本文へスキップ
月満ちる島のホテルで 表紙

月満ちる島のホテルで

ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。


1

KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。

2

Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。

刊行日 2026/07/30 | 掲載終了日 2026/07/29


ハッシュタグ:#月満ちる島のホテルで #NetGalleyJP


内容紹介

“セキレイが囀る満月の日、巫女石の近くにいると予知夢を見る”。そんな不思議な伝説が残る島・鶺鴒島にたたずむレストランホテル「オーベルジュ鶺鴒」。

ホテルを訪れる客たちも巫女石に導かれ、各々の“未来”を見てしまう。

不仲な両親と少女、愛犬を連れたセレブ、訳アリのカップル……。スタッフの天原雅たちは、必ずしも明るいとは限らない未来を見た彼らがより良い選択をできるよう、最高のおもてなしで迎える。

一方、雅も「島に異変が起き、ホテルがいずれ倒壊する」という予知夢を見ていた。最初は半信半疑だったが、支配人の弟・太河がスタッフに加わり、夢につながる事柄が起きていくうち、雅は予知夢を現実にしないように奔走し……。

「未来を知っても運命は変えられるのか?」

奇跡が起こる島とホテルのスタッフたちが織りなす、感動のヒューマンドラマ。

“セキレイが囀る満月の日、巫女石の近くにいると予知夢を見る”。そんな不思議な伝説が残る島・鶺鴒島にたたずむレストランホテル「オーベルジュ鶺鴒」。

ホテルを訪れる客たちも巫女石に導かれ、各々の“未来”を見てしまう。

不仲な両親と少女、愛犬を連れたセレブ、訳アリのカップル……。スタッフの天原雅たちは、必ずしも明るいとは限らない未来を見た彼らがより良い選択をできるよう、最高のおもてなしで迎える。

...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784569861296
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 240

閲覧オプション

NetGalley Reader (PDF)
NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

表紙絵は語る。
高いところから見る貴方の居る場所、色のやわらか、羽を広げるセキレイ。
滑らかな書き出し、流れる文体、舞台は孤島のホテル。
私も旅の演出家の一員になって、いつのまにかのめりこんでいた。
わざわざ訪れる客人たちは揃って
何が起きてもおかしくない人生に遭おうとしている。
「なりたくなかった」今に居るのはホテルキャストも同様だった。
物語の核は「未来」。
さあ、どうする。未来がはじまる。

ホテルのキャストも、地場の素材も、そこに在る自然も
生きとし生ける者すべてが、いい仕事をする。
へこたれない未来を画策する。
私はいま、旅が終わってしまった寂寥と
未来がはじまる狭間で、軽く酔っている。

~よし、今からまた未来を変えてやる~

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

鶺鴒島にある、レストランホテル「オーベルジュ鶺鴒」
ここでは満月の夜に鶺鴒が囀ると予知夢を見るという不思議な伝説がある。
鶺鴒が囀る満月の夜に巫女石の近くを訪れる、ホテルのスタッフも、訪れるお客様も未来を見てしまう。
ホテルのスタッフ、お客様が見る未来は必ずしも良いものであるとは限らない。自分が描く未来の姿でないものを見てしまうことがある。
オーベルジュ鶺鴒では最高のおもてなしが受けられる。
それは美味しい食事だけでなく、お客様が見た未来をわずかでも変えるような心を込めたおもてなしだ。

大切な人を守りたい、大切な場所を守りたい。
その思いがあるからこそ、人は未来を知りたくなるのではないだろうか。
自分のことだけでなく、守りたいものがあれば未来は変えられると、強く思えるお話だった。
未来が見られるとしたら何を願うだろうか。
未来は見えないけれど、大切な人と笑って過ごせるような未来が続くように、いつもと同じ日々を大切に重ねていきたいと思う。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

満月の夜に予知夢を視ることができる鶺鴒島。
そこのオーベルジュに憧れて働き出した新米のスタッフ雅ちゃん。彼女の一生懸命な奮闘が微笑ましいです。
オーベルジュだけあってシェフの作る滋味深いお料理はどれも本当に美味しそう。お客様の味わってる様子に読んでてぐぐっと惹きつけられます。
滞在中に未来を視てしまったお客様たちがその先を良い方向へ変えていこうとする勇気と強さに感動しました。
結果、変えられなかったものがあっても、それを回避しようと抗った努力はその先の人生の糧になると思います。
雅ちゃんも視てしまった未来を変えるために手を尽くそうとするけれど、1人ではどうしょうもないこともあって、そんなとき経験豊かな朝子さんや支配人たちみんなに支えられて、ここのオーベルジュは家族みたいに温かいな、と思いました。
一度訪れてみたい不思議な体験ができる癒しのオーベルジュです。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
3 stars
3 stars
3 stars
3 stars
3 stars

登場人物たちが、自分の未来を変えるために努力するお話。情景描写が繊細で、映像化したらとても美しいだろうと感じた。リゾートホテルが舞台ということもあり、なおさら素敵な景色だった。全員が未来を簡単に変えられるわけではないというところが、ただのファンタジーヒューマンドラマとは違うなと感じた。しかし、未来が思うように変わらなかった人も、最終的にはそれぞれが自分と向き合い、前を向けているところが素敵だと思った。

3 stars
3 stars
3 stars
3 stars
3 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

結局最後はどうなるんだろう?と戦々恐々としながら読み進めたけど、ここで終わって良かったかもしれない!結果じゃなくてそこまでの過程に重きが置かれていて私は好きな結末でした。
島の綺麗な描写も、スタッフ皆さんのおもてなしの心遣いも素敵でこんな島が本当にあったら行ってみたいな〜と思いました。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

運命は変えられる、未来は自分たちでひらいていける、という心強いメッセージに感動しました。 
オーベルジュのバックヤードのやりとりも心遣いにあふれていて、素敵な職場でした。
お料理が美味しそうで、このオーベルジュに行ってみたくなりました。
両親が離婚してしまった子は可哀想でしたが、オーベルジュでの経験がきっと心の支えになるんだろうなと思います。
温かい読後感でした。ありがとうございました。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

月満ちる島のホテル
本当の自立は依存先を増し、それらの中から偏らず自由に選ぶ
教会の代わりにガゼポ
床と柱と屋根だけで壁のない建物 東屋のような休憩施設
未来予知は人間が秘めた能力
本能で災害を察知して逃げていく
祈りは最強の呪術 皆の意識を共鳴させて未来を変える
風の混じる秋の香りが濃くなった
収穫の月を意味する ハーベストムーンという九月の満月
規則性のある波のさざめき、深い森からのざわめき 厳かな旋律のようなセキレイの囀り
外から届く音が内なる祈り声と重なり合い、現実と夢との境界がほんの一瞬和らいだかのよう

月満ちる島のホテル
映像化したらさぞかし美しいだろう
レストランがメインのホテル
こちらのホテルで出される料理がとてもおしゃれ
地場野菜中心のコース料理
宿泊施設の一つの楽しみ
良好な景色と美味しい料理
そこに訪れるゲストは訳ありな人たちが多いようだけど
ホテルに訪れたことで未来を変えていく
そんな理想が叶えば本当に素晴らしい
束の間の時間に人生を変えるきっかけが生まれる
ただのバカンスではできないこと

実際に未来を変えるのは目に見えるほど単純でもなく
多くの人との関わりから成り立っている
関わりある人たち全員の未来を変えなくてはならない
それを実感させてくれる話でした
意外な結末でしたがとても良かったです
ありがとうございました

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

本当の自立とは依存先を増やすこと
自己解決能力は大事だけど人は誰でも家族や友人、仕事や趣味、いろんなものに依存している。たとえばその依存先がひとつだけだと、そこに依存心が集中してしまう。大事なのは多くの依存先を作ってそれらの中から偏らず自由に選ぶこと。それが真の自立だという考え方だ。

この文章を読むためにこの作品と巡り会えたんだと思えた。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

夢は子どものころの思い出の島にあるホテルに勤めること。雅は夢をかなえスタッフで働いている。島にある不思議な石の力、満月。それは一度だけ予知夢をみれる。そして未来は変えられるのか? 設定の島が現実と非現実を繰り返す。フィクションの映画をみてるように。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

満月の夜に、島のセキレイの集まる巫女の石の前で見る予知夢。不思議だけれど、その予知夢を見た人は皆、今と未来にしっかり向き合い、良いものに変えていこうと行動する。オーベルジュのホテルの仲間も素敵で、絵が浮かぶようでした。
最後は、どうなるか分からないところで終わるのもきっとどんどん皆の関係が良くなっていくと思えました。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

自然豊かな孤島のホテルで働く天原雅。ホテルの近くにある都市伝説を持つ「巫女の石」という物があり不思議な体験に誘うのだが・・・
様々な事情を抱え様々なお客様が泊まるホテルには、おもてなしも含め賑やかながらも優しい空気が流れているようです。そして様々な願いを抱え訪れる「巫女の石」はおみくじのようです。すなわち良い体験をすれば(「大吉」をひけば)それを信じ現実になることを願い、悪い体験をすれば(「凶」をひけば)それを避けるために努力する。その切実さに呼応するかのようなセキレイの集いは神々しさまで溢れているように思えてしまいます。また小さな躓きを繰り返しつつもその度に自力で、他力で立ち上がり成長する雅の姿に、日々の疲れを無意識に蓄積している自身を励まされているようでもあります。
不思議な体験を通し、日々成長し、穏やかな気持ちを体感できる物語。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

最初は、軽く読んでいく感じだと思っていたが、物語が進むに連れ、先を知りたい気持ちが高まってページをめくるペースどん早くなり、胸騒ぎがおさまらないラストにたどり着き、映画だったら、ここで「to be continued.,.」と出るのだろうなと思った。
そして本を閉じる直前、私もこの物語から突然、現実の世界に引き戻され、「あの時の選択は正しかったのか?」「じゃあ、あの時は…?」と考えさせられてしまった。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

満月の夜に巫女石の近くを訪れ、セキレイが囀ると予知夢を視ることができると言われている鶺鴒島。
正直、この手の物語はどんなに努力をしても運命は変えられない、という話が多い印象だが、この物語は違う。
”努力をすれば未来を変えられるかもしれない”
”かもしれない”とあいまいな表現だが、バタフライエフェクトのように一つの事象が流れを変える可能性があるように、
この物語にも様々な可能性が潜んでいる。それは未来への希望かもしれないし、絶望かもしれない。
実際に未来が見えた人物は涙を流したり、絶望に打ちひしがれたり、様々な感情が襲ってくる。
ただ、”未来を変えられるかもしれない”という一縷の希望を手繰り寄せるために努力していく。それは人生においてもどても大事なこと。
間違いなく、読者の背中を押してくれて心に寄り添ってくれる、高貴な作品だと私は感じた。

何よりも、情景描写がとても綺麗で映画化されたらきっと魅了されるだろう。
素敵なタイトルと表紙に興味を惹かれた方は是非手に取って読んでほしい。
読後の余韻と景色を感じてほしい。

未来がどうなるかわからない。
けれど、未来を変えるのは間違いなく自分であることを改めて学んだ。
美しくも力強い作品に出会えたことに感謝。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

鶺鴒島では“セキレイが囀る満月の日、巫女石の近くにいると予知夢を見る”と言われている。現実にしたくない夢を見た時、その未来を変えることはできるのか?島のレストランホテル「オーベルジュ鶺鴒」の美味しそうな料理と丁寧で感じの良い接客、島の美しい景色がとても魅力的で行ってみたくなりました。夢をみる勇気はないけれど。未来は努力で変えられるもの、未来は未定と信じたい。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

《未来を知る物語は、やがて未来を変える群像劇へ》

選択があるから現在がある。選択があるから未来が訪れる。

現在はもう変えられない。それは決定された〈今〉だから。
でも、未来がどうなるかは分からない。自分の選択によって変わっていくし、不可避なものが立ち塞がっているかもしれない。

それでも人は生きていくしかない。
未来は必ず現在となり、さらに次の未来に押しやられて、やがて過去になっていくのだから。

これを直視するのは、人には重すぎる。
だから人は〈予知夢〉に頼ろうとするのだろう。

自然豊かな「鶺鴒島」にただ一つ建つ、小さなレストランホテル「オーベルジュ鶺鴒」。

その道の脇にある〈巫女の石〉は、満月の夜、セキレイが群れる中で、それを望む者に一度だけ予知夢を見せてくれる。

だから毎月、満月の夜になると、その噂を聞いた客が未来を覗きに訪れる。
各話のタイトルが、その月の満月の名であることが心に染みてくる。

第1話は、野生のシバザクラなどの花が咲く4月の満月『ピンクムーン』。
第2話は、たくさんの草木が色鮮やかな花を咲かせる5月の満月『フラワームーン』。

それらは、未来を知り、自らが変わることで、その未来を変えようとする物語。
辛くもあるが、花のように希望に満ちた物語たち。

「オーベルジュ鶺鴒」の新人サービス係の雅は、気が弱く不器用ながらも、それに寄り添っていく。

そんな、優しい優しい物語。



そして第3話は、雄鹿が新しい角を生やす7月の満月『バックムーン』。

人のために変えなければならない未来を、雅は予知夢で知る。

人に話すことで、その未来が早く〈現在〉とならないように。誰にも話さず、独りで未来を変えようとする雅。

未来で見た手帳とは違う手帳を買い、さらには支配人・光樹の弟である放胆な太河の発案に抵抗してまで。

しかし雅は、〈未来〉を変えることと〈運命〉から逃れることが、同じではないと知ってしまう。

ならば、花が咲き乱れていた4月と5月の満月の希望は潰えるのか。
あの優しい物語たちが、一瞬で書き換えられたような衝撃。

その〈運命〉から逃れられるかもしれない方法は一つだけ。

それは、皆で〈未来〉に立ち向かうこと。

毎年生え変わる鹿の角のように、呆気なく抜け落ちた希望が、再び芽生える。
それはまさに『バックムーン』。

そして最終話、秋の実りを収穫する9月の満月『ハーベストムーン』が始まる。

「オーベルジュ鶺鴒」のスタッフみんなで未来を変えていくこと、運命にまで手を伸ばすことはできるのか。

自分を信じること。
仲間を信じること。
手を取り合うこと。

それこそが、『ハーベストムーン』。

息を潜めて、それでもさまざまに揺れ動く一人ひとりの思いを肌で感じながら、読み進めていった。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?