戦争論

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刊行日 2023/08/24 | 掲載終了日 2023/08/31

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内容紹介

私たちは戦争が大嫌いだ。だが、同時に戦争が大好きでたまらない。
戦争を貪り喰らいながら、戦争を罵っている。

現実の暴力・戦争を多様な文芸作品を通して分析し、読み解いていく!

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宇宙戦艦ヤマト、ガンダム、ナウシカ、もののけ姫、エヴァンゲリオン、寄生獣、約束のネバーランド、呪術廻戦、ウルトラマン、サイボーグ009、デビルマン、仮面ライダー、野火、俘虜記、レイテ戦記、屍の街、夕凪の街、夏の花、永遠の0……

ウクライナ戦争と安倍元首相銃殺事件をつなぐ線に目をこらしながら、

『同志少女よ、銃を撃て』『進撃の巨人』『鬼滅の刃』『はだしのゲン』『黒い雨』などフィクションの深層を分析、娯楽(エンタメ)化する現実政治の病巣の根源に肉迫する。

「復讐の連鎖」を断ち切る道を真摯に探る、気鋭が真正面から挑んだ骨太の本格批評!

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著者/高原 到(たかはら・いたる)
1968年千葉県生まれ。京都大学文学部社会学科卒業。2015年、「ケセルの想像力」で第59回群像新人評論賞優秀作を受賞。現在、予備校講師を務めながら、文芸誌を中心に旺盛な批評活動を続ける。著書に『暴力論』がある。

私たちは戦争が大嫌いだ。だが、同時に戦争が大好きでたまらない。
戦争を貪り喰らいながら、戦争を罵っている。

現実の暴力・戦争を多様な文芸作品を通して分析し、読み解いていく!

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宇宙戦艦ヤマト、ガンダム、ナウシカ、もののけ姫、エヴァンゲリオン、寄生獣、約束のネバーランド、呪術廻戦、ウルトラマン、サイボーグ009、デビルマン、仮面ライダー、野火、俘虜記、レイテ戦記、...


出版社からの備考・コメント

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出版情報

ISBN 9784065326824
本体価格 ¥2,300 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

「おそるべき真実を語るのは作家の義務であり、それを知ることは読者の市民としての義務だ」

プーチンはヒトラーの戦争に抗うという名目で、ヒトラーの戦争を反復している。
群像掲載の戦争批評。
同士少女の敵とは。


とても興味深い内容なのだが、字が細く読み進めるのに苦労した。

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丁寧に誠実に戦争という問題と向かい合った論考であると感じました。ただ、評論や批評に望まれるアクロバティックな展開は、そのようなかたちで戦争を論じた別の論者を参照するかたちで展開されていくため、この論考自体の乱暴さをはらんだ魅力は弱めになっているかもしれません(これは、暴力や戦争を主題として扱う際に起こりがちなことである気もします)。

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