ナゾノベル 悪魔の思考ゲーム(1) 入れ替わったお母さん

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刊行日 2022/12/20 | 掲載終了日 2023/02/28

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内容紹介

「科学探偵謎野真実」シリーズ、はやみねかおる「ルーム」シリーズなどを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」第1弾として2冊をラインアップ。女子中学生のミノリと謎の男性、思問が、不可能を可能とする「マクスウェル・マシーン」をめぐる事件に巻き込まれる!

難病にたおれたミノリの母が、ある研究所の力で回復する。しかしその裏には、重大な秘密が隠されていた。ミノリの前に現れた思問は、その秘密をとく鍵は「マクスウェル・マシーン」にあると説明。2人は母親を治療した研究所に足を運ぶがーー。

思考の限界に挑む「思考実験」を「現実化」するマシーン。それがもたらすものは幸せな未来か、それとも悪魔の支配する世か。頭脳フル回転のストーリーが始まる。

「科学探偵謎野真実」シリーズ、はやみねかおる「ルーム」シリーズなどを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」第1弾として2冊をラインアップ。女子中学生のミノリと謎の男性、思問が、不可能を可能とする「マクスウェル・マシーン」をめぐる事件に巻き込まれる!

難病にたおれたミノリの母が、ある研究所の力で回復する。しかしその裏には、重大な秘密が隠されていた。ミノリの前に現れた思問...


おすすめコメント

「科学探偵謎野真実」シリーズ、はやみねかおる「ルーム」シリーズなどを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」第1弾として2冊をラインアップ。女子中学生のミノリと謎の男性、思問が、不可能を可能とする「マクスウェル・マシーン」をめぐる事件に巻き込まれる!

難病にたおれたミノリの母が、ある研究所の力で回復する。しかしその裏には、重大な秘密が隠されていた。ミノリの前に現れた思問は、その秘密をとく鍵は「マクスウェル・マシーン」にあると説明。2人は母親を治療した研究所に足を運ぶがーー。

思考の限界に挑む「思考実験」を「現実化」するマシーン。それがもたらすものは幸せな未来か、それとも悪魔の支配する世か。頭脳フル回転のストーリーが始まる。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784023322318
本体価格 ¥1,000 (JPY)
ページ数 192

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NetGalley会員レビュー

思考実験がテーマ。「テセウスの船」「囚人のジレンマ」「ウラシマ効果」など大人でも頭を悩ませる思考実験を物語に組み込んでいて、面白くて一気に読んだ。入れ替わったお母さん、不可能を可能とする思考実現装置・マクスウェル・マシーン、謎の組織との戦いなど、男の子でも女の子でもワクワクする要素が盛り沢山。物語を通して思考することの楽しさを知ってもらえそうな一冊でした。続きが来夏に出るようで今からとても楽しみです。

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なんと、このお話続くのか!
しょっぱなからすごく引き込まれて子供の読書にとてもよさそうな本でした。
「テセウスの船」などもすごくわかりやすくお話の中に出てきて、ミステリー入門にぴったり。
私は小学校高学年の時は江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んでいたのですが、もちろんそれも面白かったのですが、こういった作品は現代的でとっつきやすいので読書の習慣がない子供にもぴったりだなあと思いました。
続きが気になります。

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「トロッコ問題」は有名な思考実験です。人によって解答が様々で、答えという答えもない。考え始めると思考の沼にハマって、難しい。
考えることに面倒さを感じる人が多くなってきているような気がします。こちらの本は「テセウスの船」を主軸に思考実験の内容をわかりやすくストーリーにおとしており、考えやすくなっています。
思考実験をきっかけにいろんなことを考えるくせをつけてほしいです。

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テセウスの船や囚人のジレンマといった思考実験をストーリーに組み込んでいる。
そのために思考実験レベルの現象を実現するという、魔法めいた超マシンが存在する前提の物語ではあるものの、上手く解りやすくネタを絡めていると思う。
冒険活劇要素も強めながら、思考実験が絡むため読んでいる側も考えさせられるのが特徴的。
厨二心をくすぐる雰囲気も良い。

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大好きなお母さんが、あとわずかな命と言われたミノリ。でも、新しい治療をしてもらい、お母さんは元気になって帰ってきた!喜んだミノリでしたが、お母さんが別人に入れ替わっていると言われ…。哲学的なことも含め難しいテーマを、読みやすく書かれています。次々変わる展開に夢中になりそうです。

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難病に冒された母が、ある研究機関の力によって奇跡的に回復し元気になって帰って来たが何処かがおかしい。母思いの少女ミノリは事情を知る謎の少年・思問(しもん)と共に怪しい研究所に乗り込んでいく。マクスウェル・マシーンとは?思考実験とは?「テセウスの舟」「囚人のジレンマ」「ウラシマ効果」について詳しく解説されており悩み戸惑い迷いながらも非常に勉強になりました。児童作品ながら大人も楽しめます。常に考える事を強いられるストーリーは読むと頭脳の活性化にも繋がって良いと思います。次作は2023年夏に刊行予定との事です。中々に錯綜した複雑な内容ですがストーリーを記憶に留めて次作を読める日を楽しみに待ちたいと思いますね。

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