たぶん世界一おもしろい数学　上巻

かなりテンションの高いマンガになっています。
大量のギャグの嵐に耐えられる方には、オススメの本です。
アップダウンの激しいギャグが展開されつつも、しっかりと中学生の数学について説明がされ、コラムには数学の偉人についての紹介もあり、勉強になります。
今、学生の人も大人の人も基礎から学ぶにはピッタリの1冊です。

「数学」と聞いただけでじんましんが出るような人には
おすすめかも知れませんが、
「世界一おもしろい」かどうかは別です。
だから「たぶん」とつくのでしょうか。
ですが、数学が嫌いな人がこれを手にするのかどうか。
学級文庫とかにさりげなくあるといいですね。

完全にギャグマンガ。そのギャグの数が半端なく、よくもここまでと思わせるほどである。
正直、これを読んで数学ができるようになるとは思わない。
読んで、数学に対する取っ掛かりとなり、数学が苦ではなくなるといったようになるのはもしいたとしても極々僅かであろう。
改めて言うが、これはギャグマンガである。
それをただ数学を題材にしているに過ぎない。
いい意味で、くだらないので、気軽に読めるし、ギャグマンガだと割り切って読めば楽しめる作品である。

漫画で数学の基礎を説明してくれるというものです。上巻は正の数とか負の数とか、その計算とか中学生の時代の知識で間に合う内容でした。はっきり言って僕には簡単すぎて物足りなかった。中学生や高校生で数学がかなり苦手な人が読むというのならOkなのかもしれないと感じました。

日常生活と関係しないと思われる数学であるが、本書には数学を身近な存在にする工夫が感じられる。ギャグがかなり多すぎるが、たとえ話は分かりやすい。数学嫌いな生徒に数学に対する親しみをもたせる本として優れていると思いました。数学に無縁な大人にとっては忘れた数学の復習にもなるだろう。

中学生の時にこんな本を読んでいたら楽しく勉強できていたかなと思った。
それにしても意外と今でも解法を覚えてることにびっくりした。
中学までは数学得意だったんだよね。特に図形。
でもきっと多くの人がつまづくのは中学数学だと思うので是非中学生で数学がちょっと苦手と思われる人は読んで欲しいなと思いました。

数学の成績がずっと低迷していた身としては、
本当におもしろく読めるのか？と懐疑的な気持ちで開きましたが、
数ページごとに笑うということはなくとも、
全体的にたのしく読み進め、読み切ることができる本でした。
これなら数学苦手な生徒にも薦められそう。

…ということで下巻もリクエストしたので数学の復習続けます。