へそまがりの魔女

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刊行日 2023/03/24 | 掲載終了日 2023/03/20

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内容紹介

暗い森に住む、年老いた呪いの魔女。人間嫌いのその魔女の元をある日、一人の少女が訪ねてきて...。へそまがりがすぎて、呪うことしかゆるされない魔女と、少女の心あたたまる物語。

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【著者プロフィール】

安東 みきえ(あんどう みきえ)
山梨県甲府市生まれ。1994年に「ふゆのひだまり」で第11回小さな童話大賞(毎日新聞社主催)、「いただきます」で同選者賞今江祥智賞、2000年に『天のシーソー』で第11回椋鳩十児童文学賞、2018年に『満月の娘たち』で第56回野間児童文芸賞、2022年に『夜叉神川』で第62回日本児童文学者協会賞を受賞。主な作品に『頭のうちどころが悪かった熊の話』(新潮文庫)、『星につたえて』『ふゆのはなさいた』(アリス館)などがある。

牧野 千穂(まきの ちほ)
福岡県生まれ。ステーショナリーメーカーの商品企画デザイナーを経て画家となる。パステルによる独特の深みのある画で書籍の装画や挿絵を数多く手がける。『魔法使いの弟子たち』(作・井上夢人/講談社)ほかで第40回講談社出版文化賞さしえ賞、絵本『うきわねこ』(文・蜂飼耳/ブロンズ新社)で第59回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。

暗い森に住む、年老いた呪いの魔女。人間嫌いのその魔女の元をある日、一人の少女が訪ねてきて...。へそまがりがすぎて、呪うことしかゆるされない魔女と、少女の心あたたまる物語。

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【著者プロフィール】

安東 みきえ(あんどう みきえ)
山梨県甲府市生まれ。1994年に「ふゆのひだまり」で第...


出版社からの備考・コメント

※校了前のデータを元に作成しております。実際の刊行物とは異なる場合がございます。

※校了前のデータを元に作成しております。実際の刊行物とは異なる場合がございます。


おすすめコメント

理由があって閉ざされていた、へそまがりの魔女の心が、ひたむきで心優しい少女との出会いからゆっくりと解きほぐされていきます。最後には、孤独を感じていたもの同士に優しさが広がり、あたたかな読後感を味わえる物語です。

理由があって閉ざされていた、へそまがりの魔女の心が、ひたむきで心優しい少女との出会いからゆっくりと解きほぐされていきます。最後には、孤独を感じていたもの同士に優しさが広がり、あたたかな読後感を味わえる物語です。


販促プラン

恐れ入りますが、この作品の閲覧は、書店関係者さま、図書館関係者さま、教育関係者さま、メディア関係者さまに限らせて頂いております。ご了承ください。

恐れ入りますが、この作品の閲覧は、書店関係者さま、図書館関係者さま、教育関係者さま、メディア関係者さまに限らせて頂いております。ご了承ください。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784752010302
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 48

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

へそまがりの魔女..どんな魔女だろう。 装丁の絵から少しドキドキしながら読みはじめました。
納得のはじまり方でしたが、読み進めると少女と魔女の気持ちに寄り添っている自分がいました。
素敵な魔女、素敵な少女、良かったねと声をかけたくなる温かい話でした。

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なんという極上のコラボレーション!安東さんが紡ぐ物語と牧野さんが描くイマジネーションにあふれた挿画。
本全体を彩る赤・白・黒のコンビネーションカラーが目に鮮やか。イラストの陰影・質感がとてもシック。魔女の言葉は人生そのもののよう。良いことの裏には悪いこと…読み終えたときにタイトルの意味に深く満足。いつまでも大切に手元に置きたくなる作品です。

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良いことの裏には悪いこともくっついてくる。
ほんの少しの悪いことをわざと用意して森で賢く生きる。
少女の悲しい生い立ちも魔女との出会いでいいことの中のほんの少しの悪いことになったかな。
祈りも呪いも、うらおもて。
呪いって聞くと悪いことって思うけど、へそまがりの魔女なら、心配せずにいられるようにしてくれるよね。

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道に迷ってしまった娘は、暗い森にすむ魔女のもとを訪ねます。帰る場所がないので、ネズミに導かれるまま、魔女の家で下働きをしながら日々を過ごします。
素直で邪気のない娘に愛おしさを感じつつも優しく出来ない魔女。へそまがりの魔女ですからね。仕方ありません。
そんなある日、国には王子がうまれ、お祝いムードに。魔女は自分の仕事をするために呪いの準備を始めます…。

呪いと祝福。へそまがりの魔女のそれは紙一重で、表裏一体だったのか。魔女のツンデレっぷりも娘の真っ直ぐな可愛らしさも、読むと心を柔らかくほぐしてくれる、そんな物語でした。牧野千穂さんの愛らしくも魅力的なイラストが素敵な世界観を彩ってます。大切な人にプレゼントしたくなるような作品です!

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へそまがりの魔女がなんだか真っ当で愛おしい。人に裏切られても、人を思いやり、呪いという名の祝福を与える。なんて素敵なへそまがりなんだろう。その呪いに対する王国の対応もこれまた粋でイイ。たまに調子がいいと話せるネズミも素敵な脇役だ。

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安東みきえさんの文に、牧野千穂さんの絵。このお二人のコラボに惹かれて読みましたが、間違いなしのようです。タイトルから、どうへそまがりなのか不思議に思いました。読んでいくと、魔女の不器用さがわかって安心します。おとぎ話に出てくる魔女といえば、呪いですが、こんな呪いならいいですね。

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ほかの人と違う能力があるものは、ほかの人と同じように生きづらい。
他人の先を読む者は、他人と同じ考えにとどまるとしたらいてもいられない。

家のない娘、と理解なく裏切られた過去ばかりの魔女。
魔女の中にある、魔というのは、悪心でけではないんだな。
清濁併せ持つ、表面的なやさしさ、一面から見たものの評価。
こういったものを世の中にある当たり前のものと見れる見方を、
それぞれ次世代生み出してほしいなと思いながら私はこの本を読みました。

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ヒト嫌いでへそまがりな魔女と優しさを知らない孤独な少女。突然始まった2人の生活。
文句を言いながらも優しさが隠しきれていない魔女と初めての優しさや愛情に戸惑う少女の姿が愛おしい。
挿絵のイラストも繊細なタッチで物語をさらに素敵なものに!


良いことには悪いこともくっついてくる。
良いことばかり手にできない。

この言葉は大人の自分でもグッときました。
子供だけではなく大人の方にも読んで欲しいなと思いました。

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真っ白い背景に、黒いシルエット。こずえの見えない大きな木ばかりの森の中、ちっぽけなちっぽけな子猫がいる。でもその子猫はヘタれずに言うのだ。助けてください、道に迷ってしまいました、と。

助けを求めたのは、呪うことしかできない魔女。

読み終えてしばらくしてから気づいた。そうか、私も道に迷っていると。
呪いの言葉だろうがなんだろうが、そう、昔から言うじゃないか、何とかととハサミは使いよう、と。見誤ってはいけないのはその行動が何を導くか、だ。どう使えば望む結果を導けるのか、ただそこを見て動けばいい。寂しさや孤独と切なさと、ぜーんぶ自分のものだ。このへそまがりの魔女のように、私も凛としていたい。

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物語の冒頭から暗くしんどい話かと思ったのですが、その思いはいい意味で裏切られました。へそまがりというのも、そうか、と。なんとなくから始まる思い込みや感覚をもう一度考える機会をもらえた本でした。絵も素敵で、大切な人に贈りたい一冊です。

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呪いをかけると言われる魔女の元へ、ひとりぼっちの少女が来た。側から見るとイジワルな魔女。果たしてそのイジワルさは本当かな?ある時、王子が生まれた!早速、呪いをかける準備をし、いざその時!王子に呪いはかけられた〜。さてその呪いは…。魔女は本当は、悪ぶっても、少女を弟子にしてくれた。弟子って家族って事だよね!王子にかけられた呪いに「なるほどね」と納得。安東みきえさんの絵本のような感じだけど、これを理解するにさやはり小高学年か中学生以上〜でしょう。

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