顔は言葉でできている！

大人の美しさをつくるのは、顔立ちより“顔つき”

「ページを開くと忙しない時間の流れが切り替わる」

「眠る前の“読む美容液”！」

と、美容エディター・松本千登世さんのエッセイは美に敏感な女性たちの間で大人気。思わずドキッとする新刊のタイトル『顔は言葉でできている！』は、著者自身が「大人になるほど、顔立ちより顔つきの比重がどんどん大きくなる」と実感するなかで得た確信が込められています。顔立ちとは、顔の形や作り、目鼻立ち。顔つきとは、気持ちを表す顔の様子、表情。「時間を重ねるごとに、気持ちが顔の形になり、作りになり、目鼻立ちになり、持って生まれた顔が変化していく……。だから逆に意志の力で顔は作ることができる」と松本さんは言います。

　本書は、瞬時に著者の気持ちを変えた、顔を変えたひと言を、イマジネーションを刺激する写真を添えてストーリーとともに綴っています。何気なく話す言葉、聞く言葉、かけられる言葉、目にする言葉の中に、あなた自身の顔つきを育てる「宝物」を発見できるのではないでしょうか。

　現在、松本さんはウェブマガジン「mi-mollet」のインスタライブ連載「見るエッセイ〜私の美をつかむ！〜」に出演中！ より著者の人柄と魅力を近くに感じられ、“読むエッセイ”の人気も後押ししています。

《 目次 》
第1章
美しさはすぐそこに～美容の意味と価値を知る言葉
　「『誰にも見られてない』って、人を変えるよね」
　「気づかれるのが、目的じゃないでしょ？」
　「初めて『見られる自分』を意識したんだよね」
　「もう、元には戻れないの」　

第2章
もっと、高みへ～プロフェッショナルの崇高な言葉
　「気持ちがわかるなんて、最強じゃない！」
　「言い換えることから、始めない？」
　「よくできました、１００点満点。でも……、つまんない」
　「ここじゃ、美しいものが創れない気がするんだよね」

第3章
自分を知り、慈しむ～唯一無二と気づかされる言葉
　「答えは、自分の中にあるのに」
　「コンプレックスはエネルギーの元なんだから」
　「寝ころばな、あかんねん」
　「『負け』を知っている人がいいわね」
　「自分の取り扱い説明書を更新すること」

第4章
未来にときめく～年齢を重ねるのを面白がれる言葉
　「『結末』をかえられるかもしれないでしょう？」
　「シワを怖がる暇があったら、本を読むこと」
　「経年変化を楽しめるんですよね」
　「『悪くない』と『いい』には、雲泥の差があるのよ」
　「私は、自分の足で登りたいと思うんです」

第5章
通りすがりに、宝物～すれ違う人からの温かい言葉
　「お大事に」「気をつけて」
　「いつかまた、お目にかかれますように」
　「申し訳ないことでございます」
　「ごめんなさい、知らなくて」

第6章
まるで、小さな哲学者～子供たちのまっすぐな言葉
　「いらっしゃーい！」
　「キャベツに『目』はないよ」
　「私たちは近くにいるからね」
　「なんだかんだ言って、毎日いいこと、ある」　etc.