ずかんえほん　おおきなのりもの

これは、男の子が好きそうな子が多いと思われる内容だ。子供の中には、結構マニアックな内容が好きな子がいる。そしてそんな子たちは、小さくても、そのへんの大人顔負けの知識を持っていることがある。そのような子が喜んで読むのはこんな図鑑だろう。

日本一長いトラックや超大型コンテナ船をはじめ、大きな乗り物がたくさん載っている、小さな子向けの乗り物図鑑絵本。
どんな仕事に使われているのか、どんな場所で活躍しているのかを分かりやすく解説しています。また、比較対象や大人が見ても勉強になる情報も満載。乗り物好きの子供にはぴったりの一冊です。

私は子供でも男の子でもありませんが、読んでいるだけでドキドキしました！
なんて楽しい本なんでしょう！
自動車と大きな乗り物をくらべる”大きさくらべ”が、楽しくてわかりやすくて、良いアイデアですね。
ロケット用移動発射台運搬台車を見てみたいし、超大型ショベルカーにも乗ってみたいなぁ。
今日から街を歩く時は、おおきなのりものを探してしまいそう。
この絵本を読み終わった瞬間から、おおきなのりものファンになりました。

タンカーの大きさが、どんな乗り物よりも意外と大きくて驚きました。細かいところまでイラストがあって、乗り物とか、メカが好きで細かいものが好きなお子さんは、一つ一つ細かいところまで見るのだろうな、と思いました。説明もしっかり書いてあったので読める子、読んでもらう場合は大丈夫だと思います。先日、支援学級の先生と話をさせていただいた時に、文の量が多くて細かいと諦める事が多いと聞いたので、文字を仮に読まなくても比べる対象がったり、内部がわかるようになっていると開いた本を閉じる事なく、色々な事に触れられるのかなと思いました。

大きい乗り物にロマンがあるのは
一人や一つのちからで物事をなすのに
限界がないと感じられるからかな

それがどこの会社のどんな名前で
形や動作や大きさ比べもできるなんて

紹介されているのりものは
実際にある場所も名前も同じだけれど、
写真じゃなくてイラストだから
この本で知って、実物を見るとまた違う景色だろう

私はこの本の現実感や未来への希望に日本の
世の中のこれが商品化できる時代を喜んでいます。