がったい！

やっとこさ出来たキングパンの過程をぜひ見ていただきたいです。
個人的にはパンクバンドが好きですが、王国のようでもある“最強かつキングパン”は目を見張ります。

それにしても、パンが付く言葉はいろいろとあるのですね！

お笑い事情に疎く、お笑いコンビ、トム・ブラウンさんを存じませんでした。そこで検索してちょこっと動画を見始めたのですが、いやいかんいかん！ネタありきで絵本を読むと先入観が入ると思い直して、このゲラを先に読むことにしました。
いやぁ、新鮮！ことば遊びがトルネードのようにぐんぐん強く回っていくではありませんか⁉︎
どうなる？合体！そして、おおおお〜‼︎というしかない新世界が開けるおもしろさ。
パンが５つで何できる？最強キングパンのでっきあがりぃ〜！おみごと！
ポップな色使いのイラストも気持ち、わくわく！

トム・ブラウンさんのコントが絵本になるなんて！これは期待しかありません。

「パンを５つ　がったいさせて　さいきょうのパン　キングパンをつくりたいんですよ～」どんなキングパンができるのでしょう。
「がったい」したものを見て「ダメー」とリズムよく進むので、読み聞かせをしたら「ダメー」と笑いながら子どもたちが突っ込んでいる姿が目に浮かびました。
思いもしない「がったい」とともに出来上がる「キングパン」がいったいどんなものなのか気になりますよね。
色鮮やかな絵本の世界をご家族で笑いながら楽しんで欲しいです。

子どもには少し刺激が強い見た目とネタという印象があるトムブラウンさんを題材にした絵本ということでとても興味を惹かれました。
読んでみるとイラストがカラフルで可愛く、全体的にとてもマイルドになっていたのでお子さまでも楽しめそうだと感じました。合体後どんな姿になるのかわくわくしました。布川さんパート、みちおさんパートに別れて読むなど、読みきかせにも向いている絵本ではないかと思います。
また、作中に出てくる動物たちがとてもかわいくて、ステッカーなどのグッズ販売もできそうだと思いました！

大好きなトム・ブラウンの絵本が出るということで、ゲラを読ませていただきました。

声に出したくなる小気味よい単語のリズム、何が出てくるのか分からない予測のつかない展開が、普段披露されているネタそのままで、更に子供向けにブラッシュアップされているところがとても魅力的でした。

また絵の具タッチのトム・ブラウンがとにかく可愛らしく、子供達がトム・ブラウンを好きになれるきっかけにも繋がれると思いました。

間違いなく大人も子供も楽しめる絵本になっています！！

お笑いのネタを絵本で読むという新しい体験ができる非常に斬新な1冊でした。同じ言葉の繰り返しも多く、思わず声に出して読みたくなります。読み聞かせしたら子供はもちろん、お笑い好きのすべての人を虜にしそうです。配色や表紙のイラストもインパクトがあり、本屋や施設に置いてあったら思わず手にしたくなるデザインだなと思いました。

お笑い芸人さんと絵本って相性がいいんですね。
思ってもいない発想が言葉だけじゃなく、絵で表せられるからでしょうか。

いろいろパンが合体して面白かったです。
読み聞かせしても受けそう。
最後の裏表紙のお二人の後ろ姿がいいですね。

『がったい！』― トム・ブラウンが絵本に？驚きの楽しさ！

『がったい！』は、なんとあのトム・ブラウンが登場する絵本です。一瞬驚くかもしれませんが、トム・ブラウンの漫才と絵本は意外にも相性抜群です。この本を作ることを思いついた方は天才です。

トム・ブラウンの合体ネタとポップな色合いのイラストとの絶妙なマッチしていて、ページをめくるごとに広がるカラフルな世界と、彼らのキャラクターがばっちりハマっています！

さらに、地の文のリズムがとても良く、声に出して読むのが楽しいのもポイントです。読み聞かせに最適で、子どもたちと一緒にリズムに乗って楽しむことができるのではないでしょうか。

ストーリーは、何度かのチャレンジを経てついに「がったい」が大成功するという展開。めでたしめでたしのエンディングはこども楽しく読めそうです。

トム・ブラウンらしさを失わず、絵本としてもしっかりと構成されているのが素晴らしいです！
トム・ブラウンを知らない人にもぜひ読んでほしい。
ついでに漫才を見てばかうけしたりドン引きしたりしてほしいです。

テレビでもよく見るお笑いコンビの絵本ということで、子どもたちは喜んでみるだろうなと思います。内容も思いがけない展開で、笑いながら読み進められそうです。読み聞かせする時は、上手に笑いのテンポを考えて読む必要がありそうなので、プレッシャーがかなりありますが。