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それからぼくはひとりで歩く 表紙

それからぼくはひとりで歩く

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刊行日 2025/06/12 | 掲載終了日 2026/06/15

静山社・ほるぷ出版 | ほるぷ出版


ハッシュタグ:#それからぼくはひとりで歩く #NetGalleyJP


内容紹介

第72回青少年読書感想文全国コンクール

課題図書 小学校中学年の部

午前6時15分。朝の音がきこえる−−小学校5年生のハイメは特別支援学校から地域の小学校に転入したばかりで、クラスに視覚障害をもつ子はハイメだけ。もちろん不便なこともあるけれど、工夫しながら生活し、友だちをつくり、毎日を楽しんでいる。

ある日、気になっているクラスの女の子、パウリーナを家まで送ることになったハイメ。ところが、思わぬ流れで、ふだん一人では乗らないバスに乗って帰ることになってしまう。11歳のハイメの、ささやかで大きな冒険の1日。

第72回青少年読書感想文全国コンクール

課題図書 小学校中学年の部

午前6時15分。朝の音がきこえる−−小学校5年生のハイメは特別支援学校から地域の小学校に転入したばかりで、クラスに視覚障害をもつ子はハイメだけ。もちろん不便なこともあるけれど、工夫しながら生活し、友だちをつくり、毎日を楽しんでいる。

ある日、気になっているクラスの女の子、パウリーナを家まで送ることになったハイメ。ところが、思わぬ流れ...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784593105342
本体価格 ¥1,450 (JPY)
ページ数 108

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視覚障害を持つ少年ハイメ。学校ではみんなと友だちだ。視覚障害を持つ子は他にいない。
ハイメの置かれた環境を、読む子はどのように想像するだろうか。

目が見えないって、周りはどんな気をつかったらよいのかわからない、というのが知らない子たちにとって
正直な感想なのでは、と思う。
でもハイメがバスに乗ることになる経緯・・・お兄ちゃんに携帯を貸しちゃった、とか
気になっている女の子を家まで送ったら、そこからは格好よく自力で帰ると見せたい、とか
忘れ物しちゃった、失敗しちゃったけどパパとママには内緒にしておきたい…等々。
共感できることがたくさんあるのではないだろうか。

ひとりで歩くことは、自立でもあるけれど、実は周囲の人たちの小さな、気づかないくらい小さな何かのリレーが
起きていること。
パパママには話せないことも、兄やおじいちゃんに話して自分を整理することができること。
これらがとても良くて、これからのハイメが歩く先を照らす存在がさらに増える事を願うばかりだ。

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読書感想文課題図書のため読みました。視家族や友人たちの対応に対する、主人公のとらえ方がとても良いです。ちょっと過敏すぎたり、逆に配慮がなかったりするけど、それを受け入れている主人公ガ素敵です。障害があっても普通の子供だし、好きな娘もいる。いつもより少し背伸びもしてみたい時もある。等身大の姿ガとても共感できると思います。文章量も中学年にちょうどいいし、挿絵もほのぼのしていて素敵です。横書きなのが、外国文学っぽさがあって好きです。

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視覚障害がある男の子のある1日。学校帰りにクラスメイトの女の子と一緒に歩きたいと思ったせいで、ハイメはいつもは乗らないバスに1人で乗ってしまう。目が見える人には何ということもないバスのルートも、歩道をふさぐ市場のテントも、ハイメには分からない怖いものになって、家に帰り着けるのか一緒にドキドキします。障害を持つ人と一緒に暮らすために自分が出来ること、一緒に楽しむことが出来る体験もあることなど考えながら感想文を書いて欲しいです。

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メキシコ文学。海外作品の良さが詰め込まれていました。
非日常の匂い、何より食べ物が美味しそう!
主人公のお母さんは「なにしろここは高級レストランですから」と明るく話します。

主人公のハイメは小学5年生。遠くの特別支援学校から、バスで通える地域の小学校に転入しました。クラスで視覚障がいがあるのはハイメしかいません。

視覚障がいの子がいる家庭で気をつけなくてはいけないこともわかりやすく書かれています。
家族が忘れてしまうと、どう困るのか、ということも。
このことは、家の外でも同じことなのだと、読み進めていくと気付きます。

ハイメのお兄さん、ミゲルは弟が携帯を持つことになったのがとても羨ましい様子です。
「ねえ、きょうも携帯かしてくれない?」
ミゲルに渡してしまったことでハイメの冒険が始まります。

視覚に頼らない、ハイメが感じた世の中の描写がとてもわかりやすいです。
それゆえに異国の暮らしを感じることができたのかもしれません。

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朝起きてからの具体的な行動と工夫の数々、それらが緻密に計算されていることを知ることは、私たちの見えているはずの世界を、より「見える」ようにしてくれる。ハイメの冒険は、半径にしたらそうおおきな円ではないにせよ、読む私たちにとっても大冒険だった。誰かの「目」で世界を、社会を見ることができるのが読書の持つチカラのひとつ。ぜひ3年生、4年生たちに味わってもらいたい。

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主人公ハイメは全盲(たぶん)だけど、一般の学校に通っている少年。しかも、随分と遠い学校に行っているらしい。全盲の子どもが「見る」「鮮やかな世界」がキラキラ見えた作品だった。メキシコのごはんも美味しそうだし。しかし、最初に感じたのが「おとうさん、大丈夫?」だったよ。ハイメを助ける人が出てくるけど、親的(日本的?)思考で、「この人にお礼しなきゃ!」とヤキモキしました。

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メキシコ発。目の見えない11歳のハイメのある大変な大変な一日。ハイメが好きな女の子パウリーナにちょっとした嘘をついたことから連鎖していった裏目、裏目。ひとつの嘘がその後全ての行動にかぶさってきて二進も三進も行かなくなった。目が見えないことで被るいろいろな不便を、ひとりで抱え込むにはまだハイメには荷が重かった。気の利く兄ミゲルのサポートはどんなにありがたかったことだろう。見えないことで鋭敏になるハイメの感覚がすばらしく写し取られていた。不安と葛藤した時間はそれでもハイメを少しばかり強くしたようだ。家族の理解とサポートもすてきでした。

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この本の原題は「El día menos pensado」、「こんな日になるなんて思わなかった」というような意味です。ハメイの冒険は、ちょっとドキドキしたけど、おじいちゃんが言っていたように、周りの人たちは、ただ心配するのではなく「ハメイにはなんでもできる」と信じること、そのために自分たちができることを考える。それが大事なんですよね。

おじいちゃんに教わった「どんな山でも、越えて行ける。どんな馬でも、乗りこなしてみせる。」は、とてもステキな言葉です。

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興味深く拝読しました。
目の聞こえない人の日常が描かれていました。
どれだけ同じ状態からの想像力や耳から聞こえる音を便りにしているかがわかります。
目が見えないことで、変わること変わらないことがよくわかりました。

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最近遠くの特別支援学校から、バスで通える小学校へうつった5年生のハイメ。目が見えない。そのハイメの日常生活で大冒険をすることになる1日を描く物語だ。目が見えない中で皆と変わらない生活を送るハイメの日々が垣間見られ、目が見えないとどんな風に工夫が必要かがわかる。でも、自分たちと変わらない、って伝わってくる一冊です。

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とても考えさせらる作品でした。
目の見えないハイメくんの日常が詳しく語られて、視覚障害者のリアルがダイレクトに伝わってきました。と、一転、ハイメくんがひとりで帰ることに。ハラハラドキドキしながら、ハイメくんとともに困難を乗り越えていく気持ちになります。途中出会った人たちの優しさに、心が洗われました。
子どもたちが、世の中にはさまざまな人がいることに気づき、そして自分にできることは何かと考えるきっかけになってくれそうな一冊です。

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訳者あとがきに「お話に障害のある子どもが登場する場合、どの子も幸せではなかった。そういう物語がないのなら、自分で書いてしまおう」とあった通り、目の見えないハイメは、あたたかい家族、友達、近所の人に囲まれていて、ほっこりした気持ちになった。
点字の話や、白杖の話、黄色を「楽しい色」と表現するなど、目の見えない人の世界を少し垣間見た気がした。

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少しの勇気を出して新しい世界へ踏み出した主人公の姿に、ハラハラしながらも胸が熱くなる素晴らしい物語でした。
まるで一緒に冒険をしているような感覚でした。
周囲の温かいサポートや家族との絆によって少しずつ前を向いていく過程がとても感動的。過干渉にならず、そっと背中を押してくれる大人たちの存在も心強いですね。
また、児童書として作中に添えられた温かみのある挿絵が、物語の優しい世界観をさらに引き立てていてとても魅力的でした。素敵な本ですね。

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ハイメは目が見えないながらも、周りの音や空気を感じ、さまざまな道具を使いながら学校に通っています。ハンデがある人の不幸な物語ではなく、不便はあっても工夫しながら快適に楽しく過ごすハイメに、風が吹き抜けるような清々しさを感じました。メキシコの日常の風景や食事など、異文化の生活を文章から感じとることができます。ただ地図帳を眺めるだけでは伝わらない、彼らの日常を身近に感じることができました。

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