それでも必死に、恋をしていた
此見 えこ
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刊行日 2025/09/12 | 掲載終了日 2025/09/11
ハッシュタグ:#それでも必死に恋をしていた #NetGalleyJP
内容紹介
どうしようもなく子どもで、
不器用で、
がむしゃらで。
それでも必死に、恋をしていた。
ある同じ高校の生徒たちの切ない想いが複雑に交錯する、
1 話 6 ページ、全 25話収録の超短編恋愛ストーリー集。
想いはあふれているのに、いつも届かない。たとえ叶わなくても、届けたい。この恋が終わる前に。
<STORY 001> 君の好きなひと
――バレンタインの日の放課後、清水はさりげなく八木郁美と彼女の意中の男子、菅原との二人きりの時間を演出する。八木のことを好きな清水は、八木の願いを叶えてあげたかった。そして、彼女に目を覚まして欲しかった。いかに菅原が軽薄で、いつも女の子を傷つけているような男であるということを。期待に胸を膨らませながら、清水は弾む足取りで家路を歩く。「きっと近いうちに届くだろう、彼女からの幸せな報告が待ち遠しかった。その先に待つ、彼女の泣き顔も」――。
<STORY 002>私の好きなひと
――「じゃあさ、付き合おっか」。私の唐突で拙い告白に、少しも迷うことなく菅原くんはそう言った。驚きも動揺も歓喜も、そこにはなかった。ただ慣れたような、ひどく優しい口調だった。わかっていた。私が告白すれば、彼がそう返してくれること。ずっと見てきたから知っていた。彼が私のことなんて、べつに好きでもなんでもないことも。「だから、せめて。最後は笑って感謝を伝えてお別れしようと、私は始まりの日に、それだけ決めた」――。
<カバーイラスト> うた坊さん
<挿絵イラスト> エリンギ味噌さん
出版社からの備考・コメント
『きみが明日、この世界から消える前に』でエブリスタ小説大賞×スターツ出版文庫大賞の大賞を受賞し書籍化デビュー。同作はデジタルマーガレットにてコミカライズ(集英社)。第二弾『きみが明日、この世界から消えた後に』も含め、シリーズ累計は19万部を超える。ほかに『僕を残して、君のいない春がくる』『今夜、きみの涙は僕の瞬く星になる』『きみは僕の夜に閃く花火だった』(スターツ出版)『今夜、死にたいきみは、明日を歌う』(双葉社)など著作多数。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784391165098 |
本体価格 | ¥1,350 (JPY) |
ページ数 | 160 |