さんごいろの雲

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刊行日 2024/02/27 | 掲載終了日 2023/11/30

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内容紹介

15回椋鳩十児童文学賞、第23回新美南吉児童文学賞を受賞し、

独特の作品世界が高く評価されている、やえがしなおこの最新作。

夢の中に入ったような、不思議でどこかなつかしい気持ちになる、

7編の童話。

童話好き、必読です!

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《 収録作品 》

*すみれの指の魔法*
 なにもかもむなしくなった若者がまよいこんだのは、あたりいちめんすみれの花につつまれたふしぎな村でした。

*リルムラルム*
 「ひとりで森へ行ってはいけない。あそこには、いろんな者たちがいるからね」父さんからの言いつけをやぶり、ふしぎな歌にさそわれて、おなかが空いた姉弟は森に足をふみいれます。

*さんごいろの雲*
 えのころ草のあいだを、あまい香りの風がふく夕ぐれのこと。ひとりの若いバイオリンひきが、さんごいろの小さな雲にであい、魔法をかけられます。

*王さまと虹*
 お妃さまをうしなった王さまは、街の人たちのささやきあいを背に、日ごと街をさまよいます。ある日、王さまの前に小鳥があらわれて……。

*金の馬車とひばり*
 草はらのひばりが、「じぶんが見目うるわしい若者だったときのこと」を話してくれます。若者だったひばりは、金の馬車にであって、神さまをよろこばせることに成功したのですが……。

*セーターと雪ぐつ*
 あみたての白いセーターに雪ぐつをはいた兄弟うさぎは、雪の野はらに飛びだしました。道にまよったふたりは、「きつね」っぽいおじさんから声をかけられます。

*かつらの木と星の夜*
 ひとりぼっちのかつらの木は、鳥やけだものたちの話をだまって聞くのが好きでした。ある晩、たくさんのまたたく星を見て、(星たちのことばがわかればなあ)とねがうと、ふしぎなことが……。


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著者/やえがしなおこ
1965年生まれ。岩手県在住。『雪の林』(ポプラ社)で第15回椋鳩十児童文学賞、第23回新美南吉児童文学賞受賞。独特の作品世界が高く評価されている。


15回椋鳩十児童文学賞、第23回新美南吉児童文学賞を受賞し、

独特の作品世界が高く評価されている、やえがしなおこの最新作。

夢の中に入ったような、不思議でどこかなつかしい気持ちになる、

7編の童話。

童話好き、必読です!

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《 収録作品 》

*すみれの指の魔法*
 なにもかもむなしくなった若者がまよいこんだのは、あたりいちめんすみれの花につつまれたふしぎな村でした。

*リルムラルム*
 「ひ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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出版情報

ISBN 9784065344415
本体価格 ¥1,300 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

なんだか懐かしい感じの童話たち。
宮沢賢治の雰囲気にも似ているけれど、それよりももっと柔らかな印象。
ドキドキする展開もあるけれど、どれも「本当は怖い童話」のような結末にはならないので、子どもにも安心して読み聞かせられる。
とにかく風景描写が美しく、想像するだけて夢の中にいるような気分になるので、子どもが寝る前に読み聞かせるのにも良いと思った。

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はじめて読むものばかりなのに、どこかで出会ったことがあるような気がしてしまう、懐かしい感触の物語たちでした。どこかでまたふと思い出すと、懐かしいような切ないようなやさしいものに触れたような気持ちになるのだと思います。

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初めて読むのになぜか懐かしい気持ちになる。
花の香り、美しい虹、鳥の声、優しい感触、美味しい食べ物、五感全てで物語を感じる。
子どもの頃は五感全てを使い物語の世界に入り込み楽しんでいたのだろう。だからこそこの物語は懐かしい気持ちになるのかもしれない。
そして呪文のような不思議な言葉や、歌を声に出してみるとなんだか楽しい気持ちになる。思わず声に出したくなる言葉たちのおかげで、子どもの頃に戻ったように五感全てを使い物語の世界を楽しんだ。

とても不思議で楽しいお話でした。読ませていただきありがとうございました。

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やえがしなおこさんは、わたしにとっていつも次の作品が待たれる大好きな作家さん。
澄んだ香気も高く、見知らぬ国のおとぎ話か昔話のようなイメージの世界が郷愁を誘い、わたしをデトックスしてくれる。
目の前に広がり始める世界に知らず引き込まれるような感覚が心地よい。
色彩感、空気感、音に温度、それらすべてが奇妙な既視感をもってわたしの中で再構築される世界となる。
これは、イラストが挟まれた紙の本でぜひ読み直したいと思います。

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子ども向けの童話という枠には収めてしまうのはもったいない。大人が読んでも心の奥底にぽっと明かりが灯るような大切にしたい物語。神話のようなものもあれば、民話のようなものもあり、懐かしいようで新しい。正しい行いには小さな奇跡がおこり、間違った行為には毅然とその報いがおこる、凛としたそのルールは子どもが読んですっと心に入る筋立てだ。ベッドタイムスーリーとして毎晩一編読み聞かせするのにもよい作品集と思う。

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