ヘビくんブランコくん

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刊行日 2022/10/24 | 掲載終了日 2022/10/15

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内容紹介

内容紹介

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とおくにいても 思いだす

友だちって いいもんだ♪

ある春の日、目を覚ましたヘビ。ねぼけまなこのまま歩いていたら、ブランコにからまってしまって…?!

ひねくれもののヘビと優しいブランコが友だちになるまでの、心あたたまる物語。


著者紹介
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おおぎやなぎ ちか
秋田県生まれ。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で児童文芸新人賞、『オオカミのお札』シリーズ(くもん出版)で日本児童文芸家協会賞を受賞。おもな作品に、『家守神』シリーズ(フレーベル館)、『俳句ステップ!』(佼成出版)、『ジャンプして、雪をつかめ!』(新日本出版社)、『ぼくらは森で生まれかわった』(あかね書房)、『ぼくたちのだんご山会議』(汐文社)、『オンチの葉っぱ ららららら♪』(文研出版)、パステルショートストーリー『友だちの木』(国土社)など。

井上 コトリ
千葉県生まれ。東京都在住。絵本の作品に『わたしドーナツこ』(ひさかたチャイルド)、『かきたいな かきたいな』(アリス館)、『まちの ひろばの どうぶつたち』(あかね書房)『やまと うみの ゼリー』(小学館)など。挿絵を担当した作品に『タコのターくん うみをでる』(童心社)などがある。


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※校了前のデータを元に作成しております。実際の刊行物とは異なる場合がございます。

この作品の閲覧は、書店員さま・図書館関係者さまからのリクエストに限らせて頂きます。ご了承ください。

内容紹介

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とおくにいても 思いだす

友だちって いいもんだ♪

ある春の日、目を覚ましたヘビ。ねぼけまなこのまま歩いていたら、ブランコにからまってしまって…?!

ひねくれもののヘビと優しいブランコが友だちになるまでの、心あたたまる物語。


著者紹介
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おおぎやなぎ ちか
秋田県生まれ。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で児童文芸新人賞、『オオカミのお札』シリーズ(くもん出版)で...


出版社からの備考・コメント

恐れ入りますが、この作品の閲覧は、書店員さま・図書館関係者さまからのリクエストに限らせて頂きます。ご了承ください。

恐れ入りますが、この作品の閲覧は、書店員さま・図書館関係者さまからのリクエストに限らせて頂きます。ご了承ください。


おすすめコメント

旅するヘビが主人公の幼年童話です。

横書きにし、全てのページにおしゃれでユーモラスな絵が入ります。

読者が笑ったり、心配したりしながら、一緒に旅をしている気分で読んでもらいたいと思っています。

旅するヘビが主人公の幼年童話です。

横書きにし、全てのページにおしゃれでユーモラスな絵が入ります。

読者が笑ったり、心配したりしながら、一緒に旅をしている気分で読んでもらいたいと思っています。


販促プラン



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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784752010203
本体価格 ¥1,400 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

おおぎやなぎちか作 井上コトリ絵『ヘビくんブランコくん』(アリス館)10/24/2022刊行

タイトルを見たとき「きらわれもの」のヘビと「人気もの」のブランコがどう結びつくのかな、と不思議だった。読んでみて、なるほど、とその物語の展開にわくわくした。ブランコに巻き付いたヘビ、空をとぶヘビ、旅をするヘビ、どれも「え!?」とびっくりするけれど、ヘビくんが自分を見つめ直すにはどれも大切なプロセス。好物のカエルに空を飛んだことをほめられ、食べたい気持ちをぐっとこらえるヘビくん。でも夕日をみつめて、一緒に歌をうたい「友だちっていいな」とヘビは思います。ブランコくんの優しさに触れ、ブランコくんとの約束を守ろうとするヘビくんの気持ちに心が温まった。

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絵はモノクロでシンプルで、時々きれいな色付きページになる。
ヘビくんがブランコくんにあって、絡みついてほどけなくなってしまう。
まず、ヘビとブランコという設定がおもしろい。
まったく性質の違う二人が友達になるのはよくある話だが、
ヘビとブランコとは。
友だち、とか、旅、とか、ヘビくんは色々覚えて成長する。
あたたかい気持ちになります。低学年に読んであげたい。

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「ヘビくん」と「ブランコくん」。友情と成長の物語。そして、未来を信じる物語。
今を受け入れ、未来を愛する・・・それが、きっと、友情で、それが、きっと、成長なのだと教えてくれる物語。
こうでなければ自分じゃない。こうでなければ友達じゃない。ヘビくんも、はじめは、そんなちょっと窮屈なところから始まりました。やがて、奥さんになるヘビさんに、そのままの自分を受け入れ愛されることを知るようになります。それは心のビッグバン。心を鮮やかに光らせる奇蹟の瞬間。その沁み渡るよろこびに育てられ、いつしか、相手のことも、それから、ヘビくん自身のことをも、受け入れ、愛し始めているのです。すてきです。
カエルや犬、一つ一つの出会いごとに、友情も、成長も、より、深く、強く、透明になっていくようです。
前の情けない、弱い自分がいなくなるのが成長じゃないのですね。情けなくて弱い自分を受け入れられる、ちょっとずつでも大きな自分になることこそが、きっと、本当の成長なんですね。友情も、相手が条件を満たしたら友達、そうでなければ友達じゃない・・・たぶん、そんなものじゃないのです。友達の弱さもダメさも知って、それでもなお、その本来の心を愛している。友達が未来どこへ生きたいと思っているのかを愛している。
ヘビくんの窮屈な心が、おおらかで、あたたかで、晴れやかで、のびのびした心へ変わっていきます。おおぎやなぎちかさんのさりげない語り口、井上コトリさんのサラリとした絵が、ピッタリの物語。
自分を時々認めたくない、まだ窮屈なわたしがいます。まだまだ、これからですね。ありがとうございました。

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ヘビとブランコの友情のお話。
でも、ヘビとブランコが実際にやり取りする場面はそれ程多くなくて、ヘビがブランコに再び会うまでがメイン。
その間、ヘビはカエルにあったり、他のヘビに会ったりして、ブランコに話したいことが募っていく。
一緒に過ごす時間の長さではなく、その人のことを思う時間の長さが、友情を作り上げていくのかな。
ポカポカの春のように幸せな気持ちになるお話。
全てのページに可愛らしい絵があって、字が苦手な子でも読みやすいと思う。
井上ことりさんの絵がお話にピッタリ合ってた。

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コロナ禍で久しく学生時代や、中学高校時代の友人と会っていない。時々メールやLINEはするけれど、生存確認程度。でも、コロナの前も何年かに一度会える程度だったよね。しかしひとたび再会するや、会わなかった時間は何処かへ飛んでしまい、いつでもあの頃に即戻れる。それが友人。

というのをこの絵本を読んでまず最初に思いました。ヘビくんにとってブランコくんはそういう存在。ブランコくんの元から飛び立って、見知らぬ海に降り立って、捨てきれない肥大した自我と、それをありのまま認めてくれる存在に出会って、ようやく等身大の自分を見つめることができるようになる。そして自分には帰るべき場所があると気づく。まるで長い人生のよう。

故郷に居続けるブランコくんは、今の私にとってならば、ふるさとに1人住む母のよう。

もちろん読む子どもたちには、そこまでの理解は強要しません。でもきっと読んであげる大人の心が何かに揺さぶられていることは一緒に読む子どもにも伝わります。
それで良い、それが良い、と思います。

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