隠居おてだま
西條奈加
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刊行日 2023/05/31 | 掲載終了日 2023/05/31
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内容紹介
「めでたしめでたし」のその先も、隠居暮らしは悶着だらけ
老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。
商いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。やがて訪れた親子と夫婦の危機に、嶋屋一家はどう向き合う？ 胸を打つ傑作時代小説『隠居すごろく』、待望の続編！
おすすめコメント
シリーズ累計10万部！！笑いあり涙ありの人情時代小説『隠居すごろく』待望の続編！
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出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784041118894 |
| 本体価格 | ￥1,600 (JPY) |
| ページ数 | 256 |
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書店関係者 571250
“めだたし、めでたし…”のその先にも人生は続いていくから、徳兵衛さんのまわりは相も変わらず賑やかだし、様々な問題が降って湧いてきては振り回される。そして、それを楽しんでいるというか、どこか生きる張り合いにしているようなご隠居の姿に、“めだたし、めでたし”の先は案外悪くないよね、の空気感漂っている…、と思いきや、超ド級の悶着発生！慌てふためく嶋屋の面々。千代太の機転が利いてうまく解決へと転がっていく流れがあれよあれよと不穏な方向へ。徳兵衛さん、機嫌直して！千代太めげるなっ！そして、お登勢さんの抱えてたものに触れてほろり、です。
すごろく、おてだまと続いて次はなんなんだろう…、と今後の展開に期待してしまいます。
