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シェアハウスの群狼 表紙

シェアハウスの群狼

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刊行日 2026/06/15 | 掲載終了日 2026/06/14


ハッシュタグ:#シェアハウスの群狼 #NetGalleyJP


内容紹介

男子高校生が惨殺された連続殺人事件の裏に隠された、驚愕の動機と悲しい真実。

衝撃の仕掛けで大反響を呼んだ『世界でいちばん透きとおった物語』の著者が描く、ノンストップ特殊能力ミステリ。

吹浦湊人は生まれながらに十数秒後の未来が視える能力を持っていた。しかし、他人と異なるその能力のせいで、通っていた高校を辞め、折り合いの悪かった家族とも離れて日銭を稼ぐ放浪生活を送ることに。そんなある日、湊人はカツアゲされていたところを警察官の黒谷千景に助けられる。一方、日本各地で男子高校生が股間と頭部を滅多打ちにされて殺されるという凶悪な連続殺人事件が起こっていた。湊人は千景に、その連続殺人事件について話を聞かれるが……。


【杉井 光】

1978(昭和53)年、東京都生れ。 電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006(平成18)年電撃文庫『火目の巫女』でデビュー。 その後電撃文庫「神様のメモ帳」シリーズがコミカライズ、アニメ化。 ほかの著書に「楽園ノイズ」シリーズ、『世界でいちばん透きとおった物語』などがある。

男子高校生が惨殺された連続殺人事件の裏に隠された、驚愕の動機と悲しい真実。

衝撃の仕掛けで大反響を呼んだ『世界でいちばん透きとおった物語』の著者が描く、ノンストップ特殊能力ミステリ。

吹浦湊人は生まれながらに十数秒後の未来が視える能力を持っていた。しかし、他人と異なるその能力のせいで、通っていた高校を辞め、折り合いの悪かった家族とも離れて日銭を稼ぐ放浪生活を送ることに。そんなある日、湊人はカツ...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784758448147
本体価格 ¥0 (JPY)
ページ数 240

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めちゃくちゃ面白かったです!冒頭から物語に引き込まれて、最後までノンストップで読み切りました。
私は普段、ミステリー作品にオカルトやファンタジー要素が強く入ってくると、現実感が薄れてしまいあまり入り込めないことが多いのですが、本作はその印象を大きく覆されました。
土台にあるのがすごく読み応えのある警察小説で、捜査や人物描写がしっかりしているからこそ、特殊能力という設定も無理なく物語に溶け込んでいたように思います。「この設定でなければ成立しない物語」と感じられたのでよかったです。
杉井光さんの既刊本は全て読んでいますが、一番好きでした。この路線でまた書いて欲しいです。

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能力者たちが一緒に暮らすシェアハウス。
そう聞くと一見賑やかで楽しそうな生活を思い浮かべてしまうが、それぞれが背負うのは能力者ゆえの重く悲しい現実が…。
読後感は決して軽くはなかったが、ストーリーに緊迫感があり、様々な異能力が事件と上手く結び付いていて、引き込まれて一気に読んだ。

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以前、『世界でいちばん透きとおった物語』を読んだとき、その仕掛けに心から感動し驚かされた。物語自体は“あったか感動系”のイメージがあったので、今作も油断して(?)読み始めたら、冒頭からかなり不穏な事件の描写があり、1ページ目から惹きつけられた。
登場人物たちの持つ異能力や犯人が気になって最後まで一気読み。後半はひたすらに切なく、しばらく引きずりそう。
とても面白かったのでシリーズ化を希望します!

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特殊な能力を持ってしまったがゆえに、普通の生活からドロップアウトしてしまった者たち。彼らが、奇妙な共同生活を通して少しずつ心を通わせていく様子が魅力的でした。新たな分野を切り開くミステリー作品といえるのでは?
物語の核となる連続殺人事件の謎解きはスリリングで、そして重く切ない。だからこそ、同じような痛みを抱える者同士が寄り添う姿に深く胸を打たれました。決して無敵のヒーローではなく、理不尽な運命や自身の能力に苦悩しながらも、なんとか真っ当に生きようと葛藤する不器用な彼らの関係性がとても尊かった。テレビドラマにしてほしいなあと思いました。

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《最後に明かされるのは、犯人ではなく、覚悟だった》

手口は同じ。
しかし、1都3県にまたがる被害者たちに関連性が見出せない高校生連続殺人事件。
その捜査陣の一人となった千景。

一方、10数秒先を体験できる《能力》によって誤解され続けてきた湊人は、やさぐれ、家を出た末に、千景のシェアハウスに住むことになる。

なぜ殺されたのか。
なぜ、その高校生たちだったのか。

殺害の意図が見えないまま、捜査は難航を極める。読んでいるこちらも、まさに迷宮に入り込んだようだった。

容疑者とされる根拠さえ、あまりにも薄い。
捜査陣は本当にこれで押し通すつもりなのか。そんな焦りさえ覚えた。

けれど、その中で、読み手の千景を見る目が少しずつ変わっていく。

彼は不可解な立場から捜査に関わっているのではない。自ら捜査の中へ飛び込んでいく。
そしてその姿が、だんだん違う意味を帯びて見えてくる。

最後の最後に、湊人と読者へと突きつけられる真相。

それはミステリの驚きを超えて、
人を思う心とは何か、
人を守ろうとすることはどこまで許されるのか、
という問いにまで迫ってくる。

「大切な者を失う」ことを知ること。
その重さ。
そして、
「大切な者を繰り返し失う」こと。
それが、さらにのしかかってくる。

「最愛のものを守る」という言葉が、この物語では何十年分、何十回分もの重さを持っていた。

ならば、それを罰する手立てなど、本当にあるのだろうか。

そして、その決着の付け方に、言葉を失った。

ミステリを超えた決着。
それは、すべての業を背負うことだった。

そのために千景はいたのか。
彼の覚悟の深さを見誤っていたことに、恥じ入るような思いがした。

さらに、この先も続いていくであろう千景の胸の内を思うと、言葉が出なかった。

それでも、彼の心が潰れずにいるかもしれないと思わせてくれたのは、湊人の小さな「ただいま」だった。

決して忘れることのできない罪と責任。
それは、誰かと完全に分かち合うことはできない。

でも、それを無駄ではなかったと思わせてくれる誰かがいるなら。
もしかしたら、人はそれでも、生きていけるのかもしれない。

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いい意味で軽くて読みやすく、最後まで楽しく読めました。

主人公の特殊能力も強すぎず、物語の中でちょうどいいバランスになっていたのがよかったです。キャラクターもそれぞれ立っていて、読んでいるあいだずっとアニメを見ているような感覚がありました。

特に後半は面白さに拍車がかかり、一気読み。
軽快な読み心地だけでなく、ところどころ考えさせられる場面もあり、最後まで飽きずに楽しめました。

他の特殊能力や、シェアハウスのメンバー同士の絡みももっと見てみたいので、ぜひ続編が読みたいです。アニメ化にも期待したくなる作品でした。

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哀しい背景を持つミステリーが好きな人には、たまらない結末。
能力モノという特殊設定が面白く、シェアハウスの面々のキャラクター性も好みだった。
物語の先には希望が見えていて、幸せになってほしいと願う。

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世界でいちばん透きとおった物語の作者さんのミステリー!

しっかりミステリーしてたし最後どんでん返しっぽいのもあって面白かった!!

今回だけでストーリーは完結してるけど続編も期待できるので出して欲しい。

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十数秒先の未来が見える。一見ピンと来ない特殊能力ですが、その能力が伏線となる見事なミステリでした。シェアハウスに集う特殊能力者達もキャラクターが独特で、彼らにまつわる話も読みたいと思わせられました。事件に至ってしまった動機が何より衝撃でした。

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設定は突拍子もないのに、ちゃんとハマっているから違和感を感じることもなくスルスルと読み進めることができた。
能力をどう使うのかも含めて、ストーリーも登場人物も丸ごと全部面白かった。
シリーズ化できそうだから続きも期待していてもいいでしょうか?

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高3の夏に高校を中退して家を出た湊人。持ち前の未来視能力を使って麻雀で荒稼ぎしていたら、能力者絡みの事件を捜査している警察官・千景に出会う。千景は湊人が辞めた高校の生徒が被害者となったおぞましい連続殺人事件の犯人を追っていた。疑いが晴れた湊人はとあるシェアハウスに置いてもらうことになる。そにではすでに千景を含め3人の能力者が住んでいて――?

能力者が主人公の、能力とは不可分な事件であるところが本作の最大の魅力だと思います。動機も、解決方法も、能力を持たないただの人間である私にはまったく想像がつかず、終盤の展開にはかなり衝撃を受けました。男4人でのシェアハウスでの生活はとても楽しそうで、彼らの話をもっと読みたくなります。シリーズ化希望です。

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読み終えた直後、頭に浮かんだのは“なるほどな”とも“スッキリした”とも違う、今までに味わったことのない不思議な感情でした。
能力を手にした者が、社会の中で生きづらさを感じるようになり
そういった者たちが警察官である千景によって、居場所を得る。
一方で、能力を手にしたことで“それ”に囚われて生きるしかなくなった者。

また、作中で描かれる表現は、思わず読み手側もうぅっと声を漏らしてしまいそうになるほどの生々しさと迫力があります。

もう、何を書いてもネタバレになりそうなので、ぜひ皆さん読んでください。

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