沖縄空手一人稽古　ナイハンチの研究

【内容紹介】
空手の源流は、達磨大師（中国禅宗の開祖とされるインド人仏教僧）の易筋経、洗髄経とされ、沖縄で独自の発展を遂げました。しかし空手が日本に入った時から次第にアレンジされ、日本では本来の武道としての空手とは異質なものになってきています。
そういったなかで「ナイハンチの研究」は、空手をもう一度見直し、置いてきたものを蘇らせようという趣旨で問題提起した試論です。　
　まず沖縄空手で忘れたものを思い出す作業、ガマクやムチミ、チンクチといった身体の使い方です。これはナイハンチの型にそのヒントを探しました。武村ナイハンチは、現在行われているナイハンチと比べ大きな違いがあります。そこにガマク、ムチミ、落差を使った技などがあり見失った物を発見した想いです。
本書で、立禅、太極十五勢、易筋経、体幹tトレーニングの一人稽古を紹介しています。

第一章 沖縄空手の身体操作　ガマク、ムチミ、チンクチ
第二章 武村ナイハンチ、首里手ナイハンチ、岸本ナイハンチ
第三章 意拳養生法　立禅、試力、意念活動
第四章 焦国瑞 太極十五勢
第五章 易筋教義、易筋経十二勢
第六章 空手体幹トレーニング　端坐法、肩坐法、頭坐法

【著者紹介】
著者は空手を５０年間練習している。
いわゆる５大流派には属さず、田舎道場でひっそりやっている。また気功法も続けており、その著作もパブファンから出版している。

【出版にまつわるエピソード】
意外と売れている。ほとんどPRしていないが、題名が良かったのかどうか知らないがアマゾンの検索ページだけでも買ってくれている。本書を手にした人が周りの人に勧めてくれているのかもしれません。