横浜馬車道 葦屋陰陽道のやり口
うそつきはゆうれいの始まり
如月新一
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刊行日 2026/06/22 | 掲載終了日 2026/06/12
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | ライトノベル
ハッシュタグ:#葦屋陰陽道のやり口 #NetGalleyJP
内容紹介
小説家と自称・陰陽師のまわりで起こる怪事件や幽霊騒ぎ。それは真か、それとも嘘なのか――!? 横浜舞台のバディライトミステリ!
Strange incidents and ghost sightings occur around a novelist and a self-proclaimed Onmyoji (exorcist). Are they real, or just lies?! A buddy light mystery set in Yokohama!
☆ ☆ ☆
【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。
※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開しています。
※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
☆ ☆ ☆
【内容紹介】
趣味・特技はカフェ巡りと除霊、言葉巧みな“ぺてん”で依頼人の事件を解決してしまう葦屋(あしや)は横浜に事務所を構える自称陰陽師だ。
一方、“欺瞞”を嫌う小説家の近森(ちかもり)はある出来事をきっかけに、不本意ながら住み込みで葦屋の助手を務めることになってしまう。
勝手に帰ってくる絵、絶対に現れる幽霊、呪い返し――ゾクゾクと持ち込まれる不可思議な事件の正体とは一体?
飄々としている葦屋、生真面目な近森、正反対の二人が、“嘘”を武器に謎を祓うオカルトミステリ!
【目次】
第一話 黒猫の帰る家
第二話 ユウレイきえないで
第三話 百パーセント出会える夜
第四話 呪い返し返し返し
第五話 哀のポルターガイスト
エピローグ
【contents】
Chapter 1: The black cat's home
Chapter 2: Ghost, don't disappear
Chapter 3: A night where you're guaranteed to meet someone
Chapter 4: Curse back, curse back, curse
Chapter 5: Poltergeist of Sorrow
Epilogue
◆著者について
如月新一(きさらぎ・しんいち)
小説家。ジャンプ小説新人賞'2018テーマ部門「ミステリ」金賞受賞、第1回講談社「NOVEL DAYS」リデビュー小説賞受賞、SKYHIGH文庫賞、文春文庫×エブリスタバディ小説大賞第2回「ロケーション」の入賞、新潮文庫新世代ミステリー賞の佳作など数々の賞を受賞し、2018年『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎』(SKYHIGH文庫)で書籍デビュー。その他の著書に、『あくまでも探偵は』シリーズ(講談社タイガ)、『魔女が全てを壊していった』(二見ホラー×ミステリ文庫)などがある。
◆イラストレーターについて
ジワタネホ
イラストレーター。主に書籍、広告、MVイラストなどで活動。
出版社からの備考・コメント
◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。
件名に「ことのは文庫 6月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。
※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※価格は予価です。
◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2026年5月11日迄承っております。
おすすめコメント
◆正反対だからこそのタッグで様々な謎を解決!
真面目とは言い難いけれど鋭い洞察力を持つ飄々とした性格の陰陽師・葦屋と、ドが付くほど真面目で曲がったことが大嫌いな小説家・近森のバディがお互いの視点から依頼人の謎を解き怪事件を紐解いていく様子には目が離せません!
◆「嘘」をテーマに繰り広げられる、新感覚ミステリ
持ち込まれる幽霊騒動や怪事件にはどのような謎が孕んでいるのか……?
そして、「嘘」という特殊な手段によってその謎に立ち向かっていく、新感覚のミステリ。
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《特設サイト応援レビュー募集期間》
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出版情報
| 発行形態 | 文庫・新書 |
| ISBN | 9784867169780 |
| 本体価格 | ¥730 (JPY) |
| ページ数 | 320 |
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NetGalley会員レビュー
レビュアー 1025024
多くのひとは子供の頃に、嘘をつくのは良くないことだと教わるのではないだろうか。ゆえに、嘘をつくことに罪悪感を覚えるだろう。
他人を陥れ嘲笑うための嘘、金品や名声を得るための嘘、保身のための嘘、相手を傷つけないための嘘、それから、誰かを助けるために嘘を暴く嘘。
嘘を嫌う生真面目な小説家の近森は、嘘か本当かわからない言動だらけの自称陰陽師・蘆屋の手伝いをすることになる。自称陰陽師に寄せられる依頼に絡み合う嘘と真実。
ついた嘘は、どこまでも罪でしかないのか。
近森の抱え続けた嘘と、軽快で巧みな蘆屋の嘘の導く真実。
でもやっぱり、嘘には罪悪感を持っていたいかな……。
レビュアー 2076475
久しぶりかつ念願の如月作品。
今回もまぁおもしろかった!!
横浜に陰陽師、という題材もしかり、陰キャ小説家との絡みが絶妙。
どの話もネタが最高でこれがこうくる!?という展開が面白すぎる。
横浜作家にふさわしく、横浜市民には場所の想像が容易いのもまた嬉しい。
散りばめられたピースが、ラストにカチッとハマるのがまたよい。
陰陽師はもちろん、良いサブキャラが多く、特に編集さんがキュートだった。
レビュアー 781279
なんとも胡散臭そうな陰陽師の葦屋と、真面目を通り越して生真面目とまで言われる小説家の近森。
あるきっかけで同居することになり、近森は葦屋の助手となり、二人は依頼された謎解きをお互いの視点から解決していくことに。
葦屋と近森だけでなく、依頼人が嘘つくことがある。真実はいったいどこにと謎を解きながら楽しく読みました。
嘘はときに薬にも毒薬にもなりますが、嘘をついたことのない人などはいないのではないでしょうか。一度ついた嘘は真実を言うまでずっとつきつけなければなりません。その重みをずしっと感じました。
葦屋も近森も、本当のことを言いたがらないし、胡散臭いところもあるけれど、謎を解きながら依頼人たちに言う言葉が説得力があり、このバディすごく好き!となりました。
でもこの物語である意味一番怖かったのは、近森に「泣けるホラー」を打診した編集者の四宮さんでした。幽霊よりも人間のほうが怖い、色んな場面で四宮さんの怖さを感じました。
噛み合わないバディだけど、横浜馬車道を、横浜の道を登り下りしながら息を切らして、依頼人たちに向き合う彼らの姿をもっと読んでみたいです。
レビュアー 1095710
著者の新作を心待ちにしていた読者にはもちろん、初・如月新一作品という読者にも、ぜひ読んでいただきたい作品です。
横浜を舞台に、自称陰陽師・葦屋と、いつの間にか彼の助手のようなことをさせられる羽目に陥ったミステリ作家・近森が、呪いや幽霊といったオカルトめいた謎をどうやって解き明かしていくのか、ぜひ読んで確かめてみてください。あっと驚いたり、そうじゃないかと思ってたと思ったり、読む人によって感想は異なると思いますが、「えっ!?」と叫んだり、「やっぱりね」と思ったりしながら楽しんでほしいです。
彼ら以外にも、近森の担当編集者・四宮や、興信所職員・折春がいい仕事をしています。むしろこのふたりがいなかったら話が進まないと言っても過言ではないかもしれません。彼女たちがどう暗躍(?)するかは読んでみてのお楽しみです。
全五話のどれもが切なかったり悲しかったり胸が苦しくなったりする中で、個人的には第五話が一番つらかったです。ある生き物が登場しますが、あれは反則です(泣)。
続編や、近森の著書「探偵に気をつけてね」を読みたいと思ったら、声を大にして出版社さんや著者に届けましょう。
因みに、近森の担当編集者・四宮は、著者のデビュー作「放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎」に文芸部・図書委員会に所属する女子高生として登場しているし、葦屋がYou Tubeで紹介しようとしていた「絵里真里砂漠谷」という漫画の作者・宇佐森青西は、「恋愛事変~謎解きの助手も漫画家アシスタントの仕事なんですか?~」に登場しているので、気になった方はそちらもぜひ読んでみてください。
書店関係者 1068733
この陰陽師の葦屋さんはどこまで信じていいのか⋯⋯!?
小説家の近森さんも疑いながらも人を陥れることはしない人間性に惹かれてか1つの事件が終わるごとにいい相棒になっていってますね。
そこまでも葦屋さんの術中とわかっていてもまだお別れにはならなさそう。
高校生の呪い返しの事件は、これどうするの?とハラハラでしたが光が見えて良かったです。
近森さんが悔んでる過去の出来事が、今になってこんな結末を迎えるなんてびっくりでした。
すぐに茶化してうやむやにしちゃうけれど、葦屋さんには陰陽師に繋がる感覚の冴えはあるんじゃないかな、と信じたいです。
胡散臭さは拭えなくても、街にこんな陰陽師がいてもいいかな、と思えるお話でした。