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わたしを庇わないで 表紙

わたしを庇わないで

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刊行日 2026/06/05 | 掲載終了日 2026/06/30


ハッシュタグ:#わたしを庇わないで #NetGalleyJP


内容紹介

100万部読まれてほしい、史上最高のデブ小説!
九段理江さん(小説家)

この一年で読んだ小説の中で、一番好きかもしれない。
ラランド・ニシダさん(お笑い芸人)

あなたは人に「デブ」と言えますか?
欺瞞の薄皮をぴりりと剥ぎとる、
笑いと皮肉てんこ盛りの、傑作中編小説集!

三國造船で働く安井は、職場の人たちを「サンゾウ」と一括りにし、直視せぬようやり過ごしてきた。労働組合からの要請を受け、改めて個々のサンゾウを観察し始めるが……。
――「世紀の善人」

小学校を卒業した望は、友人とディズニーランドに行く計画を立てたが、自分の顔が嫌いで乗り気になれない。「奇跡の一枚」を目にしたことで、自意識が変わり……。
――「小人二十面相」

タナマル水産の広報部員として働くアヤノは、自他ともに認める「デブ」である。担当する食べ歩き企画で、その食べっぷりと自虐ネタが「おもしろい」と話題になり……。
――「わたしを庇わないで」

【著者略歴】
石田夏穂(いしだ・かほ)
1991年埼玉県生まれ、現在東京都在住。東京工業大学工学部卒。2020年に「その周囲、五十八センチ」で大阪女性文芸賞受賞。2021年に「我が友、スミス」が、第45回すばる文学賞佳作、第166回芥川賞候補作となる。2022 年「ケチる貴方」が第44回野間文芸新人賞候補に。2023年「我が手の太陽」が第169回芥川賞候補、第45回野間文芸新人賞候補となる。他の著作に『黄金比の縁』『冷ややかな悪魔』『緑十字のエース』『ノーメイク鑑定士』等。

100万部読まれてほしい、史上最高のデブ小説!
九段理江さん(小説家)

この一年で読んだ小説の中で、一番好きかもしれない。
ラランド・ニシダさん(お笑い芸人)

あなたは人に「デブ」と言えますか?
欺瞞の薄皮をぴりりと剥ぎとる、
笑いと皮肉てんこ盛りの、傑作中編小説集!

三國造船で働く安井は、職場の人たちを「サンゾウ」と一括りにし、直視せぬようやり過ごしてきた。労働組合からの要請を受け、改めて個々のサンゾウを観察...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784087700572
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 208

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NetGalley会員レビュー

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石田夏穂さまサイコーです!リズミカルで小気味良い言葉たち。過去作全て大好きですが、この3作品の中の「世紀の善人」が1番好きです。サンゾウを表現する言葉がなんとも切れ味鋭く気持ち良いのです。そのサンゾウに対する淡々とした態度の安井も素敵。出てくる人物全て魅力的で、読み始めてすぐに引き込まれました。
職場の男尊女卑とかルッキズムとか、扱っているのは深刻な題材なのでしょうが、そこはいったん置いといて、楽しんじゃいました。
読みながらこんなにノリノリになってしまう小説、他に知りません。

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鋭い。痛い。なのに、笑ってしまう。
読んでいるあいだ、何度も「わかってしまう」のが苦しかった。
優しさや配慮の顔をしながら、実際には人を値踏みしている社会の空気を、心配になるくらい容赦なく描き出す。
他人を雑に分類し、消費し、理解した気になる私たちの鈍さを突き刺してくるのに、声を出して笑わずにはいられない。
痛いほど人間的。
もやっとした雑な決めつけを一気に剥がしてくれる、爽快な一冊です。

4 stars
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私は差別なんかしない。ルッキズム批判、コンプラ遵守は当たり前。今の時代に合わせて意識をアップデートしていかないと!
自分も含めて、そう思ってる読者に対して、この本は
「でも本当にそう?あなたの言動は、思考は、誰かを見下してない?傷つけてない?」
と鋭く突きつけてくる。
何重にも覆われた差別意識を剥がされて目の当たりにしたような気持ちになりました。

4 stars
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どれも良かったが「世紀の善人」が一番好きだ。サンゾウ、クミゾウ、センゾウ・・読んでいるうちに象たちが群れている姿が浮かんで来た。象は家族を中心とした群れで行動するらしい。助け合う所も同じだ。そんな群れの中で孤軍奮闘する安井さんが悲しくておかしい。この悲しさとおかしさが両立するところが石田さんの魅力だ。サンゾウのパソコンからやることリストの付箋を剥がすところで最高に笑った。
表題の「私を庇わないで」の中に「何かの肯定は必ず何かの否定だ」とある。ハラスメントに振り回される社会の中で真実をついている言葉だ。そういえば私も「デブ」と口にしたことはない。(書くだけでもちょっとドキドキする) ふっくらとかふくよかとか表現している。なんでだろうと改めて考えてしまった。働いていると誰もが感じるモヤモヤを見える化してくれる登場人物たちがいとおしい。

3 stars
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パワハラとか、ルッキズムを題材にした小説は結構あるけれど、それをこんなにシニカルに描いてしまうなんて。。。
あっぱれ!おみそれしました!という気持ちです。

かなりシニカルでちょっとヒステリー、そしてなんだか哀しい短編集でした。
「差別ダメ!絶対!!!」な時代に、「それはそうだけれどホントにそう??? 」と疑問を投げかけてくる。
今までそうやって、「差別ダメ!絶対!!!」と思いながら生活してきた私は、「え!?結局何をしたら罪なの????」と少し混乱しています。

スピード感たっぷりで実にあっさりあっとゆうまに読み終わってしまったのだけれど、読み終わってからいろいろ考えてしまう。
つまりはすごい本なのかもしれません。

3 stars
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5 stars

石田夏穂さん最高!
いろいろ言いにくい昨今、言ってはいけないと気を回して回した結果、結局言いがかりをつけられる始末。この繊細な世の中で生き残るために、この本は必読。痛みを感じながら笑う自分がいました。

5 stars
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