京都四条 月岡サヨの板前茶屋

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刊行日 2022/10/17 | 掲載終了日 2022/10/16

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内容紹介

〈大人気〉『鴨川食堂』著者の時代小説

ほな、おこしやす。
時代移ろう京の都――若女将・サヨの純な佇まいに惹かれ、幕末の志士が集う隠れ家がある。
細腕女子料理人、月岡サヨが一人で切り盛りする板前茶屋は、ひそかに評判。
今宵もサヨの絶品料理を求めて、幕末の志士が訪れる。


駆け出しの落語家・桂飯朝の小噺のネタ元は、京都のとある古本屋でみつけた幕末のころの日記。

『小鍋茶屋の大福帳』と題された帳面には、若女将・月岡サヨの小料理屋での出来事が絵入りでわかりやすく描かれている。
おもてなしの成就を願い妙見菩薩へのお参りを欠かさない信心深いサヨの、今宵のお客は幕末明治に名を馳せたあのお方。
サヨは幸運で手に入れたレシピ本〈豆腐百珍〉からとっておきの豆腐料理を披露し、お客と料理人が直に対面するカウンター式のお店にも驚かれる。しかしお客の最後の一言は、サヨにとっては意外に手厳しいものだった。

落語の小噺をまくらに、幕末の京都でひっそり繁盛した小料理屋をめぐるペーソスあふれる感動の時代小説。

シリーズ第1作『京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋』は大好評発売中!

〈大人気〉『鴨川食堂』著者の時代小説

ほな、おこしやす。
時代移ろう京の都――若女将・サヨの純な佇まいに惹かれ、幕末の志士が集う隠れ家がある。
細腕女子料理人、月岡サヨが一人で切り盛りする板前茶屋は、ひそかに評判。
今宵もサヨの絶品料理を求めて、幕末の志士が訪れる。


駆け出しの落語家・桂飯朝の小噺のネタ元は、京都のとある古本屋でみつけた幕末のころの日記。

『小鍋茶屋の大福帳』と題された帳面には、若女将・月岡サ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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おすすめコメント

作家・「下鴨茶寮」主人 小山薫堂氏推薦!

粋を尽くした絶品料理と京の町に息づく人情。ああ、私もこんな茶屋に通いたい。
――岡崎琢磨氏 作家・シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」


料理を作る目的はひとえに相手の心を豊かにするため。料理屋そして京都文化を知り尽くした著者だから描けるハンナリ、ほっこりの京情緒溢れる文章の中で、そんな一番大事なことを教えられました。
――森川裕之氏 板前割烹「浜作」三代主人


風情漂う京都の町と京ことばとお料理、そして十二支巡り。これぞ京都人の小説です。
――中澤めぐみ氏「大垣書店京都本店」店長


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作家・「下鴨茶寮」主人 小山薫堂氏推薦!

粋を尽くした絶品料理と京の町に息づく人情。ああ、私もこんな茶屋に通いたい。
――岡崎琢磨氏 作家・シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」


料理を作る目的はひとえに相手の心を豊かにするため。料理屋そして京都文化を知り尽くした著者だから描けるハンナリ、ほっこりの京情緒溢れる文章の中で、そんな一番大事なことを教えられました。
――森川裕之氏 板前割烹「浜作」三代主人


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販促プラン

『京都四条 月岡サヨの板前茶屋』
≪サイン本プレゼントキャンペーン≫

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みなさまのレビューお待ちしています!

≪キャンペーン対象レビュー締め切り≫
2022年10月16日(日)23:59

【注意事項】
※応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします。NetGalley 登録メールアドレスを出版社に開示している方が対象となります。
※当選の発表は、講談社からのメール通知をもってかえさせていただきます。
※発送の都合上、国内在住の方が対象となります。

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【注意事項】
※応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いた...


出版情報

ISBN 9784065293478
本体価格 ¥1,650 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

麟太郎の言葉がキツかった。せっかく美味しそうだなとまったり読み進めていたのに、読者までもが急に殴られた感じ。
でもそこでくじけないのが主人公のいいところ。日々学び続ける姿勢に好感が持てます。
とにかく毎回たくさんの人たちに恵まれ、幸せでいいなぁ。いつでも助けてもらえて羨ましい。
圭ちゃんとの恋も気になります。
しかし、おまかせコースを給食に例えていたところに笑った。
続きも楽しみに待ってます。

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主人公は、京都の佛光寺の北側にある清壽庵の境内で、料理屋を営む月岡サヨという女料理人。時代は、幕末から明治に変わるという激動の時代。しかし、この作品では、その時代の激動は殆ど描かれていない。ただ、勝麟太郎とか小五郎とかいう人物が登場するので、もしかするとあの人かなと推測することはできる。描かれているのは、殆んどサヨの店の様子、最後の方にサヨにからんで一波乱あるものの、幕末の動乱とは全然関係がない。
 サヨには不思議な力がある。妙見さんと話せるのだ。妙見さんとは、北極星または北斗七星を神格化して仏教に取り入れたものだ。天部なのに妙見菩薩とも呼ばれることもある。これがなんとも人間臭いので面白い。

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幕末というのがなんとも魅力的。
もしかして麟太郎さんってあの?リョウさんの旦那さんってことは楳太郎はあの人じゃないきに?
エセ京都弁小五郎さんはあの人じゃおへんの?
エセ京都弁や高知弁も使ってみたくもなります。十二支巡りも興味深い。
読みながらわくわくしてきます。
尊王攘夷、倒幕の気運が高まり西洋のものも入ってきた時代に目新しいサヨの板前茶屋。
出る杭は打たれる、ほんに恐ろしいのは人の妬みですね。教訓も得ながらうまい香りと炭火のはぜる音が物語から漂ってきます。
幼馴染みの圭介とはどうなっていくのでしょうか。今後が楽しみです。
サヨ!でも酒の飲み過ぎですよ(老婆心ちくり)

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美味しいミステリーの『鴨川食堂』シリーズはいつもホッコリと心暖まる作品で、時折読書の涙を誘うこともありますが、その著者がこんな美味しい歴史フィクションを描かれていたとは「もっと早く知っておけばよかった」と後悔するばかり。桂飯朝の創作落語の体を取られているのですが、「まくら」や「さげ」の部分も含めてリズムがとても良い。茶屋のゲストは超有名人ですが性格がみな魅力的。知らず知らずに読み終えてしまいました。取り敢えずは『月岡サヨの小鍋茶屋』をもとめに書店へ走ります。

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美味しそうな料理と幕末の有名人が出てくるのには参った!
どちらも私の好きなもの〜!
サヨちゃんの人柄で周りの人達が協力したくなるのほんとわかります。私も近くにいたら何か協力したい〜
激動の時代だからこその様々な工夫に、町の人々はもしかしたらこんな感じだったのかもとワクワクして読みました。
サヨちゃんの恋路も気になるので続編ぜひお願いします!

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駆け出しの落語家、桂飯朝の小噺で語られる。軽妙な語り口なのでとても読みやすいです。
月岡サヨが切り盛りする「板前茶屋」サヨが作る料理はどれも美味しそう。サヨを取り巻く人たちもとても魅力的。特に麟太郎の言葉はサヨの成長を願うからこその言葉なのでしょう。それに応えるように考え行動していくサヨを応援したくなります。
今でも残る京都の有名店の名前も出てきて、サヨのお店が本当にあったのかと思わせてくれるのでとても楽しめました。
妙見さんとの出会いも知りたいので第1作も読みたいですが、サヨの恋の行方も気になるので今後も楽しみです。

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今の飲食店には当然あるものを、それがない時代に考えつく先見の明がある月岡サヨ。
手助けしてくれる周りの人々に恵まれ順風満帆ながら、それをやっかんだ人物の思惑により訪れた危機も間一髪で逃れる。
それらの幸運はサヨの人徳によるものでもあるけれど、きちんと感謝して、自分が返せることは何かと考えているから好感が持てる。
それにしても決して凝った料理ではないのにお酒のアテに良さそうな数々の描写に思わず生唾を飲み込んだ箇所幾多。今晩は晩酌決定!

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不躾ながら一作目を読んでいないので前作からの流れを理解していないという前提で、レビューさせていただきます。桂飯朝の軽快な関西弁(でいいのかな)での語り口調、サヨちゃんの柔らかな京ことばのおかげで、テンポよく読めました。話し方のせいかサヨちゃんが時々幼く見えますが(すぐ妙見さんに頼ったりとか)、年上のお客や厄介ごとにもしっかりと対応していて強い子だなと思いました。お昼のおにぎりも夜のメニューも文章だけでしっかり想像できて、読んでいてお腹が空く作品でした。

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妙見さんのアドバイス、さすがだなぁ。
これ、料理に限らず、交渉術みたいです。
おにぎり、私も買いに行きたいです。
素敵な人に囲まれて好きな料理をして、それだけにとどまらず、耳のいたい言葉もちゃんと受け止めて頑張るサヨ。
もっともっとたくさんの幸せな料理をつくってほしいです。

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タイトルからお料理小説なのかと気軽に手に取ったら、とんでもない。しっかりどっしり時代小説だった。
噺家がストーリーテラーとなって物語が展開していく。
サヤのお店は板前茶屋というカウンターのあるお店。
このお店に来るお客さんたちがすごい。普通の時代小説なら主役級の面々が、次々に来店する。
この個性あるお客さんとのやりとりを通して、サヤは女将として、ぐんぐん成長していく。
行き詰まっては立ち止まり、時々妙見さんという不思議な神様に頼みながらも、最後は自力で乗り越えていくサヤがかわいいしかっこいい。
しかもお酒を飲んでいる時のサヤは色っぽい。
こんな子いたら誰でも応援したくなっちゃうだろうな。
作品はサヤの作る料理みたいだった。
料理も楽しめるし、歴史も楽しめる、仕事についても考えさせてくれるし、ぜんざいのように恋愛も。気持ちよく誘導されて全部楽しめた。
日本酒片手に読んでみたい作品。ごちそうさまでした。

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しまったっ!やってしまったっ!!初読みの作家さんとはいえシリーズ2作目から読んでしまった…。それでも楽しく、ヒヤヒヤ、時に主人公・サヨと一緒に涙しなが読めた。とはいえ、今作の『板前茶屋』の前のサヨを知りたいので早速1作目を購入。時代は倒幕だ攘夷だと騒がしく物騒な時、海外の珍しい品々も入手出来つつある。読みながら『あぁ、アレかぁ』と現代では珍しくはない物をサヨがどんな料理にするのかが楽しみ。『豆腐百珍』は料理系の時代小説でよく目にする本。私も豆腐好きなので興味深い。1作目を読みつつ3作目を楽しみに待ちたい。

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若い女性が一人で商売をするのは難しそうな時代であるのに、周りの人の好意に助けられつつ、新たな発想で料理を提供していくところが好感が持てます。料理も読んでいるとお腹が空いていなくても食べたくて仕方がなくなるほど美味しそうで、料理本を出して欲しいくらいです。今後に展開も楽しみ。引き続きサヨには頑張ってほしいです。

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前作『京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋』を読んでいないので、登場人物の人間関係や、板前茶屋へと改装することになった経緯などが全く分からない上に、読みなれない関西弁での記述に落語形式を取り入れているところなど、正直、最初のうちは全く読み進まず、途中でやめようかと思ってしまったが、言葉や形式になれてくると、元来のストーリーの面白さ、登場人物の魅力に引き込まれ、ぐいぐい読めた。

幕末の京都、相当治安も悪かっただろうが、若いサヨは一人で料理屋を切り盛りする。
危ない目にも合うが、必ず助けてくれる人がいる。
サヨ推しの人々とでもいおうか、彼らの人の好さが突き抜けている。
昔の人達は、みなこんな風に人付き合いをしていたのだろうか...
不安な世の中だからこその助け合いに、胸が温かくなった。

機会があったら、前作も読んでみたい。

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時代は幕末。京都のお寺の境内の一角で料理茶屋を営んでいる月岡サヨ。
今では当たり前だけど、当時はどこにもなかった、カウンターのお店。
見せるものではなかった料理の工程をお客に見せながらおもてなしするスタイル。
目の前の困難を仏様からのアドバイスで乗り越えていく。

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周囲の協力もあって、念願の自分の茶屋をもつことができた月岡サヨ。しかも素敵な佳運多つき。歴史上のあの人物達が出てきたり、美味しそうな料理が出てきたり、京都のはんなりを感じながらあっという間に読了。自分の好きなことで人の心を豊かにできるって何て素敵なんだろう。料理への一途な思いと真摯な姿勢、類いまれなる味覚をもちながらも、ついついお酒を飲み過ぎちゃうような人間くささが、周りの人達を魅了するのかな。幼なじみへの恋心に気づいたサヨ。続編が出るのが楽しみ。その前にまず第1作を読まねば!

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幕末を舞台に、「板前茶屋」で働く主人公のサヨや常連さん、少しキツイ言葉でサヨを鼓舞する麟太郎など、魅力的な人物がたくさん登場する。

サヨを取り巻く人たちは、彼女の失敗を面白がることなく正面から向き合い、注意するべきことはきちんと伝える。他人の行動や考え方をすーっと流すことはとても簡単で、認めたフリをして関心を持たなかったり、陰口を言う方が楽なのに麟太郎は決してそんなことはしない。
わたしが、職場やsnsで耳障りのいい言葉をつい使ってしまうのは、誰からも否定されないよう自衛しているだけなのだなぁと苦笑いしてしまった。

今も残る名店も登場する本作は、フィクションみたいでちょっとリアルな歴史小説。
スマホばかり触って時間があっという間に過ぎると嘆く、わたしのような人たちに読んでもらいたい作品だ。

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幕末の京都で主人公の小夜が板前茶屋を切り盛りしていくお話しです。
落語形式も取り入れ、前作から更に濃い内容になっている感じでした。
相変わらず出てくる料理は全て美味しそうだし、周りの人々との掛け合いも楽しくあっという間に読み終わりました。

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