となりのじいちゃんかんさつにっき

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刊行日 2024/05/21 | 掲載終了日 2024/05/23

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内容紹介

あさがおがかれた ! しゅくだいのかんさつにっきをどうしよう。

かわりに、となりのおじいさんを かんさつしたら……

あれれ、となりのおじいさん なんかあやしいぞ !

あさがおがかれた ! しゅくだいのかんさつにっきをどうしよう。

かわりに、となりのおじいさんを かんさつしたら……

あれれ、となりのおじいさん なんかあやしいぞ !


おすすめコメント

小学校の夏休みの宿題の定番「あさがおのかんさつ日記」ですが、こんなかんさつも楽しい !

たまゑさん描くネコがふてぶてしくもカワイイ !

小学校の夏休みの宿題の定番「あさがおのかんさつ日記」ですが、こんなかんさつも楽しい !

たまゑさん描くネコがふてぶてしくもカワイイ !


出版情報

ISBN 9784652206201
本体価格 ¥1,350 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

大好きです、このお話!!!
昔は、こういうおじいちゃんが近所にたくさんいたなぁと思い出しながら読みました。
ちょっと口は悪いけれど優しくて、ご近所のことを心配してくれて。
8月8日の日記に、”あさがおは、お水がないとかれてしまいます。にんげんも、ごはんをたべないと、だめになってしまいます。”と書かれています。本当にそこだ!基本そういうことなんだ!と思いました。
最近はむずかしいことを色々と考えなければいけない風潮になっていますが、基本はこれなんだ、と。
愛想のまったくないねこのまさこがたまらなくかわいく、お話の良いアクセントになっています。
このシリーズでの続編をぜひお願いします!

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小学校で図書館司書をしています

とても可愛いらしいお話でした
夏休みの子供らしい毎日を
あさがお観察日記を読みながら
人 動物 植物 そして
食べ物 水 と
大切なものを
教えてもらえる良い本だと思いました

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児童文学は子どものためのもの、ではなく、子どもから大人までのため文学とよく言います。本作は、まさにその言葉ぴったり当てはまると思います。
というのは、老人を観察する少年(主人公)側の読者にも、観察される老人側の読者にも共感や発見を持って読んでもらえそうだから。

一見すると怖そうで、いや、怖そうどころか不気味に思える「となりのじいちゃん」との距離を縮めていく。こうした経験は、年少の読者にとっては新鮮な驚きでしょ。また観察される側に近い(ぼくがそうだけど)なら、近所の子どもから、こんなふうに思われているのかな、なんて想像してみるのも楽しいかも。

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これはなかなかの人情話になっていて、いいじゃないですか!
今の子どもたちにこそ、読んでほしい物語になっています。
シゲじいが死んじゃうとか、そんなお涙ちょうだいがなくてよかった。
シゲじいの怒りっぷりがすてきだなあ。あまりみんな叱られたことがないから、心にひびくと思います。
朝顔の観察についても正直に「うそをついていました。」と告白していて、主人公の少年もいい感じです。
文章と絵がすごく合っていて、猫もいい味出していて、楽しい物語を味わうことができました。ありがとうございました。

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夏休みの宿題で、朝顔を観察するはずが枯れてしまい、隣に住むおじいさんの庭の朝顔を観察し始めるようた。
ところが、朝顔よりも、「おじいさんは、もしかしたら、妖怪なのかも……」とおじいさんの方が気になってきます。
観察日記には、朝顔だけでなく、隣のおじいさんの様子も書かれることになりました。

道徳的な話ではあるけれど、押しつけがましくありません。
博物館扱いされてしまうおじいさんの家、ふてぶてしい猫のまさこちゃん。
絵もお話も、軽くて、楽しくて、やさしくて、とてもよかったです。

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朝顔を枯らしてしまい、夏休みの宿題の観察日記が書けなくなったようた。
お母さんに叱られて仕方なく隣のおじいさんの家の朝顔を観察して、書くことにした。
そして、しばらくするとどうにもおじいさんのことが気になって仕方なくなった。謎に次ぐ謎だ。
少しずつおじいさんと関わるうちに人柄が見えてくる。読み手のわたしもおじいさんの考え方に惹かれていった。世のため人のため、自分にできることを進んでやる。これもひとつの勇気だと思う。
ちょっとどきどきした事件でも、おじいさんの広く大きい心が全てを丸く収めた。
ようたの夏休みの収穫は、人が生きることの本質を見聞きしたこと!これに尽きる!
猫のまさこの存在感も忘れがたい印象です。

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隣の爺さんがこわい。そういう気持ちはよく起こりがち。
主人公のようたくんは口が達者な今風の子どもなのかな。
ちゃんと感情移入して読み始めても真面目な感じでなく普段着で読み始められる。

観察日記は、観察なんだけれど、感情日記にもなっている。
その日がどんなだったか思い出すことも、どういう形状の朝顔だったのかも、
何かの記憶と結び付けて残していく価値が、大人になるために必要だものね。

明るくて楽しい夏の日常がこんな風だったらいいなあって、
子どもが感じられる本だったらいいなあ。そう在れる本だなあと思います。

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