アガサ・クリスティー ショートセレクション 二重の罪

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刊行日 2023/08/18 | 掲載終了日 2023/08/18

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内容紹介

聖書、シェイクスピアについで読まれているといわれる、いわずとしれたミステリーの女王、アガサ・クリスティーの短編5篇を厳選。探偵シリーズもの、ノンシリーズもの、怪奇幻想ものを含め、その魅力をぞんぶんに味わえる。

収録作品

最後の降霊会

収穫の多い日曜日

二重の罪

完璧なメイドの事件

ナイチンゲール荘

聖書、シェイクスピアについで読まれているといわれる、いわずとしれたミステリーの女王、アガサ・クリスティーの短編5篇を厳選。探偵シリーズもの、ノンシリーズもの、怪奇幻想ものを含め、その魅力をぞんぶんに味わえる。

収録作品

最後の降霊会

収穫の多い日曜日

二重の罪

完璧なメイドの事件

ナイチンゲール荘


おすすめコメント

「ミステリーの女王」クリスティーは「史上最高のベストセラー作家」としてギネスブックにも認定されています。刊行作品の累計は二十億冊を超えるとされ、聖書とシェイクスピアに次ぐほど。奇妙な事件、斬新なトリック、チャーミングな登場人物、意外な真犯人…物語は巧妙な筋立てで展開します。人間だれもが持つ弱さ、愚かさ、恐ろしさ…鋭い観察眼で構築された人物の魅力を存分に楽しめます。クリスティーとの出会いの一冊にも!

「ミステリーの女王」クリスティーは「史上最高のベストセラー作家」としてギネスブックにも認定されています。刊行作品の累計は二十億冊を超えるとされ、聖書とシェイクスピアに次ぐほど。奇妙な事件、斬新なトリック、チャーミングな登場人物、意外な真犯人…物語は巧妙な筋立てで展開します。人間だれもが持つ弱さ、愚かさ、恐ろしさ…鋭い観察眼で構築された人物の魅力を存分に楽しめます。クリスティーとの出会いの一冊にも!


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652205723
本体価格 ¥1,300 (JPY)
ページ数 199

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NetGalley会員レビュー

ヨシタケシンスケさんが表紙となる、理論社の「世界ショートセレクション」の1冊。
こちらのシリーズ、勤務先の図書館でも、何冊か購入してます。
表紙に惹かれて、名作を手に取ってもらえたらと。本の中身はしっかり文学作品ですが、まじめな装丁のものよりは、ハードルは低くなったようです。

今回はアガサ・クリスティの短編。
クリスティの作品は、全て読んでいるわけではなく、また短編ではその内容を忘れている作品も多いので、今回新鮮な気持ちで読めました。
1冊でいろんな味を楽しめるような、そんな短編集でした。
個人的には2作目の「収穫の多い日曜日」がいいなと思いました。
最後の「ナイチンゲール荘」は、最後ゾッとします。
他に、ミス・マープルやポアロ(ヘイスティングスも)の登場する作品もそれぞれ収録されていて、作品を選んだ方も、きっと楽しかったのではと思いました。

アガサ・クリスティ、久しぶりに読む人や、初めて挑戦する人に、おすすめの短編集だと思います。

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アガサ・クリスティー×ヨシタケシンスケ

今から20年程前、クリスティーの作品を貪るように読んだものですが
こちらの作品たちは記憶にないので未読だったのでしょう。
とても懐かしく、今またクリスティーの魅力にドハマりしそうです。
さすが「ミステリーの女王」彼女の功妙で斬新なトリックはいつの
時代でも楽しめます。

ヨシタケシンスケさんの、ほのぼのとしたかわいいイラストが
クリスティーの怪奇幻想や人間の欲深さ、恐ろしさが描かれた
作品たちを中和させてくれています。

とても楽しい読書時間となりました。

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アガサクリスティーというと長編が有名なので、短編ははじめて読んだ。
ポワロやマープルが探偵として出てくる作品があったり、最後の作品のオチとかは、かなりシュールで楽しかった。降霊術の話しいがいはすべて秀作と言えるでしょう。
さすが、アガサ・クリスティーという短編集でした。
とくに、好きなのはポワロが出てくる表題作でした。
まさかの展開に驚きました。
アガサ・クリスティーの入門書みたいな感覚で読むのも良いと思います。
ヨシタケシンスケさんの挿し絵も素晴らしい。

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ミステリーの女王、アガサ・クリスティーの5つの短編。
ホラー小説からスタートしますが、おなじみの探偵ポワロやマープルも登場します。
ヨシタケシンスケ氏の絵に惹かれる、世界ショートセレクションのシリーズ。
手軽に読める短編集を足がかりに、ぜひ他の長編作品へと手を伸ばしてもらいたいです。

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アガサクリスティの醍醐味を子供たちにも堪能してもらえるように編まれた短編集。クリスティならではのミステリー・サスペンスの世界に引き込まれ、それぞれのストーリーに心が惹きつけられます。
加えてカバーと挿絵はヨシタケシンスケ先生の手によるもので、彼の個性的なキャラクターは子供達に親近感を与えてくれると思います。
全体的にスッキリと読める一冊であり、子供たちがミステリーに興味を持つきっかけにもなること間違いなし。

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ミステリーの女王。アガサ・クリスティー女史の秀作5編をセレクトした児童向けの作品集です。ヨシタケシンスケさんの表紙絵と扉絵イラスト全7枚はユーモラスで親しみ易くミステリー特有の緊張感を和らげて年少の読者をリラックスさせてくれる効果があると思います。私は数十年前に全部を読んだのを思い出しましたが、こうして読むと女史の作品は時代に左右されない普遍的な魅力があるなと改めて感じました。幻想ホラー、ユーモア、本格ミステリー2編(ポアロ&ミス・マープル)、心理サスペンスの全5編にはラストに必ずやサプライズが訪れます。クリスティー女史の作品には人間心理の盲点を巧みにつくトリックが多くシンプルですが読後に深い満足感が得られますね。本書で一番のお奨めは最後の「ナイチンゲール荘」で衝撃の結末に「本当に思っていた通りのストーリーで正解なのだろうか?」と真相に対する確信が揺らぎますね。そうですね、短編ですのでどうしても物足りなさが感じられて長編を読みたくなりましたね。本書はクリスティー女史の膨大な作品への入門書として子供から大人まで幅広く読まれますようにと強くお勧めしますね。

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ヨシタケシンスケさんの表紙が可愛くて、読んでみました。
結果、アガサ・クリスティーの魅力にまんまとハマりました!!
海外文学は人の名前が覚えられず、苦手意識を持っていましたが、これは短編集なので、一つのお話の登場人物は多くて4人程度。「これ誰だっけ?」と混乱することなく、何より物語の展開に惹きつけられて、一気読みしてしまいました。
有名なポワロやミス・マープルの世界を堪能できるので、アガサ・クリスティー作品を初めて読む私にとって、つまみ食いのようなお得感がありました笑
他にも世界ショートセレクションのシリーズが色々出ているようなので、読んで自分の世界を広げたい!という人にぴったりだと思います。

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ヨシタケシンスケさんらしい、とぼけたイラストの表紙に心惹かれる。
子供の頃からたくさん読んできたクリスティ。
あまり世に知られていないであろう短編五編を収録。
読み始めて驚いた。巧みなトリックを駆使し、個性が際立つ探偵を配して謎解きを楽しむクリスティはこんな短編も書いていたのか、と。心がゾクリとするような後味の、はっきりした謎解きや解決が無いように感じられるもの。お馴染みの探偵が出てきて懐かしく感じられるもの。短い中で、なるほど、と最後に膝をうつ謎解きが待っているもの。様々なことなる味わいを楽しめる。

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ヨシタケさんの表紙がすっとぼけた感じで魅力的です。内容は短編でもさすがアガサ・クリスティーだけあって、ハラハラドキドキさせられます。意外な結末を短編で味わえて、極上のコース料理を食べたかのようで、大満足でした。

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怪異ものから探偵ものまで、謎とサスペンスに満ちたお話を集めた短編集。
好きなのは「収穫の多い日曜日」。
人はみんな完璧じゃないし、欲に流されてしまうこともある。
自分が流されていたと気づいたときの、あのヒヤッとした焦りや後悔が、キャラクターを貫通して読者にもグサグサ刺さってくる。
その残酷さが、そのまま余韻となって読了後もしばらく残る。
アガサ・クリスティーの短編は初めて読んだけど、どの作品も切れ味抜群で、他にも読んでみたくなった。

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ヨシタニシンスケさんの可愛らしいイラストがステキな児童向け短編集。馴染みのない単語にはきちんと注釈付きなのが嬉しい。ポアロやミス・マープルなどお馴染みのシリーズからのものはもちろん、ホラーテイストやドキハラものまで実にバラエティ豊かで読んでいて飽きない。ラストの「ナイチンゲール荘」は予想外のラストにビックリ! どの話も短いけれどちゃんと驚きがあるのはさすが!学校の図書室にもオススメ。

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幻想的なものからピリッと皮肉が効いたものまでアガサ・クリスティーの厳選5篇の短篇集。読み慣れていないと少し癖を感じる海外文学特有の言い回しなどが、シンプルに凝縮されていて、短篇の良さが光る一冊。
人の心の隙間の黒い部分を色んな形で表現していて、アガサ・クリスティーの独創的な「自滅していく人」の滑稽さを覗けるのがとても心地好い。謎解きも勿論だが、それ以上に「人間」を楽しめる作品。

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こちら、忙しい中高生にも薦めやすい短編集というスタイルで、
中高生にも人気のヨシタケシンスケさんがイラストを担当しているので、
いままでにもぽつぽつと蔵書に加えていたシリーズですが、
アガサ・クリスティーと短編というのはあまりイメージがなくてリクエスト。
読んでみたらこの1冊でポアロともミス・マープルとも知り合いになれるお得な本で、
海外ミステリを読んだことのない生徒にも薦めやすいなと思いました。

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このシリーズは子どもが手に取りやすいようにまとめられており、イラストもヨシタケシンスケさんでかわいらしい。このシリーズ、ぜひ続けてほしい。
子どもの頃、こういったクリスティーの短編を集めた子ども向けのシリーズを読んでいたことが懐かしい。児童書として刊行されていたクリスティーやクイーン、ドイル、ルブランなどを読んできたおかげで、大人になってもミステリが好きだし、読み返してみることも楽しい。子どもの頃の楽しい読書体験が、本を読む人を増やすために重要だ。この本は、1冊でポアロ、マープル、ユーモアミステリ、怪奇などクリスティーの魅力が味わえるチョイスになっていると思う。はじめてのクリスティーにふさわしいのではないでしょうか。

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