さくらちゃんのかえりみち

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刊行日 2023/03/09 | 掲載終了日 2023/02/28

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内容紹介

友だちとおしゃべりしながらの帰りたいのに、さくらちゃんの家は学校から徒歩1分。ある日、隣の席になった転校生が一緒に帰ろうと誘ってくれますが、さくらちゃんは家が近いことを言えずに……。仲よしの友だちがほしいさくらちゃんの心温まる物語。

友だちとおしゃべりしながらの帰りたいのに、さくらちゃんの家は学校から徒歩1分。ある日、隣の席になった転校生が一緒に帰ろうと誘ってくれますが、さくらちゃんは家が近いことを言えずに……。仲よしの友だちがほしいさくらちゃんの心温まる物語。


出版社からの備考・コメント

かさいまりさんと言えば、北海道の豊かな自然と動物たちの物語、子どもの心の機微をとらえた作品などが素晴らしいですよね。どんな作品にしましょうかと打合せを重ねる課程で、担当編集が知り合いのママに「家が学校に近いのだが、娘が友だちと一緒に帰りたくて、家を素通りして途中の公園まで行って戻ってくる」というエピソードを聞き、かさいさんに話しました。すると「このエピソードをもとに絵本ができるよ!」とかさいさん。こうして、仲のいい友だちがほしい子の気もちを描いた作品が生まれました。こんな日常の小さなエピソードに、子どもの気もちが宿っていることを見逃さないかさいさん、さすがでした。


【著者情報】
かさいまり
北海道生まれ。絵本作家。児童文学作家。主な絵本に『ぼくとクッキーさよならまたね』『ばあちゃんのおなか』『くれよんがおれたとき』『えらいこっちゃのいちねんせい』、児童書に「くまのクーク」シリーズなどがある。

吉田尚令
1971年大阪府生まれ。イラストレーター。 主な絵本に『希望の牧場』『パパのしごとはわるものです』『悪い本』『ぼくのジィちゃん』、児童書の挿画「雨ふる本屋」シリーズ、『しんぱいなことがありすぎます!』などがある。

かさいまりさんと言えば、北海道の豊かな自然と動物たちの物語、子どもの心の機微をとらえた作品などが素晴らしいですよね。どんな作品にしましょうかと打合せを重ねる課程で、担当編集が知り合いのママに「家が学校に近いのだが、娘が友だちと一緒に帰りたくて、家を素通りして途中の公園まで行って戻ってくる」というエピソードを聞き、かさいさんに話しました。すると「このエピソードをもとに絵本ができるよ!」とかさいさん。...


おすすめコメント

小学生の悩み第1位は、「友だち関係」ということをご存じでしょうか? 第1位「友だち関係」に続き、第2位は「運動が苦手」、第3位は「成績が伸びない」…と続きます。

本書は「どうやったら仲のいい友だちができるの?」「帰り道は誰と帰る?」など子どもたちの悩みをユーモアたっぷりに描きます。ちょっと人見知りな子や、仲のいい友だちがほしい子へ贈りたい絵本です。


作は、小学校国語教科書にも作品が掲載されている、かさいまりさん。小学生の心の揺れにそっと寄り添うかさいさんの優しい作品です。読書感想文にもぴったり。


さくらちゃんを魅力的に描いてくださったのは、吉田尚令さん! 『希望の牧場』『悪い本』などの話題作から、児童書「雨ふる本屋」シリーズまで幅広く活躍されている人気イラストレーターです。本書は、『しんぱいなことがありすぎます!』の素朴な子どもの表情に惹かれ、ぜひにとお願いしました。ぜひご覧ください。

小学生の悩み第1位は、「友だち関係」ということをご存じでしょうか? 第1位「友だち関係」に続き、第2位は「運動が苦手」、第3位は「成績が伸びない」…と続きます。

本書は「どうやったら仲のいい友だちができるの?」「帰り道は誰と帰る?」など子どもたちの悩みをユーモアたっぷりに描きます。ちょっと人見知りな子や、仲のいい友だちがほしい子へ贈りたい絵本です。


作は、小学校国語教科書にも作品が掲載されてい...


販促プラン

ご投稿いただいた本書のレビューのうち、優れたレビュー5点をPOPに採用、絵本をプレゼントいたします。すてきなレビューをお待ちしています!


★レビュー投稿締切:2023年2月24日まで

★応募期間終了後、当選された方のNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします(メールアドレスの開示設定を行っている方が対象となります)。


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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784052056963
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

新1年生が1番気にするのは勿論、「友だちできるかな?」。特に様々なこども園などから入学してくる都市部の小学校では、入学して初めて一緒になる子が多いからなおさら。学校では先生が気を使ってくれるけど帰り道はそうでないから、一緒に仲良く帰る友だちができるかは、新1年生にとっては大問題。そこに目をやり、さらにさくらちゃんだけの大問題「家まで歩いて1分」を絡ませたので、さくらの心理に更にそったものになっている。そして妹の反応、さくらちゃんの反応もそれらしく、可愛らしい。小学校低学年にはもってこいの内容だと感じました。また挿絵も「しんぱいなことがありすぎます」と同様に、新1年生の様子を微笑ましく描いていて素晴らしいです。
出版されたら、読み聞かせをしてあげたい絵本です。

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かさいまりさんのハートフルな世界は健在。
下校時のおしゃべりって楽しいもの。さくらちゃんの悩みは切実ですね。わたしは逆に家がとても遠くて、バス通学だったので(それも、昭和40年代、田舎にスクールバスはなく路線バスで)、いつも最短の停留所までしか友だちとは歩けませんでした。
学校から近すぎるのも、それはそれで大変なんだと、くすっ。楽しい時間を手に入れたと思ったのに、妹のあんりちゃんにばらされてしまった悔しさ、恥ずかしさは気まずかったでしょうね。でも、だいじな「約束」ができて本当によかった!
たかが1分、されど1分。きっと、あおいちゃんとさくらちゃんはこれをきっかけに、友情を深めていけると思います。
「雨ふる本屋」シリーズ以来ファンになった吉田尚令さんのイラストも温かくてすてきです。

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最初に本当のことを言ったら、友だちと帰れなくなった。
だから次は言いたくなくて、言えなかった。
友だちになるきっかけの帰り道で、いっぷんという時間がさくらちゃんのこころにふたをしめていたことが十分伝わってきました。

そして、受けとめてくれた友だちがいたこと。その想いがこれからさくらちゃんのやさしさにつながっていくでしょう。
これからのいっぷんがかけがえのない時間になりますように!

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とってもほほえましい本でした。
学校の近くに家があると、寝坊しても大丈夫。忘れ物しても大丈夫。などメリットいっぱいだと思っていたら、まさかこんなデメリットがあるなんて。
たしかに登下校中のおしゃべりも、友だちとの大切な時間。ここに目をつけた作者さん、スゴイ!
1分でも一緒に帰ろうとしてくれた、あおいちゃんの気持ちが嬉しいです。

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心が暖かくなる絵本。

自分が小学生の頃、家が学校に近い子は楽で良いなぁなんて思いがありましたが、近い子は近い子なりに思う所があるんですね。
確かに登下校ならではの友達とのコミュニケーションの取り方があるけど、1分じゃ中々出来ません。ダラダラのんびり歩きながらのおしゃべりがいいんですよね。

小学校1・2年生への読み聞かせで読んであげたいなぁと思った1冊でした。

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子供のころ、自分が楽しみにしていたことって何だろう。

例えば私なら、早く帰って発売日の雑誌買いに行くことだったかな。
その時が来て時間になったら、頭の中が段取りを組んでわくわくが止まらない。

さくらちゃんの場合は、何事もなく始まりこなし過ごす毎日に、
何かを期待させる一瞬の出会いとその期待の気持ちに「あの子と話したい」という、
自分の楽しさを最優先させたくなる衝動でわくわくが止まらなくなっていた。

どんなことがあってもこの瞬間を、楽しいことを貫いていけば、
新たな世界を開いていける力を子供は素直に持っていると感じさせられる本です。

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自分をつまらないって思ってしまう人や
型にはめられてしまっていると思っている人に
友達のやさしさで世界は広がって行くって気づける事で
世界は思っている以上にキラキラ輝いてるって
この本を読んで感じて欲しいですね

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さくらちゃんの家は学校の隣にあります。だから1分で帰ることができます。でもさくらちゃんは、友達と楽しいおしゃべりをしながら帰ることにあこがれていました。でも1分で家に帰れるのですから、あたらしいクラスになったということもあり、なかなか友達ができません。あるときあおいちゃんという転校生がやってきて、さくらちゃんと家に帰ることになりました。さくらちゃんはあおいちゃんとおしゃべりを続けたいものですから、家を通り過ぎてしまいます。でもとうとう、妹のあんりちゃんにみつかってしまい、家が隣にあることをあおいちゃんに知られてしまいました。そのときのあおいちゃんの言ったこと。本当にあおいちゃんはいい子ですね。さくらちゃんとあおいちゃんは仲良しの友達になるのでしょう。

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さくらちゃん、私のハンドルネームと同じだから可愛くなって読んだ。昔昔、小学校の頃、家が近い子がうらやましかった。重たいランドセルもすぐに脱ぎ捨てられるし、夏休み前に持ち帰る自由研究の植木鉢も楽々運べるし、何より誰よりも先に家に上がりおやつを食べられる。だけど学校から家までが近い子にはこんな悩みがあったんだね。さくらちゃん、仲良しの友達とたくさんおしゃべりしながら帰りたいよね。昔の私の友達もそうだったのかな。でも優しい転校生あおいちゃんと仲良くなれてよかったね♡これからも一分間のおしゃべりを楽しんでね。

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子どものころの気持ちを思い出す。
もう中学生になった息子が近くにいたので一緒に読んだ。
何気ない学校の日常、帰り道の話だけれど二人で、ドキドキしながらページをめくった。
どうする!どうなる、このあとどうする!
と言いながら。もう大きな子供と声出して笑った。
新しいクラス。新しい友達。誰とどうやって帰るか、そんな、大人の目から見たささいなことに見えるかもしれないこと、こうやって心いっぱいに考えて感じて過ごしているんだと、あらためて感じられる素敵な本だった。
子どもたちみんなにとって、こうやって心を踊らせながら過ごす明るい日々でありますように。

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絵本作家かさいまりさんの子どもの心情が緻密に表現された文と、『雨降る本屋』(童心社)シリーズや『しんぱいなことがありすぎます!』(金の星社)でもお馴染みの吉田尚令さんの生き生きした可愛らしい絵がぴったり合って、読後はほんわかした心地よい気分になれる。

学校の帰り道って、お友達とゆっくり、「ゆらゆらと」お喋りしながら帰れる時間。でも、主人公のさくらちゃんのお家は学校から歩いて1分。「いっしょに かえろう」ってクラスメートに誘われても「わたしの いえ、がっこうの となりなの」「いっぷんで ついちゃうんだ」と言うと、「なあんだ」と言って他の子を誘って帰ってしまう。

この「なあんだ」の言葉。さくらちゃんの耳には深く残ったよう。自分だって、一緒に帰りたいのに、お家の場所は自分で変えられない。でもある日、転校生のあおいちゃんに「いっしょに かえろう」と言われたとき、さくらちゃんはいつものように「いっぷんで いえに ついちゃう」と言いそびれ、そのまま、一緒にあおいちゃんと帰ることになる。

このあと続きを読んでいると、さくらちゃんはあおいちゃんとの帰り道、一体、どうするんだろう、とハラハラドキドキさせられる。え!?と驚くようなさくらちゃんの行動や、さくらちゃんの妹の純粋な嘆き、そして、少し大人びたあおいちゃんの優しさに、良かったな、という微笑ましい気分になった。

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人見知りでなかなか自分から話しかけられなかった子ども時代。いま同じようにもじもじしている娘を見ながら、微笑ましいやら胃が痛いやら。こんなふうに友達になれるんだよって、読んであげたいです。でも個人的には学校から近いのは羨ましいよ!さくらちゃん。

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学校のすぐ隣に家のあるさくらちゃん。お友達と一緒に帰りたいけど徒歩1分じゃ…。
でもある日転校して来て、何も知らないあおいちゃんが、一緒に帰ろうって言ってくれた!
さくらちゃんは家がすぐ近くって言えるかな?
可愛らしい絵で心が優しくなるお話です。

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新しいクラスになり、お友だちの仲間に入りたいさくらちゃん。
一緒に帰ろうと誘われても、お家まで一分でついちゃうからお友だちは他の子と帰ってしまう。

学校からの帰り道、お友だちとのおしゃべりってとても楽しかったなと歩いた道のりを思い出しながら読んでいました。
一分で着いちゃうのはさくらちゃんには大きな悩み。お友だちになかなか言えない悩みも、お友だちにとったら羨ましいことかもしれませんね。
だから自分の悩みを勇気を出して言えたら、その一分はとても楽しい時間に変わるはず。さくらちゃんのいっぷんが、毎日楽しい時間になりますように。

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【さくらちゃんのかえりみち】
#かさいまり #吉田尚令

さくらちゃんの家は学校から1分の場所にあります。

友達に伝えたら、他の人と帰ってしまいました。

いつも一人で帰っていました。

ある日、転校生がきます。

その人が座席が隣で仲良くなり、さくらちゃんと一緒に帰ることになりました。

さくらちゃんは帰るのが楽しくて、家に帰らずそのまま家を通りすぎて帰るようになりました。

しかし、ある日妹が家の前で遊んでいたので、バレてしまいます。

なんだかほっこりするような作品でした!
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#さくらちゃんのかえりみち
#読書
#絵本
#転校生
#帰り道

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小学生の目線で見た可愛い人間関係の
始まりを、描いている
小さなさくらちゃんの心の動きが
よく現れている
人ともっと触れ合いたいという
とても基本的な子供の欲求が
可愛らしい
一歩ずつ大人として成長していく
過程の心温まる物語

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「いっぷんなんて、つまんない」
でも、そんな気持ちをわかってくれた友だちが一緒だから、明日からは……
「いっぷんだって、たのしいよ」

学校の隣に住むさくらちゃんは、1分で家に着いてしまう。友だちとおしゃべりを楽しむ暇もない。転校生のあおいちゃんともっと話したくて、それを言いそびれたさくらちゃんは……。

4月、クラスが替わった時の不安な気持ち、仲良しの友だちがほしいと願う気持ちを優しいおはなしにした かさいさん。それを温かい絵で表現した吉田さん。大好きなおふたりが紡いだ「さくらちゃんのかえりみち」。内弁慶の姪っ子に読んであげたいと思った。

#さくらちゃんのかえりみち #NetGalleyJP

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さくらちゃんの家は学校からいっぷん。
大人からしたらうらやましい限りだが、楽しくお友達と帰りたいさくらちゃんにとっては大問題!
お友達と帰るのって楽しいもんね。
家にいっぷんで着いてしまうことを伝えた時に言われた「なあんだ」
その「なあんだ」はさくらちゃんの心に不安の種を植えた。
あおいちゃんに誘われて、いっぷんで着くことを言えずに一緒に帰ったさくらちゃん。
楽しい気持ちと裏腹に、いつ言うの?とみているこちらもドキドキ。
さくらちゃんのひみつを知ったあおいちゃんが言った「なあんだ」の言葉。
同じ言葉でも心に植えるのは違うんだということを知った。
よかったね、さくらちゃん。
友達との関係に戸惑っても、いろんな人がいること、受け入れてくれる人がいることを知ってほしい。
子どもたちに読み聞かせしたい1冊でした。

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おうちが学校の近くって羨ましいけどこんな悩みもあるんだね。お家に帰ってから集まるのと、帰りながら話すのって違いますもんね。妹が玄関で遊んでるとか防犯上大丈夫なのかなと思う部分がありましたが、絵本なので大丈夫ですね。

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