海に呼ばれて

ロッカウェイで"わたし"を生きる

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刊行日 2023/10/16 | 掲載終了日 2024/04/01

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内容紹介

ケリー・ワシントン主演、Netflixで映画化決定の注目作『ROCKAWAY SURFING HEADLONG INTO A NEW LIFE』の翻訳書。

海辺の町で“これから”と向き合う女性の物語——


【本書について】

ニューヨーク・マンハッタンに暮らすジャーナリストのダイアン・カードウェルは、人生を折り返す40代半ばにして結婚生活を失い、再び独身生活を始めることに。子供をもつ夢も失い、人並みの幸せな人生から漂流してしまいますが、思いもかけないサーフィンとの出会いによって、若いころとはちょっと違う自分探しの旅がはじまります。

慣れ親しんだ生活を手放し、人生の再スタートに選んだ地はマンハッタンから車で1時間ほどのロッカウェイ。ビーチの仲間に加わり、サーフィンがある暮らしに心の傷も癒えたころ、ハリケーンで被災し、町は甚大な被害を受けます。 けれど前を向き、いまを手放さず、ロッカウェイで生きていく――

人生のリスタートを描いた、エールをもらえるノンフィクションです。

【目次】

プロローグ もう戻れないかも

第一部 海辺にて

1 導かれるままに

2 もっと乗りたい

3 やみくもだった日々

4 はじめてのターン

第二部 一歩ずつ前へ

5 いつかあそこに

6 波を待ちながら

7 錨をおろす

8 嵐の夜に

第三部 仲間とともに

9 砂と瓦礫の町で

10 海へ

11 波に乗る

12 引き寄せられて

エピローグ “わたし”の居場所

【著者プロフィール】

ダイアン・カードウェル

ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズ紙の元記者で、9.11同時多発テロで亡くなった人々についての特集記事『Portraits of Grief』の初代ライターのひとり。ニューヨークのロッカウェイ・ビーチに住み、ガーデニングとサーフィンを楽しむ日々を送っている。

【訳者プロフィール】

満園真木

翻訳家。青山学院大学卒業。主な訳書に『アメリカン・プリズン 潜入記者の見た知られざる刑務所ビジネス』、『死体は噓をつかない 全米トップ検死医が語る死と真実』(ともに東京創元社)、『生きるための選択 少女は13 歳のとき、脱北することを決意して川を渡った』(辰巳出版)などがある。

ケリー・ワシントン主演、Netflixで映画化決定の注目作『ROCKAWAY SURFING HEADLONG INTO A NEW LIFE』の翻訳書。

海辺の町で“これから”と向き合う女性の物語——


【本書について】

ニューヨーク・マンハッタンに暮らすジャーナリストのダイアン・カードウェルは、人生を折り返す40代半ばにして結婚生活を失い、再び独身生活を始めることに。子供をもつ夢も失い、人並みの幸...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784777830688
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 328

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NetGalley会員レビュー

サーフィンに出会い、人生の新たな波に乗り前を向く著者によるノンフィクション。
40代半ばにして結婚生活を失い、子供を持つ夢を失う。
家庭があることだけが幸せではないが、自分の家族を作るという夢を失ったとき、著者のように前を向けるだろうか?前を向き歩みだすまでの道のりが丁寧に描かれている。

何かを始めるのに年齢は関係ない。そして自分らしくいられる場所を自分で探しそこで新しい生活を始めることで人生はまた変わっていくのでしょう。
私は40代からの新しい挑戦として自転車を始めました。若い頃とは違い頭では分かっているのに体がついていかないし、体力面での不安も尽きません。そして始めたばかりの頃は周囲の目が気になったし、それでも可愛い服装で楽しみたいというのも共感しました。

著者がサーフィンをはじめ、人生のリスタートに選んだ地がハリケーンで被災したりと、ドラマのような展開が続きます。
それでもその場所を離れず、前を向く姿はとても清々しく読んでいると著者の物語なのに、こちらが励まされているような気持ちになり元気をもらいました。
映画化決定ということで、今から楽しみにしています。

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40代半ばで離婚し、子供を持つ夢もたたれたジャーナリストの女性が、ふと目にしたサーフィンを、私にも出来そうだと思うところから、話が一挙に展開して新しい世界が開けていく。サーフィンのスクールに通い、合宿に参加し、海の近くに家を買い。サーフィン仲間も出来て、仕事もあり、充実した日々に、ハリケーンがロッカウェイを襲う。小説よりも奇なりの展開だが、しっかり地に足をつけ、仕事も家もサーフィンも恋も諦めずに生きる彼女に力を貰った。私自身はサーフィンはやらないが、結婚してスキーが夫婦の共通の趣味になった。私はまだまだ初心者で、新婚旅行でカナダのスキー場に連れて行かれスキーざんまい、転んでばかりで泣きそうだった。それでも以来ずっと一緒に30年もスキーをやり、クラブの合宿に参加したり教わったりするうちに、今では道具も何度も買い換えて、シーズンを心待ちにしている自分がいる。スキーでもサーフィンでも、夢中になれるものは、ある日ひょっこり向こうからやって来る、と私は思っている。そして迷わずその波に乗り、失敗してもくじけずに海に通い続けた彼女が、大きな幸せを自らつかんだ姿に、今の自分もちょっぴり重ね合わせてしまったのだった。とにかく思い立ったら、何でも全力でやればきっと新しい世界が開けていくと、私も信じている。彼女と同じように。

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