。
 そしてやっと謎解き。そうだったのか~。死の淵になってもの役者魂。それ以上に乙女だったね。なんでって思いがぬぐえないです。悲しい殺人でしたよ。

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