マンガde理解　ココが変わった!! 18歳成人　生活編

思ったよりページ数が少なく、だいたいは知ってる情報でした。
もう少しレアな情報が欲しい。
生活編だったので、他編も読んでみたい。
これくらいのページ数なら〇〇編としないで1冊にまとめて欲しかった。

あれよあれやと18歳成人となった日本。
誤解も勘違いもあったりした。例えば今年の成人式、3学年同時開催なのか！などと当事者を持つ親としてハラハラしたりもしていたから。

この本は中高生にはもちろん、その親御さん、その他対象学年から遠ざかった人たちにも一読してもらいたい。

成人して生きていくために必要なことが、わかりやすく書いてある。
曖昧なところがはっきりしてスッキリだ。

漫画もオチがあって面白いし、登場人物たちも魅力的で、何より見やすくてわかりやすい。
「そういえば成人の年齢引き下げについてふわっとしか知らないから読んでみよう」と思って読んでみましたが、依存性の高いものはやはり年齢は引き下げに該当しないんだな、と。
中高生、特に高校生に読んでほしい本ですが、自分の今後のためにも中学生にも読んでほしい本です。

子供が十八歳になる時の、親の緊張感を思い出します。
つまりは、親の許可を得なくてもできることが増える、という自由を与えられる代わりに
自分で責任をおうという義務が発生するということですね。
今後も様々な局面で年齢引き下げの可能性がある（海外ではもっと低い年齢から選挙権があったりする国も）
ので、押さえておかなければならないテーマ。
ページ数が少ないので、なんとか編、と分ける必要があるのかちょっと疑問ではあります。

とても読みやすい内容で、中学生にぴったりです。18歳まではあっという間です。
しかし、学校図書館へ購入を検討しましたが、ページ数と単価が問題で、保留となっています。
ソフトカバーでもいいので、もう少し購入しやすい金額になると嬉しいです。