オイサメサン

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刊行日 2023/09/04 | 掲載終了日 2023/09/04

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内容紹介

振り返るな、いるぞ。

真っ赤なワンピースの女が。


映画『スイート・マイホーム』で話題!
【2023年9月1日全国ロードショー】

注目の“オゾミス”作家、躍進!!

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小学生の夏休みに霊が「視える」ようになった鈴。

初めて視たのは、赤い服を着た爪のない不気味な女の霊。
怖い、怖い、怖いーー。
怯える鈴を救ったのは、祖母がくれた「オイサメサン」の指輪だった。
だが7年後のある日、バイト先のファミレスで「祓える」男に出会う。彼はオイサメサンは詐欺師だと吐き捨てた。オイサメサンは、詐欺師なんかじゃない。しかし、赤い女は7年経った今でも鈴のことを追いかけていた。鈴はある殺人事件に巻き込まれ、予想もしない運命に呑まれていく。

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著者/神津神津凛子(かみづ・りんこ)
1979年長野県生まれ。歯科衛生専門学校卒業。2018年、『スイート・マイホーム』で第13回小説現代長編新人賞を受賞し、デビュー。著書に『ママ』『サイレント』がある。長野県在住。

振り返るな、いるぞ。

真っ赤なワンピースの女が。


映画『スイート・マイホーム』で話題!
【2023年9月1日全国ロードショー】

注目の“オゾミス”作家、躍進!!

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小学生の夏休みに霊が「視える」ようになった鈴。

初めて視たのは、赤い服を着た爪のない不気味な女の霊。
怖い、怖い、怖いーー。
怯える鈴を救ったのは、祖母がくれた「オイサメサン」の指輪だった。
だが7年後のある日、バイ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>...


出版情報

ISBN 9784065314555
本体価格 ¥1,900 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

鈴が見えるものは本物なのか?まずそこから疑ってしまうほど、不安定な状態だった。
読み進めるごとにわかってくる事実。
鈴、類、要はどう関わっていくのか。全く予測つかなかった。
怖さもとてつもないが、鈴が友人を思う純粋な気持ちは心に響いた。
最後まで読んで鈴の成長がとても頼もしく思えた。

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怖かった。幽霊、怪奇現象、人間、全てが怖い。情景描写が生々しく、嫌でも鮮明に思い浮かべてしまい頭の中、瞼の裏に焼き付く。幽霊のじっとりとした怖さと、人間の生々しい怖さ。どちらも楽しめるホラー小説でした。

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小学生の頃普通の人には見えないモノが見えるようになった鈴は『オイサメサン』の指輪が唯一の救いだった。
『オイサメサン』とは何か。
その存在を巡って出会った要との不思議な関係も
そして巻き込まれた殺人事件の結末は…

ホラーミステリーですが、人の心の闇や生きづらさ、そして未来を考える強さも含んだ読み応えのある作品でした。

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冒頭から恐怖の心霊現象に、
心拍数が一気に上がりました。
心霊現象なのか、怪奇現象なのか分からない、
全身が闇に飲み込まれるような、恐ろしさに包まれます。
ページをめくるたびに、指先が凍るようでした。
怖いけれど、読むことを止められない。
まさに、魔術のような作品。
恐怖の奥底に存在する、真実に辿り着いたとき、
深く暗い霧が、晴れ渡るようでした。
そして、見えている物事が全てではないという、
人として大切にしたい心の本質が生きていました。
読後、身心共に浄化するような、
爽快な風に包まれました。

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ここ数年読んだ本の中で間違いなく最恐。ホラーミステリとしてとても楽しめました。
タイトルの「オイサメサン」をパッと読んだときに読みにくく「お諫め」と出てくるまで勘違いして「オイメイサン」と読んでいました。でもこの読みにくさ、カタカナ表記が怖さを引き出していると思います。そして勘違いして読んでいたおかげで「お諫め」のところで「なるほど!!」というすっきりさも味わえました(笑)

最初の方を読んだところでは、何かの新興宗教の話かな?と思いましたが読んでいくうちにだんだんとはまっていき、もう手が止まらない。止められない。母が詐欺霊媒師にはまってしまったモデルのヨウ、昔から霊が見える鈴、鈴のバイト先の同僚で殺されてしまった少女、鈴の大親友で鈴が気になっている彼女持ちの類、いろいろな面白い要素がうまくまとまっていて、400ページ強の本をあっという間に読んでしまいました。

ミステリー部分も、ちょうどいい感じで想像がしやすく、大満足。ラストに関してはいろいろ思うところも出てくるかなと思いますが、私は現実としてこのようなラストが一番リアリティがあり、一番怖いと思いました。

この作品はホラー好き人に絶対お勧めしたい小説。以前読んだ「スイート・マイホーム」もとてもよかったですがこの作品はもっともっとよかったと思います。神津凛子さんのこれからの作品もとても期待ができそうです。

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紹介に「オゾミス」とあり、「一体どんなジャンルなんだ」と思いながら拝読したが、怪しき物怪が登場する、まさにおぞましいミステリ作品。「イヤミス」は人間の負の部分をフィーチャーするミステリだが、こちらはスーパーナチュラルでオカルティックな存在が活躍するミステリだ。
スーパーナチュラルであるにもかかわらず、ミステリとしてもきちんと成立している。何より冒頭は新興宗教小説風にスタートする。そこに人ならざる存在が関わってくるのだから面白くならないはずがない。だから読んでいても納得感がある。
過去作の「スイート・マイホーム」が斎藤工の監督で映画化されているようだ。こちらもぜひ見に行きたいと思う。

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怖い。とにかく怖い。描写が映像化されて目に浮かんでくる。読んでいる間うしろを振り返ることができなった。赤い女が見えてしまいそうで。視えてしまう主人公鈴と祓える体質の要。二人が遭遇する数々の怪奇現象に震え、死者生者それぞれの念の恐ろしさを見せつけられる。ホラー作品と思いきや、ミステリとしても面白い。ラストまで読んだ者にだけオイサメサンとはなんなのかわかる。しかも想像以上に驚きの真実が待っている。

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子どもの頃から霊がみえる鈴。大人になってもそれは変わらず、日常生活では人付き合いを極力避け、霊が見えないように気をつけて生きていた。
子どもの頃の彼女を救ったのは、祖母がくれたオイサメサンの指輪だった。

一体オイサメサンってなんなの?そして鈴につきまとっているように見える、赤い服の女の幽霊の目的とは?

鈴の運命が動き出すきっかけを作ったのは、偶然出会った要。
彼がオイサメサンを厭う理由とは?

謎が色々ある上にホラー要素もなかなか強めなので最後までハラハラします

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